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ドイツ旅行で事前に考えておきたいこと5選
海外に旅行に行くと、計画通りの旅行を楽しむのは簡単ではないでしょう。場合によっては多くの時間やお金をかけた旅行が台無しになってしまうことがあるかもしれません。ですが、旅行の計画の際に幾つかの点を意識しておくと、大きなトラブルを避けることができたり、計画通りの旅行を楽しむことができるでしょう。
そこで今回はドイツ旅行の際に事前に考えておきたいこと5点のことを紹介したいと思います。
目次
- 1. 電車の遅延を考えてスケジュールを組む
- 2. 夏時間と冬時間に気を付ける
- 3. 事前に購入できるチケットは手配する
- 4. 日曜日、祝日はショッピングができないことに注意する
- 5. 冬季の観光施設の営業時間、移動の際の乗換に注意する
1. 電車の遅延を考えてスケジュールを組む
ドイツを旅行する際にドイツ全土に鉄道網を持つドイツ鉄道を利用することがあるかもしれません。ですがドイツ鉄道は日本に比べると電車の遅延が多く起こっています。ある調査によれば、ドイツ版新幹線であるICEを含む遠距離列車の遅延率は20%を越えているそうです。数分の遅れであれば問題ありませんが、場合によっては数時間の遅れもあります。
そのためドイツで電車を利用する際には、日本ほど正確に運行しないことを覚えておくと良いでしょう。そして乗り換えの少ないルートの検討や、余裕のある乗り換え時間を考えることをお勧めします。
2. 夏時間と冬時間に気を付ける
ドイツには日本にないサマータイムがあり、夏時間の際には日本との時差が7時間、冬時間には日本との時差が8時間になります。そのため旅行に行く時期に応じて、日本と時差が何時間であるか、しっかりと確認しておきましょう。
また冬時間から夏時間に、夏時間から冬時間に変わる日は、時計の針が進んだり、戻ることになります。こうした時間の変更はドイツ人でも勘違いすることがあり、予定に間に合わないことがあります。旅行者であれば、余計に時間を勘違いする可能性が高いでしょう。そのため旅行の前段階で旅行中に夏時間や冬時間に変わる日が含まれているかしっかりと確認しておきましょう。
3. 事前に購入できるチケットは手配する
コンサートやサッカーなど人気のあるイベントでは、当日にチケットを購入することは簡単ではありません。そのため予定が決まった時点でチケットを手配すると良いでしょう。このようなチケットの準備は美術館や博物館でも同じことが言えます。
ベルリンであれば、週末の博物館島は混むため長蛇の列で待たされることがあります。そのため人気がありそうな美術館や博物館を訪れるのであれば、事前にホームページでチケットを購入しておきましょう。そうすれば入場時に列に並ぶことがなく、貴重な時間を無駄にすることはありません。
4. 日曜日、祝日はショッピングができないことに注意する
海外旅行ではお土産を買うのも重要なイベントの一つです。そんなお土産購入で、身軽に旅行するため旅行最終日に買うことを考える人もいるでしょう。そこで忘れてはいけないのはドイツの百貨店やスーパーマーケットの営業日。ドイツでは百貨店やスーパーマーケットなどの商業施設は日曜日と祝日が休業日です。
最終日に購入する予定で、その日が日曜祝日なら、お土産探しが大変になります。そのため旅行の日程が決まったら、いつお土産を購入するか決めておきましょう。もし予定日が日曜日なら、予定を変更しましょう。また平日であっても、ドイツの祝日の可能性もあります。そこでドイツの祝日も調べて、重なっているようであれば、別の日をお土産の購入日に充てましょう。
5. 冬季の観光施設の営業時間、移動の際の乗換に注意する
ドイツの冬は厳しく、気温はぐっと下がり、日没時間が早くなります。例えば、冬季では日没が16時前後になり、それに合わせて一部の観光施設の閉館時間は前倒しになります。そのため観光施設の冬季の営業時間や営業日を事前に確認しておきましょう。また1月や2月には多くの地域で気温がマイナス10度近くまで下がります。こうした中で電車の乗り換えで屋外で待つことは体調を崩すことに繋がります。冬季に地方の駅で長時間の乗換え待ちを避ける、もしくは乗換えの少ない移動ルートを事前に考えておきましょう。
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K.Hayashi
- 大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。