エジプト・アブシンベル神殿は約3300年前から現代へ続く遺産

目次

古代エジプトの遺産「アブシンベル神殿」

エジプト南部のヌビア地方にそびえるアブシンベル神殿は、約3300年前にラムセス2世により建造された神殿です。きっと誰もが歴史の資料集でみたことがあるであろう、この神殿について紹介していきます!

アブシンベル夕方.jpg

そもそもラムセス2世って?

ラムセス2世って誰?そう思う方も多いかも知れません。日本では「古代エジプトと言えばツタンカーメン」というイメージが強いですが、エジプトでは1番といって良いほど人気なファラオなんです。

エジプト新王国第19王朝のファラオであるラムセス2世は、紀元前13世紀頃、約66年にたってエジプトを統治したと言われています。

ラムセス2世.jpg

永遠の記念としての神殿

アブ・シンベルの街は、カイロより南に約1,180km離れたヌビアと呼ばれる土地にあり、現在はスーダンとの国境近くに位置しています。古代エジプトにとってヌビアは軍事的・商業的に重要な場所であり、ラムセス2世はこの地にいくつかの神殿を建てましたが、アブシンベル神殿は自身を神格化して祭っていて、永遠ににその強大な権力を記念するた目的があったと言われています。

おすすめの観光プランは?

ここまでアブシンベル神殿の成り立ちについて紹介してきましたが、ここからはおすすめの観光プランについてご紹介したいと思います。

朝日②.jpg

わたしがおすすめするのは、朝日が昇る時間の観光です。アブシンベル神殿は、現在ナセル湖に向かってそびえたっており、正面から朝日に照らされるように設計されています。朝日が昇る前から神殿の前で待機していると、徐々に神殿がオレンジ色に照らされていき、見る者全てを魅了する美しさを放つのです...!神殿の入り口上部に掘られた太陽神「ラー・ホルアクティ」の存在を感じるようで、感動的な体験ができますよ!

ナセル湖朝日.jpg

音と光のショー.jpg

その他にも、船に乗りナセル湖から神殿を眺めるもよし、夜の音と光のショーでプロジェクションマッピングで楽しみながら歴史を学ぶもよし!時間帯によって全く異なる表情を見せるのが、アブシンベル神殿の魅力の一つだと思います。

最後に

古代エジプトの魅力溢れるアブシンベル神殿。ぜひ皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか?

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イスラーム建築オタクの23歳。人生一の絶景は、サハラ砂漠で見た満点の星空。ウズベキスタンに移住することが夢です。

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