カフェ巡りや雑貨屋巡りが楽しい！トルコ・イスタンブール新市街カラキョイの魅力

記事投稿日：2019/10/09最終更新日：2019/10/09

Views：

ボスポラス海峡を隔ててヨーロッパとアジアにまたがるトルコ最大の都市イスタンブール。ヨーロッパ側の新市街にあるカラキョイは、美しい景色だけではなくカフェ巡りや雑貨屋巡り、トルコスイーツを楽しむことができるスポットなのです。そんなカラキョイの魅力を厳選して4つご紹介します。

まずは埠頭からの景色を楽しもう

カラキョイは、ヨーロッパ側のボスポラス海峡沿いに位置するエリアです。カラキョイの埠頭からはアジア側やヨーロッパ側の各交通の要所へ向かう船がひっきりなしに行き来しており、賑やかな雰囲気です。このカラキョイの埠頭からは、ボスポラス海峡の美しい景色を楽しむだけでなく、対岸に位置するトプカプ宮殿やアヤソフィア博物館などの旧市街の世界遺産群を一望することができるのです。空にはカモメが気持ちよさそうに飛んでおり、イスタンブールらしい景色を堪能することができます。

カフェ巡りが楽しい！おすすめのカフェ「カラバタック」

埠頭からカラキョイの街に歩を進めると、個人経営のカフェの数が非常に多いことに驚かされます。風情ある街並みに馴染むような、こぢんまりとしたカフェが軒を連ねており、どこのカフェで一休みするか迷ってしまうほどです。

数あるカラキョイのカフェの中でも、特におすすめのカフェが「カラバタック」です。以前は貴金属工場として利用されていた古い建物を改装したカフェで、外観はもちろん、内装やインテリアにも風情があります。昔の建物の良さが程よく残されたレトロな空間で、タイムスリップしたかのような気持ちでゆったりとくつろいでみてはいかがでしょうか。

カラバタック

住所：Kemankeş Karamustafa Paşa, Kara Ali Kaptan Sok. No:7, 34425 Beyoğlu/İstanbul
営業時間：月曜～金曜／8:30～22:00、土曜・日曜／9:30～22:00
URL：http://www.karabatak.com/

個性的な雑貨屋が多い！トルコらしいグッズが揃う「キャウトハーネ」

カフェと同じくらい数が多いのが、雑貨屋です。同じく個人経営のお店が多く、唯一無二の商品を取りそろえている雑貨屋に巡り合えることもカラキョイの街歩きの魅力の一つです。

フランス通りにある「キャウトハーネ」には、トルコの定番のチャイやスィミットなどをモチーフにしたポストカードやイスタンブールの景観をあしらったノートなど、様々な紙製品が揃っています。自分用にはもちろん、トルコのお土産としても喜ばれる商品がきっと見つかるはずです。

キャウトハーネ

住所：Kemankeş Karamustafa Paşa, Fransız Gç Sokağı, 34425 Beyoğlu/İstanbul
URL：https://www.kagithane.com.tr/

老舗のスイーツショップでバクラヴァを食べよう！

イスタンブールらしい景色やカフェ巡り、雑貨屋巡りなどが楽しいカラキョイですが、これだけは絶対にしておきたいことといえば、バクラヴァの老舗「カラキョイ・ギュッリュオール」でバクラヴァを食べることです。

パイ生地よりもさらに薄い生地を何層にも重ね、砕いたピスタチオなどのナッツ類を間に挟んで焼き上げる中東一帯で食べられているお菓子バクラヴァは、トルコに来たら必ず食べておきたいスイーツの一つです。そんなバクラヴァの老舗として長年地元の人から愛され続けているお店がカラキョイにあるのです。

カラキョイの埠頭から徒歩約3分で、アクセスも簡単です。店内の席で食べることもできますし、天気が良ければテイクアウトして埠頭付近のベンチに座って食べるのもおすすめです。

カラキョイ・ギュッリュオール

住所：Kemankeş Karamustafa Paşa, Kemankeş Cad. Katlı Otopark Altı No: 3-4, 34425 Beyoğlu/İstanbul
URL：https://www.karakoygulluoglu.com/

おわりに

これといった大きな名所がないため、カラキョイはついつい観光せずに通過してしまう人が多いのも事実。しかし、新市街の観光名所のガラタ塔やイスティクラル通りからも徒歩で簡単にアクセスできるという穴場スポットでもあります。旧市街からは、トラムT1線に乗ってカラキョイ駅で下車、アジア側のカドキョイやユスキュダルからは船に乗ってカラキョイの埠頭で下船すればすぐにカラキョイ観光を楽しむことができます。

イスタンブールに旅行に来た際は、ぜひカラキョイの街も散策してみてくださいね！