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初めてのハワイ旅行でも大丈夫!入国審査で困らない手順を解説

記事投稿日:2019/10/10最終更新日:2019/10/10

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「ハワイは日本人観光客が多いと聞いているけれど、英語は苦手だし、無事に入国できるのかなぁ......」と、初めてのハワイ旅行を間近に控えた友人がポツリ。何度も訪れている筆者であっても、入国審査(イミグレーション)のときはドキドキ。入国審査官がパスポートにスタンプを押してくれるとホッとします。

初めてハワイ旅行をする場合、入国審査(イミグレーション)や非日常な体験ですし、普段英語を使わない方の場合はきちんと渡航目的などを伝えられるか、不安に思うのは当然です。

でも、事前にその流れをイメージできていれば、不安は半減するはず。安心して入国審査に臨めるでしょう。今回はそのために必要な情報、手順をご紹介します。

目次

<1. ハワイの入国審査で準備すべきこと>

<2. いざハワイ旅行!入国審査を受ける前にすべきこと>

<3. 入国拒否!?焦らないためのTips>

<まとめ>

1. ハワイの入国審査で準備すべきこと

まずは入国審査に必要な書類の準備から始めましょう。ハワイ州はアメリカ合衆国に含まれるため、ESTAの準備も忘れてはいけません。

日本からハワイへ行く前にすべきこと

ハワイへ渡航する際は、アメリカ入国日から帰国日までの期間以上有効なeパスポート(IC旅券※)、次の目的地までの往復航空券(乗船券)を所持していなければなりません。

eパスポート(IC旅券)とは、2006年3月20日以降原則発行されるパスポートを指します。これはICチップが組み込まれたもので、ビザ免除プログラムを適用した状態でアメリカへ渡航する場合、このタイプのパスポート取得が必須です。

通常、アメリカへ渡航する人は、滞在期間+6カ月間有効のパスポートが必要です。しかし日本の場合は、国別協定(Six-Month Club)で定められている「6カ月ルール」が免除される国のひとつ。そのため、日本国籍を持つ人であれば、パスポートの有効期間は先ほどの期間まで有効であればOKとなります。

とは言え、滞在日数ギリギリというのはよくありませんので、最低でも入国日から90日以上期間が残っている方が望ましいとされています。

これらに加え2009年1月より、ESTA(電子渡航認証システム:Electronic System for Travel Authorization)の取得が義務付けられました。eパスポートは、住民登録をしている都道府県のパスポート窓口で、ESTAは、ESTA申請サイトから申請します。

パスポートの取得やESTAについては、関連記事も参考にしてみてくださいね。

【関連記事】

ESTAの「模倣サイト」に注意!

最近、アメリカ政府の「ESTA申請公式サイト」に似せた申請代行Webサイトがあることはご存知でしょうか。このサイトで申請すると、申請費用の$14以外に高額な手数料が取られてしまいます。

実は昨年、筆者の家族もこの代行サイトに引っかかってしまい、合計で$100近い額がクレジットカードから引き落とされてしまいました。

GoogleやYahoo!で「ESTA 申請」と検索してみると、正しい「ESTA(エスタ)申請 | 在日米国大使館・領事館」のWebサイト以外に、「ESTA申請」を名乗る代行サイトがいくつも並びます。注意してくださいね。

2. いざハワイ旅行!入国審査を受ける前にすべきこと

残存期間が有効なeパスポートは持った、往復の航空券(eチケットの場合は印刷を)は持った、ESTAは取得した......となれば、あとはハワイへ向けて出発するだけ!ここからは、機内でやることから空港に到着してからの流れを解説します。

2_1. 機内でやるべきこと

離陸してしばらくすると、「税関申告書」が配られます。これは、アメリカの税関に申告が必要なものがないかを記載するものです。

【「税関申告書」の書き方】
申告するものがあってもなくても、必ず「税関申告書」は家族単位で1枚、提出しなくてはなりません。初めての場合、書き方に戸惑うことも少なくありません。あわてることのないよう、事前に以下の項目をメモしておくとよいでしょう。

  • 滞在するホテル名と住所(複数箇所に泊まる場合は、最初に泊まる所)
  • 市(例:Honolulu)
  • 州(例:Hawaii)
  • 旅券番号(狭い機内で情報を書き写すのは結構面倒です)
  • 航空会社と便名
  • 「はい」「いいえ」で答える質問(観光で訪れる場合、ほぼ「いいえ」を選ぶ)
  • 「私(私たち)は以下のものを持ち込んでいる」欄(自炊するための食品を持っている場合は、aの項目で「はい」を選ぶ)
  • 品目の説明欄(ハワイの友人に渡すお土産などを持参している場合は、商品名と小売価格を記載)

※ライター註:JALのWebサイトにて、「税関申告書」の詳しい書き方が載っています。こちらもぜひ参考にしてください。

ハワイ-入国審査-01.JPG
<この景色が見えてきたら、間も無く着陸です。>

2_2. ダニエル・K・イノウエ空港でやること

ハワイ-入国審査-02.JPG
<ランディング。滑走路の向こうにダイヤモンドヘッドが見えます。>

さて、空港に着いたらいよいよ入国審査です。入国審査は英語で「 Immigration(イミグレーション。日本語ではイミグレと略すことも)」と言います。手順をしっかり確認してから臨みましょう。

【入国審査までの流れ】
係員の案内に従って、入国審査の列に並びます。初めてアメリカ(ハワイ州)へ入国する人や小さなお子さんを連れている人は有人の入国審査列、それ以外の人は自動入国審査端末機(APC)で手続きとなりますから、そちらに誘導されます。

【自動入国審査端末機ですること】

  1. 言語(日本語)を選択する
  2. パスポートをスキャンする
  3. 顔写真を撮影する
  4. 指紋をスキャンする

わからないことがある場合は、手を上げれば係の人(日本人のところには日本語が話せる人)が来てくれますよ。入力が終わると、顔写真が印刷された紙が出力されます。

【入国審査官のいるカウンターへ】
自動入国審査端末機から出力された紙、Eパスポート、「税関申告書」を提出します。

ハワイの入国審査でよく聞かれることについて、ここで例をご紹介しましょう。

例1:滞在目的
Q. What is your purpose of your stay in Hawaii?
A. Sightseeing.(観光です)

例2:滞在期間
Q. How long will you stay?
A. 5 Days. (5日間です)

筆者の経験だと、日本語で聞かれることもありましたが、ハワイはアメリカ。英語で答えられるに越したことはありません。簡単なやりとりですから、事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。

2_3. 荷物の受け取りから入国まで

入国審査官がパスポートにスタンプを押してくれたら、エスカレーターで1階に降ります。次に、搭乗してきた飛行機のフライトナンバーが表示されたターンテーブルから、荷物を受け取りましょう。

まれに荷物が出てこないこともあるので、そのときは日本で預けた荷物と引き換えにもらったクレームタグ(引き換え証)を係員に渡し、探してもらいます。スーツケースが破損していた場合も同様です。

2_4. そして入国

荷物を受け取ったら、パスポートと自動入国審査端末機(APC)から出力されたペーパー、税関申告書を持って税関検査へ。申告するものがない場合は緑、ある場合は赤のラインです。

日本人がやりがちなのは、牛肉エキスや乾燥肉を使用したインスタントラーメンやスナック菓子などの持ち込み。アメリカは肉製品の持ち込みが禁止されているので、これらは没収されます。ただし、持っていないと申告したのに後から持ち込み禁止の物品が出てきた場合は、高額な罰金を支払うことになります。申告は正直にしましょう!

もう一つ知っておきたいのが、持ち込んだ物品にかかる免税について。免税範囲を超えるお酒(1リットルまで)やタバコ(紙巻きタバコ200本まで、葉巻50本まで)を持ち込むときは、窓口での支払いが発生します。ちなみに、現金も$1万以上持っていく場合は申告が必要です。

そして、出口で係員に自動入国審査端末機(APC)から出力された紙(税関申告書)を渡して、今度こそ入国です。個人旅行の方は右、団体旅行の方は左の出口から外へ出ます。

ハワイ-入国審査-03.jpg
<ダニエル・K・イノウエ空港。写真はイメージです。出典:写真AC

3. 入国拒否!?焦らないためのTips

楽しいハワイ旅行ですが、ときには入国を拒否されてしまうことがあります。一人で何度もハワイを訪れている、一度の滞在期間が長い、間をおかず頻繁にハワイを訪れている、といった場合は不法滞在や不法就労などを疑われて、別室に連れていかれるケースがあります。

「初めてのハワイ旅行だから関係ない」と思われるかもしれませんが、中には$1万以上の現金を持っているのに税関で申告しなかったという理由で、別室へ連れていかれる対象になることも。

「このくらいなら大丈夫だろう」という軽い気持ちが、入国拒否や強制送還にもつながる可能性もあります。申告は「正直に」「正確に」が基本です。

別室に連れていかれたときに聞かれること

幸い筆者はまだ経験がありませんが、友人(ハワイ好きの若い女性)は最近別室に連れていかれたとこぼしていました。彼女は「周りを見渡すと、私と同じような日本人が何人かいた」と笑っていました。そこでは、「滞在目的や期間を聞かれ、スーツケースを開けて中身を確認された」そうです。

友人によれば、質問はすべて英語。彼女は英語が話せたので大丈夫でしたが、通訳を呼ぶこともできるそうです。しかし、拘束時間は長くしつこく質問もされ、「本当に疲れてもう入国できないかと諦めかけた」とき、なぜか入国許可が出たと笑っていました。

友人は笑い話として語ってくれましたが、そのときはどんな気持ちだったのでしょう。彼女は若い女性の一人旅で滞在期間が90日ギリギリ、年内3度めのハワイ旅行、さらに滞在は現地の友人宅であるという当時の状況を振り返り、「結婚が目的の滞在と疑われたのかもしれない」と話していました。

ただハワイが好きで、旅行費用を貯めるために一生懸命アルバイトをしている彼女を知っているだけに、複雑な気持ちです。筆者も次回ハワイへ渡航するときは行きは一人で途中から家族と合流するスケジュールなので、ちょっと不安。できればこのような事態に遭遇したくありませんが、万が一に備えておかなければと改めて思います。

強制送還って本当にあるの?

こちらも幸いなことに、筆者含め友人の中で強制送還されたという人はいません。しかし、そのような目に遭ってしまった人がいるのも残念ながら事実のようです。

インターネットでもいろいろな方の体験談を拝見しましたが、「こんなことらしい」ということはあっても、「これが入国拒否・強制送還の理由」というものは見つけられませんでした。どうやら、入国審査官の裁量によるようです。

脅かすようですが、入国審査官から不法滞在や不法就労、移住、申告の虚偽を疑われてしまえば別室送り、最悪の場合は強制送還もありえるということなのでしょう。できるだけ疑わしいことは控えたいものです。

まとめ

最悪のケースについてちょっと怖いお話をしましたが、ルールを理解して準備さえしておけば、入国審査自体は決して怖いものではありません。ハワイの滞在は、いつもかけがえのないほど楽しいものです。

一度ハワイを訪れると、その魅力に取り憑かれ、「いつかはハワイに暮らしたい」と何度も足を運ぶようになる人は少なくありません。かくいう筆者もそのひとり。魅力に満ちたハワイをぜひ満喫してください。

ハワイの入国審査をクリアして、楽しい滞在を!

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