たびこふれ

【たびこふれ美術館】第5話:嵐山に新しい美術の発信地が誕生!美しき日本美術の世界「福田美術館」

記事投稿日:2019/11/26最終更新日:2019/11/26

Views:

こんにちは♪

たびこふれ美術ライターのやすおです!

11月も半ばに差し掛かり、いよいよ紅葉の季節がやってきましたね。

私の住む関西で紅葉といえば大阪箕面や丹波篠山、滋賀の長浜など数えきれないほどの紅葉の名所があります。

でも・・・やっぱり外せないのは京都なんですよね、特に「嵐山」!渡月橋の奥の山々、紅葉に抱かれた名刹の数々・・・やっぱりこの季節は嵐山に行かなきゃ!

ただ、「嵐山の紅葉はもう何回も行ったしなぁ」なーんて方もたくさんいるはず。

では今年はそんな嵐山に紅葉+アルファで美術も楽しんでみませんか?

今年10月1日に嵐山の渡月橋近くに新しい美術館が誕生しました。その名も「福田美術館」

これから2回に渡り、福田美術館と開催中の開館記念展示会についてレポートいたします!

芸術の秋にどっぷりと素晴らしい日本美術を愛でる旅に出かけましょう♪

目次

そもそも福田美術館とは?

百聞は一見にしかず!

先ずはこちらサイトの中の動画をご覧くださいませ→動画を見る

いかがでしたでしょうか?

福田美術館は2019年10月1日、「100年続く美術館」をコンセプトに嵐山に新しく開館した美術館です。

オーナーである福田吉孝さんは京都で育ち、京都で起業。「事業を続けられたのは地元のみなさまの厚いご支援があってこそ」との思いから、京都への恩返しを実現させるために美術館の建設を決意されたそうです。

渡月橋のすぐ近く、桂川のほとりにたたずむ静かな美術館は、そんなオーナーの思いを継いだ長女である光佐さんが館長を務められ、私たちにお目見えを果たしました。

ただ、動画をご覧いただいて思いませんでしたか?

美術館の動画なのに・・・

・・・

・・・

全然、美術品出て来ねぇ!!(汗)

いや、最後にちょろっとは出て来るんですが、私にはそれがちょっと衝撃でした。

とりあえずその秘密はまた次回にて。

さっそく美術館に入ってみましょう!

モダンな雰囲気の美術館で日本画鑑賞

フクビ2.jpg

美術館の入口はこんな感じ。

入口にはちょうど見ごろを迎えた紅葉が出迎えてくれました。そこから見える建物は、ガラスで中が透けて見えることでとっても軽やか。

よくある、「美術館」と聞いて身構えてしまうような重厚感は逆になく、おしゃれなカフェにでも入るような気分で入館できるのがいいと思いました♪

フクビ4.jpg

受付にて料金を支払い入館、大人は当日券1,300円とのこと。(詳細後述)

あと個人的にとてもいいなと思ったことは、なんとオーディオガイドが無料!!

眺めるだけの観光もいいんだけど、ちょっとぐらい解説があったら・・・と思っても入館料プラスでオーディオガイド代はちょっと懐に痛いところ(涙)

それがこの美術館ではQRコードを読み取って自身のスマホで解説が聞けるようになっている上に、スマホをお持ちでない方には案内の入ったスマホごと貸してもらえるシステムになっています。

ロッカーも無料なので(100円硬貨のリターン式)いらない荷物などはすべて押し込んで、パンフレットや美術館のご案内・作品目録を受け取って展示室へGO!

コンパクトながら落ち着きのある展示室

フクビ5.jpg

展示室は「ギャラリー1」「ギャラリー2」「パノラマギャラリー」の3室。

今回の展示会では「ギャラリー1・2」が日本画の展示となっており、照明が落としてあってわびさびを重要視する日本画にもってこいの雰囲気。

「パノラマギャラリー」は西洋画の展示で自然光の入る明るい雰囲気。刷り込まれているのかもしれませんが、やっぱり洋画には明るい部屋が似合いますね。

どの展示室もきれいな長方形の形は順路を気にすることなく気になる作品から見ることができて機能的でした。

きれいな形のおかげで周りの人たちのしゃべり声がかなり響いて聞こえてしまうのですが、「声を抑えられないほどの感動!」ということにして大目(おおめ)に見ましょう(笑)

いいものに出会えたらすぐ人に伝えたくなるもんね。

フクビ6.jpg

全ての作品には上の画像内右のような説明書きが添えられています。

作品のタイトルや画家の名前だけに留まらず、作品の解説も簡潔に書かれておりオーディオガイドを借りなかったとしてもある程度の理解はできるようになっています。(むしろオーディオガイドはこれにちょっと情報を足したほどにまとめられています)

こちらの美術館のコンセプトが、「日本美術に馴染みがない方が見ても、感動を覚える」作品、なのだそうです。

作品は一級品でもやはり、絵に馴染みのない方にはちょっとした説明があるだけでも助けになりますよね。そういう気遣いもステキ♡

あと、もう一つ素敵だと思ったのが、

「写真撮影OK、SNSにどんどん載せて」

という懐の広さ!!

一部撮影不可の作品はあるものの、私が確認した中では45点の展示品のうちの2点のみ。

それ以外は「どうぞどうぞ」のスタンスで、

おかげさまでバシバシ撮りまくってきました(笑)

鑑賞に疲れたら最高のカフェでまったりと

フクビ3.jpg

この美術館の一つの売りは「最高の立地」。

美術館にカフェが併設されており、窓越しに渡月橋と桂川の流れを眺めることができるようになっています。窓が大変大きいためとても開放的で、鑑賞合間の休憩にちょうどいい時間を与えてくれます。

私の横に座っていたお姉さんはゆったりとエアメールで手紙を綴っていました。そういう時間って贅沢♡

フクビ7.jpg

とても美術館の中のカフェだとは思えないおしゃれメニュー☆

展示品だけじゃなくて、こっちもSNSでどしどし載せられてそう(笑)

売店で気に入った作品をお手元に

フクビ8.jpg

展示を楽しんでカフェでお茶したらいよいよ売店へ。

売店には今回の展示のコレクションブックはもちろん、今回出品されていた円山応挙や伊藤若冲などの書籍も多数。あとはポストカードやクリアファイルなどのミュージアムショップ伝統の品々や、作家さんによるアクセサリーなども置かれていました。

個人的には竹内栖鳳の「金獅子」が、どでかく描かれたブランケットが気になったのですが、使う場所を選びすぎるかなと断念。

おとなしく一番気に入った作品、「駅路乃春」のポストカードとコレクションブックだけを購入しました。

フクビ9.jpg

・・・

でも今更ながらブランケット買っておけばよかったかもと後悔・・・

こんなもんですよね、人生(涙)

みなさんも是非、福田美術館へ!!

いかがでしたでしょうか?

福田美術館は前述のように、「日本美術に馴染みがない方が見ても、感動を覚える」美術館を目指しているそうです。

「美術館」と聞いて思い浮かぶような堅苦しい気持ちは捨てて、

美しい美術品を鑑賞しに、

渡月橋の素晴らしい景色を眺めに、

おいしいカフェメニューをいただきに??

足を運んでいただけたらいいなと思います。

癒しの、隠れ家のような美術館。

どうぞこの秋、味わってみてくださいませ☆

次回は、ただいま開催中の「開館記念 福美コレクション展」についてレポートします!

お楽しみに♪

福田美術館 基本情報

  • 住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
  • 営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 料金:一般・大学生1,300円(1,200円)、高校生 700円(600円)、小中学生 400円(300円)
    ※()内は団体料金/障がい者と介添人1名まで:700円/嵯峨嵐山文華館共通券:2,000円
  • 定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始
  • 交通アクセス:JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩12分
    阪急嵐山線「嵐山駅」下車、徒歩11分
    嵐電(京福電鉄)「嵐山駅」下車、徒歩4分
  • 福田美術館の公式サイトはこちら

プロフィール画像
この記事を書いた人
山上やすお
  • Facebook シェア
  • twitter シェア
  • はてなブックマーク  シェア
  • LINE シェア

記事投稿日:2019/11/26最終更新日:2019/11/26

Views:

京都のアクセスランキング

    © 2017 TabiCoffret Co.,Ltd.