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絶景と美しい海が広がる断崖の町!ポリニャーノ・ア・マーレとは?

記事投稿日:2019/11/25最終更新日:2019/11/25

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南イタリアのプーリア州に位置する小さな町「ポリニャーノ・ア・マーレ」。イタリアではリゾート地としても知られ、海の美しさや断崖に建てられた町並みなどが有名です。日本ではまだまだ知られていない、この小さな美しい町の魅力をご紹介します。

目次

1. プーリア州にある町「ポリニャーノ・ア・マーレ」とは

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<写真はイメージです。Photo by Pixabay

日本では、まだあまり知られていない「ポリニャーノ・ア・マーレ(Polignano a Mare)」。ブーツの形をしたイタリアの土地において、"かかと"の辺りに位置する、人口約1万8,000人の小さな町です。この町の特徴は、美しい海と浸食されて出来た断崖の上に町が建っているという独特の景観。断崖の高さはなんと約25メートルあり、まるで洞窟から海を望むような風景は圧巻です。

古代ギリシャ時代にさかのぼる町の歴史

町中は綺麗に整備されていますが、その歴史はとても古く、古代ローマ時代まで遡るほど。特に「歴史的中心地区(チェントロ・ストーリコ:Centro storico)」と呼ばれる旧市街地には、古代ローマ時代の名残が残る教会や広場などが保存され、歴史ある建物と現在の生活とが調和した町並みを見られます。

規模は大きくないので、半日あれば徒歩で回ることができます。白亜のかわいい町並みは写真好きの方にもぴったり!海に面しているため、白い建物の間から青い海がのぞき、タイムスリップしたような感覚に。カメラ片手にぶらりと歩きたくなる町並みが広がっています。

なお、「チェントロ・ストーリコ」はイタリア各地にあり、ローマやフィレンツェ、ナポリ、シエナなどの都市では、チェントロ・ストーリコの区域自体が世界文化遺産に登録されていることも。散策や町歩きが好きな方にとって、格好のスポットとなることでしょう。

近くには、バーリや世界遺産のアルベロベッロ等の観光地も

プーリア州の観光地で有名なのは、州都であるバーリや、とんがり屋根で知られるアルベロベッロ。ポリニャーノ・ア・マーレは、これらの町から車で約30分と近い距離。町自体は、半日ほどあれば徒歩で回れるため、近郊のバーリやアルベロベッロからのショートトリップとしてもおすすめです。

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2. ポリニャーノ・ア・マーレの美しい海で、バカンスを満喫!

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<写真はイメージです。Photo by Pixabay

プーリア州といえばオリーブの産地としても有名ですが、美しい海も魅力の一つ。5~6月頃から、海辺は海水浴を楽しむ人でいっぱいになります。7~8月のバカンスシーズンになるととても混みあい、浜辺は座る場所もないくらいに。

バンディエ・ラ・ブルーの称号をもつ美しい海

ポリニャーノ・ア・マーレの海は「バンディエ・ラ・ブルー(Bandiera Blu)」の認定を受けています。これは日本で「ブルーフラッグビーチ(Blue Flag beach)」と呼ばれるもので、ヨーロッパの検査機関FEEが行う、各種基準をクリアしたビーチを認める取り組みのこと。1985年にフランスで創設され、1987年にヨーロッパが加わって、今日では世界的に展開しています。

バンディエ・ラ・ブルーに認定されるためには、水質や環境マネジメントの他、安全性や環境教育など33項目の認証基準を全て満たし、かつ毎年の審査に合格する必要があります。日本ではまだあまり知られていない取り組みですが、イタリアでは美しい海の基準の一つになっています。

3. ポリニャーノ・ア・マーレの観光スポット

小さな町ながら、見所はたくさんあります。徒歩で回れるので、カメラ片手に美しい海と町並みを散策してみましょう。町は昔の町並みを守っているため、ところどころに階段や高低差があります。またビーチは砂浜ではなく小石が多いので、観光時はスニーカーやフラットシューズでの移動が便利です。

断崖の間のブルーの海!ポリニャーノ橋からの眺め

地上約25mの断崖に建つポリニャーノ・ア・マーレの町。断崖から海を望むなら、「ポリニャーノ橋(Ponte di Polignano)」へ行ってみましょう。侵食された崖の間にビーチがあり、美しい青い海へと広がっていくポリニャーノの象徴的な景色を見ることができます。ポリニャーノを訪れたら欠かせないフォトスポットでもあり、カメラやスマホで撮影する人も多くいます。

イタリアのシンガーソングライター、ドメニコ・モドゥーニョの生誕地

日本では"ヴォラーレ(Volare)"として知られる名曲、「Nel blu dipinto di blu」を生み出した"イタリアのシンガーソングライターの父"と言われるドメニコ・モドゥーニョは、ポリニャーノ・ア・マーレ出身。名前を聞いてピンと来なくても、曲を聞けば知っている人も多いのではないでしょうか。

イタリアのサンレモ音楽祭でこの曲が入賞し、一躍世界的に有名になった歌手です。今聞いても色あせることない魅力的なメロディーは、美しい青い海が広がるポリニャーノ出身の彼だからこそ生み出せた名曲なのかもしれません。

冬でも楽しめるイルミネーション

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<撮影:La luce del Sud>

夏のイメージが強い南イタリア。美しい海で知られるポリニャーノ・ア・マーレも夏がベストシーズンと思われるかもしれませんが、冬でも楽しめます。

クリスマス前に行われるイルミネーションは、町中が光に包まれて幻想的な雰囲気に。イルミネーションを見るというよりは、広場の大きなツリーに出会ったり、路地や町角に置かれた雪だるまやトナカイの置物を見たりと、町を歩きながらイルミネーションを体験できるのが特徴。この時期は町歩きをしながら、光で溢れた町並みを楽しむことができますよ。

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ポリニャーノ・ア・マーレは夜の散策もオススメ♪

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<撮影:La luce del Sud>

夏場は日が沈むのが遅く、夜でもバールやレストランが開いているため、夜でも散策しやすいという特徴があります。ライトアップされた海岸や、光に照らされる町並みは昼とは違った表情が楽しめるため、夕方~夜に訪ねてみるのもオススメです。

4. ポリニャーノ・ア・マーレへのアクセス

バーリやアルベルベッロからは、車で約30〜40分ほど。公共交通機関を利用する場合は、国鉄のバーリ中央駅から、レッチェ(Lecce)もしくはブリンディシ(Brindisi)方面行きの普通列車に乗って約30分で到着です。

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記事投稿日:2019/11/25最終更新日:2019/11/25

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