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ポサダから三賢人の日まで続く!メキシコのクリスマス休暇

記事投稿日:2020/02/05最終更新日:2020/02/05

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各国のクリスマス休暇は、それぞれに伝統的で特有。とても美しいものです。メキシコは国民のほとんどがカトリック教徒ということもあり、クリスマスはとても盛大に祝います。また、クリスマスの期間は長く、12月16日から1月6日まで続きます。今回は、メキシコの1ヶ月に及ぶクリスマス休暇についてお話します。

目次

クリスマス前のパーティー「ポサダ」

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ポサダ(posada)とは、12月16日から12月24日までのクリスマスの前、9日間に行われるパーティーのことを言います。ポサダは、マリアとヨセフがキリストの生まれる前に、宿を探して歩き渡っている場面を祝う、昔からのメキシコの習慣です。通常は、近所の人と集まりお祝いします。しかし、今日では子供の学校で開かれたり、友人同士で開くこともとても多いです。伝統的なポサダでは、参加者を2つのグループに分けてポサダの歌を歌います。

1つのグループは外に出て、別のグループは家の中に残ります。そして、それぞれが受け答えするように、マリアとヨセフが宿を探している内容の歌を歌います。その後は、食事をしたり踊ったりと、近所の人や仲間との交流を深めます。また、ポサダには、星形のピニャタも登場します。キャンディーを詰めたくす玉は様々な形がありますが、ポサダで使われるピニャタは、星型のピニャタと決まっています。

クリスマス・イブとクリスマスの過ごし方

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12月24日はクリスマス・イブ。メキシコのクリスマスディナーは、通常この日に行われます。この日は家族皆が集まり盛大にお祝いする日です。メキシコ人は前日、または2日前から、家族皆が3日間くらい食べられるほどの大量の料理を作ります。メキシコで、クリスマスに食べれるのは、バカラオと呼ばれるタラの煮込みやローストポークです。もちろん、ローストチキンやローストターキーを食べる家庭もあります。
この日は、家族と食べて飲んで踊って、朝方まで楽しく過ごします。次の日、12月25日のクリスマスの日は、皆遅くに起きてイヴと同じものを食べて、家でゆっくりと家族とくつろぎます。銀行やデパートも閉まってしまうため、出かけずに家でのんびり過ごす人は多いです。

1月6日の三賢人の日の祝い方

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クリスマスが終わっても、メキシコのクリスマス休暇のお祝いは終わるわけではありません。最後のお祝いは、年が明けた1月6日にやってきます。この日は、三人の賢人がキリストの誕生を祝福した日(Reyes de Magos)として祝われます。メキシコでは、クリスマスの日ではなくて、この日にプレゼントをもらう子供も多くいます。つまり、手紙もサンタ・クロースにではなく、三賢人宛てに書いてツリーに置いておくのです。また、この日はパン・デ・ロスカ(Pan de Rosca)というパンを食べる習慣もあります。このパンは、ドーナツ型のパンで、パンの上はアテと呼ばれるフルーツでできた、羊かんのような食感のスイーツやドライフルーツがのります。

パンの中には赤ちゃんのキリストの人形が入っています。自分がもらったスライスの中に、この人形が入っていたら、翌月2月2日にタマレスを作るという決まりがあります。(最近は、本当に作る人はあまりいない)。パンは、家族や職場の仲間と食べることが多く、人形を当てるのもゲーム感覚で楽しみます。ここまで来て、ようやくメキシコのクリスマス休暇は終わります。約1ヶ月間、キリストの誕生に関わるお祝いが続きますが、お祝いごとにメキシコの伝統や文化を感じる素晴らしい期間です。

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Yu Larraz
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記事投稿日:2020/02/05最終更新日:2020/02/05

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