公開日:
最終更新日:
【メキシコ】一生に一度は行きたい世界の絶景!ダイバーの聖地、透明度抜群のセノーテダイビング!
ダイビングを趣味とされてる方はこの「セノーテ」というダイビングポイントを聞いたことがあると思います。ダイビング雑誌でも数多く特集をし、テレビのメディアでも何回か見たことがあります。
ダイビング業界ではNO.1の透明度の高さ!噂では100メートル先まで見えるとか。ダイバーなら人生において一度は潜ってみたいと思う、夢の泉、そんな魅力的満載なセノーテに実際行ってダイビングをしてきました!
目次
セノーテってどこにあるの?
セノーテはメキシコの東部ユカタン半島に数えきれないほど存在します。およそ4,000~5,000個程。そのうちダイビングができるのは20個程です。
カンクンから多くのセノーテツアーがあるので、カンクンから行かれる方が多いかと思いますが、私のお勧めはカンクンからのツアーではなく、70キロほど南にあるプラヤデルカルメンからのツアーをお勧めします。
カンクンからADOバスを利用し、料金は74ペソ(約450円)で、所要時間は75分ほどです。このプラヤデルカルメンもとても綺麗な海が広がるリゾート地です。
カンクンに比べると小さい街ですが、その分ローカル感が強く、宿や外食もカンクンより安めです。
そしてセノーテに行くのもカンクンから向かうより、プラヤデルカルメンの方がセノーテに距離が近いので、カンクンから朝一のツアーでセノーテに向かっても着いた頃には他の観光客で埋まっていることなんてしょっちゅう。
プラヤデルカルメンから朝一で向かうと誰もいないセノーテを堪能することができます。
そもそもセノーテって何?
セノーテとはそもそも古代マヤの言葉で「聖なる泉」を意味します。マヤの歴史の中でセノーテは神の声を聞くために生贄をささげた場所でもあると言われいます。
石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸、泉で実に4,000~5,000個程あり、全てのセノーテかどうかはわかりませんが、個人の所有物なので、各セノーテで潜るルールが違います。
セノーテでのスキューバダイビングするためには?
ダイビングのライセンスはもちろん必須ですが、洞窟ダイビングになります。
どういうことかというと、基本的に水面に出られない場所でのダイビングになるので、緊急浮上ができない場所がたくさんあります。
なので途中でパニックにならず、ガイドの指示に冷静に従い、水面がある所まで戻るための判断力が必要です。途中でパニックになって緊急浮上しても水面がありませんから。
そしてセノーテは先ほど言った通り、地下水が溜まった泉です、そう、海水ダイビングではなく淡水ダイビングになるんです!
海水と違い、淡水は浮きやすく、セノーテは中性浮力を非常に重要視するダイビングスタイルです。沈みすぎると泥を巻き上げ、視界を悪くする原因となり、閉鎖的空間での視界不良ダイビングは非常に危険です。
なのでセノーテダイビングはCカードのランクよりスキルを重要視されるので、ダイビングのライセンスを取ったからすぐに潜れるポイントでは正直ありません。
安全に楽しく潜るためにもある程度経験を積み重ね、セノーテダイビングを楽しみましょう!
ダイビングに自信がないからセノーテは行けない!?ということは決してありません。そんな人にお勧めするのが、セノーテの中で一番有名なグランセノーテでのスノーケル。
ライフジャケットをつけて泳ぐので、泳げない人もダイビングのライセンスを持ってない人でも問題ありません!水中を覗くと水面下に広がる鍾乳石、そして驚異的な透明度、空から降り注ぐ幻想的な光のカーテンを是非堪能してください!
実際ダイビングをしてみて
私はChac-Mool(チャックモール)というところをダイビングしました。私がダイビングをしたのが2017年6月でしたが、次の月から所有主の意向によりカメラの持ち込みを全面禁止するとのことだったので、私は運よくカメラを持ち込むことができました。
おそらく最後の画像になるでしょう!
エントリーしてすぐに現れるのは光のカーテン!チャックモールには沢山の木が沈んでいますが、それがまた絵になり、流木&光のエリアを抜けると天井から鍾乳石が現れ始めます。数万年前からある鍾乳石です!
そしてセノーテでのダイビングの醍醐味は海水と淡水が交わる境界線が見える「ケモクライン現象」です。混ざり合うとガムシロップを入れたときのように水がモザイク状になります。この現象を見れるダイビングポイント世界中でも数少ないです!
最後に
スキルが少し必要なダイビングポイントではありますが、スキューバダイビングでもスノーケルでも十分に楽しめるセノーテ。
古代マヤの歴史に触れながら神秘的な場所に訪れてはいかがでしょうか!?
Rankingメキシコ記事ランキング
-
Maya.S
- スキューバダイビングのインストラクターが職業でもあり趣味です。海はもちろん自然大好き、生物大好き、写真撮るのはもっと好き:)2015年からワーホリと世界一周を繰り返して旅を続けています。