クプアスー?ジャンブー?アマゾンにしかない不思議な食べもの!!【後編】

ボン・ジーア!ゆまです。

不思議な食べ物がいっぱいなアマゾン地域。初めて訪問してから、フルーツや珍しい川魚などの魅力の虜になっています。

後編でも、アマゾンでしか食べられない食べ物を紹介します。

>クプアスー?ジャンブー?アマゾンにしかない不思議な食べもの!!【前編】はこちら

目次

カスターニャ・ド・パラー

カスターニャ・ド・パラーは、ブラジルナッツとも呼ばれるスーパーフード。ブラジルの先住民の中にはカスターニャ・ド・パラーを健康のために毎日食べていると言われています。1日に食べるべき量は1個で、がん予防にもなるそうです。
ナッツは硬い殻に覆われており、市場では金槌を使わないと割れないようでした。
そのまま食べるのも美味しいですが、魚と一緒に食べたり、サラダにして食べたり、と色々な料理に使えるそうですよ。

健康にも良いカスターニャ・ド・パラー.JPG

健康にも良いカスターニャ・ド・パラー。

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ナッツは市場でキロ売りしています。

ププーニャ

昔は地元の人から、パンの代わりに食べられていたというププーニャ(ヤシの実)。現地の人は塩水で茹で、皮を剥いて食べるそう。生では食べることができないんだとか。
これを5~6個食べるだけで十分お腹を満たすことができます。
中には大きな種が入っており、実はカボチャみたいに黄色く、ブラジルのコーヒーによく合います。

タンバキ

アマゾンの川魚、タンバキはタイのような形をした魚で、ピラニアと同じくらい大きくなります。椰子の実が大好物なため、岸辺に熟れた樹の下があると居つきます。私は焼いてもらって食べましたが、脂たっぷりで最高でした!ぜひアマゾンまで行ったら試してください。おすすめですよ。

釣ったばかりのタンバキ.JPG

釣ったばかりのタンバキ。

焼いたタンバキは脂たっぷり!.JPG

焼いたタンバキは脂たっぷり!

ピラルクー

太古よりアマゾンで生き残るという、2メートルを超える世界最大の淡水魚がピラルクー。およそ1億年前から姿が変わっていないことから、「生きた化石」とも呼ばれるそうです。
アマゾン河に生息し、昔から先住民に食べられてきましたが、現代の人にも「アマゾンのタラ」と呼ばれ、食べるのが好きな人も多いです。癖がなく、焼き魚、ソテー、フライなど、どんな食べ方でも合いますよ!

ピラルクとチーズが合います.JPG

ピラルクーとチーズが合います!

マニソバ

見た目が黒くお世辞にも良いとは言えませんが、美味しいのが「マニソバ」。パラー州のフェイジョアーダとも呼ばれており、キャッサバ(ブラジルではマンジョッカと呼びます)の葉っぱと色んな肉の部位を煮込みます。これが、出汁が効いて美味しいです。

見た目は悪いが美味しいと評判の「マニソバ」.JPG

見た目は悪いが美味しいと評判の「マニソバ」

タカカー

キャッサバ(マンジョッカ)を煮込んで毒抜きしたしぼり汁が、トゥクピー。これが入った「タカカー」は、酸味ととろみがあるスープで、日本人からは「アマゾンの味噌汁」とも言われています。エビ入りのタカカーは、どことなくトムヤムクンが辛くなくなったような味がするので、アジア料理が好きな人にはオススメの味です。

アジア料理のようなテイストのタカカー.JPG

アジア料理のようなテイストのタカカー。

まとめ

アマゾンに行ったら試してみたい、不思議な食べ物の数々を紹介しました。いかがでしたか?ぜひブラジルで試してみてください!
日本人にも食べやすい味で、きっと気に入りますよ。

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ゆま

日系人に魅せられ、2018年にブラジルのサンパウロへ。邦字新聞の記者をしている仕事柄、ブラジル文化とは程遠い日本文化どっぷりの日々を過ごしています。たまには大好きな遺跡に行ったり、ヨーロッパ風の町で過ごしたり、ブラジルっぽくカーニバルに繰り出してみたり。

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