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世界遺産のモンテアルバン遺跡他メキシコ・オアハカで訪れたい絶景遺跡3選

記事投稿日:2019/10/15最終更新日:2019/10/15

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オアハカに滞在し始めて早3か月が経とうとしています。それでも、まだまだ行けてない面白そうな村などがあって、未だに見る事ができていないものも多いくらい見どころが多い町です。

そんなオアハカですが、私が特に皆さんご紹介したいのが古くは紀元前500頃から作られ始めた、遺跡の数々。

ここオアハカには、先住民族であるサポテコ民族が作り上げた大きな遺跡が数多く存在します。その後ミステコ族に支配が移り、1500年代に来たスペイン人の支配が始まる頃にも、今となっては遺跡になっている場所に人々が暮らしを営んでいたという文献もあります。

特にオアハカエリアで有名なのは、ユネスコの世界遺産にも登録されているモンテアルバン遺跡ですが、その他にも私の訪れたユニークで歴史ロマンが詰まったオアハカの遺跡たちをご紹介します。

目次

オアハカは遺跡と世界遺産の宝庫

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<ヤグル遺跡を丘の上から見た景色>

ユカタン半島やグアテマラ・ベリーズに大きく広がるマヤ遺跡や、メキシコシティーエリアのティオティワカン族の作った超巨大遺跡であるティオティワカン遺跡辺りが、日本でもよく知られるメキシコの遺跡かと思います。

オアハカエリアにも大きいものから小さいものまで、数々の遺跡が存在します。

ティオティワカンとも交流があった、オアハカエリアにあるサポテコ民族の作った遺跡は、

  • ユネスコの世界遺産である巨大な「モンテアルバン遺跡」。
  • 細やかな石の細工がとても見事な「ミトラ遺跡」。
  • 巨大な競技場を持ち、迷路のような壁が連なる「ヤグル遺跡」。

今回は私が訪れたこの魅力溢れる、3つの遺跡を紹介していきます。

巨大な世界遺産の「モンテアルバン遺跡」

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<左の方に見える建物が星や太陽を観測していた"天文台">

オアハカに訪れるたくさんの観光客が足を運ぶ、ユネスコの世界遺産に登録されたモンテアルバン遺跡。オアハカ市内からのアクセスも良く、モンテアルバン遺跡や近くの村を巡るツアーもたくさん開催されています。

天文学に精通していたサポテコ民族ならではの天文台や、1500年という長い月日をかけて少しずつ増築された建物があります。そして特に見所なのは、踊る人々と名付けられた石彫の数々です。

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<"踊る人々"と名づけられた石彫が多く残っていた>

実際には踊っている姿を彫られているわけではなく、捕らえられた捕虜の姿を描いて、サポテコ民族の力の強さを表したとされています。

チケットブースの横には小さな美術館も併設されていて、遺跡からの出土品などが飾られていました。モンテアルバン遺跡の敷地はかなり大きく、ゆっくり見ていると数時間はかかります。お昼になると太陽がガンガンに照りつけるので、なるべく朝早くに行くのがオススメです。水を持っていくのもお忘れなく。

モンテアルバン遺跡

  • 時間:8時~16時30分
  • 入場料:75ペソ(カメラ持ち込み:45ペソ)

手先の器用さがうかがい知れる「ミトラ遺跡」

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<ミトラ遺跡の神殿と筆者>

ミトラ遺跡はモンテアルバン遺跡と比べてはかなり小規模の遺跡ですが、ここにも面白い文化が残っていました。

神殿の建物に施された緻密な石の柄。小さな石を敷き詰めて表現されるデザインは、サバテコ民族の羊毛の織物であるタペテと呼ばれるカーペットなどでも表現されています。

実はミトラ遺跡の上には、大きな教会が立っています。これは、スペイン人がメキシコに来てから、宗教弾圧をするために作られたと考えられています。

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<ミトラ遺跡の上に建てられた"サン・ペドロ教会">

もともと先住民たちが信じていた宗教は、スペイン人にとっては邪教だと考えられていました。そして、その結果メキシコ人たちが崇拝する神殿の上に、スペイン人が崇拝する神聖なる?キリスト教の教会を建てたのです。

そして今は、教会に行くとキリストの像に熱心に祈りを捧げるインディヘナ(ここでは先住民の人々をそう呼びます。)たちの姿が見られます。私は、なんだかその姿が不思議に思えます。こういった暗黒の歴史も、メキシコを旅する上で知っておくべきことの1つではないでしょうか。

ミトラ遺跡

  • 時間:8時~17時
  • 入場料:75ペソ

秘境中の秘境である「ヤグル遺跡」

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<迷路みたいな"The Palace of the Six Patios">

ここは個人的にとても気に入った遺跡の1つです。ほとんど観光客が寄り付かない、秘境感のあるヤグル遺跡。

迷路のように入り組んだ建築構造になっているパティオと部屋のセットがいくつもありました。各パティオには、近い続く地下へ続く階段があり、そこには当時の支配者たちのお墓が設置されています。

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<扉の下にはお墓"Tomb 30"がありました>

特権階級の人々しかここに住む事を許されなかった。というのも、面白いところで、ここに住んでいたのは、支配者、学者、宗教儀式を司るような人々のみが住むことを許されていました。

ヤグル遺跡に入る手前の道から見える大きな岩に描かれたカバリート・ブランコ(Caballito Blanco)と呼ばれる絵は、紀元前3000年に描かれたと言われていて、これも見所の1つです。

ヤグル遺跡

  • 時間:8時~17時
  • 入場料:75ペソ(カメラ持ち込み:45ペソ)

最後に

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<モンテアルバン遺跡の博物館>

遺跡に興味のない人も、メキシコやオアハカに訪れる人にはぜひ知ってもらいたい遺跡3選でした。

全く何も知識がない状態で遺跡に行くと、

「ただの石が積み上がった建物じゃん。何が面白いんだろう?」

としか思えませんが、実はここに何千年も前から人々が住んでいて、お祭りをして、独特の宗教があり、戦いがあり、最終的には町としては滅んでいきました。そういったことを少し調べるだけで、ただの石ころでできた建物が、壮大な歴史人間ドラマへと見方が変わります!!!

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<ヤグル遺跡の"球戯場">

特にメキシコの遺跡は、ちゃんとした説明書きがないことも多いので、訪れる前に少しだけでも遺跡の背景を調べてから訪れてみることを強くお勧めします。

それでは皆さん良い旅を!

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この記事を書いた人
Ai Nishino
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記事投稿日:2019/10/15最終更新日:2019/10/15

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