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温泉ソムリエ菅井が薦める宮城県、豪快!滝つぼの露天風呂、鬼首温泉郷、吹上温泉峯雲閣
宮城県、東の横綱と称される鳴子温泉。9つの泉質が一同に集まるまさに温泉のワンダーランド。その鳴子より北に12キロ、間欠泉のすぐそばにある、滝つぼの露天風呂が名物の峯雲閣へ。
目次
まずは鳴子温泉駅へ
まず東北新幹線の古川駅よりローカル線に乗り、鳴子温泉駅へ。
駅前には足湯があり、温泉のマップが目を引く。奥の細道、湯けむりライン!いい響き!
鬼首までは車で30分ほど。近くには15メートルは吹き上がる間欠泉があります。
そして坂を下ると峯雲閣の看板が!すでに温泉の湯けむりが立っている。
いざ!峯雲閣へ
着いた!峯雲閣。緑の中の素朴な佇まい。
宿の入り口はとても重圧感があり、500年前の館を改造したものだそうです。
10部屋ほどしかなく、秘湯にふさわい静けさです。
それでは内湯と露天風呂へ!
こちらが帳場。廊下とほぼ同化している。改築をした面影が頷ける。
いよいよ温泉へ。男女入り口が隣同士で、内湯、洗い場を経て、外に混浴の露天風呂、その先に滝つぼの野湯があるいう作りになっている。
こちらが内湯。大きなガラス越しに、混浴の露天風呂。その奥に滝つぼの露天風呂も望める。
いざ露天風呂へ。階段を数段下ると混浴の露天風呂がある。
かなり広い、温度もちょうどいい。右側に自然石があり、左側は温泉の川です。
いよいよ名物の滝つぼの露天風呂へ。
訪れた8月は、湯温43℃。熱いぬるい場所がありますが、基本は熱かったです。
毎年5月~10月が適温との事です。
自然の事なので宿に温度を聞いてみるのもありですね。
入り口は浅いですが、滝つぼ付近まで行くとしっかり深さがあり、座れば肩まで浸かれます。
私は当然ながら入りました!
雨が降ったり、小雨でも長く続くと湯温はマイルドになるそうです!雨が恋しい温度!
滝つぼより座って宿側を望む。まさに緑の中の露天風呂。
日が暮れた滝つぼ露天風呂。滝の勢いは衰えることを知りません。
分析表。源泉が82.8℃。これは雨の恵がほしいところですね。
良い温泉には良い食事
この日の夕食。鯉のあらいと、鮎の塩焼き、牛の陶板焼きが目を引きました。
こちら高原ラガー、鳴子の風!そう鳴子はこけしが有名です。
朝食です。素朴な感じ。やはり温泉たまごはありがたい!
平面図。泊まった部屋はマーカーで塗ってある竹の間でした。
浴場まで5歩くらいで行きます!
お部屋からは庭園が眺められ、虫の音色が響いていました。
最後にこちらがフロント横の飲みものコーナー!外からは取れず、宿の方にお願いします。
滝の音、虫の音を聞きながら、自然にしたる、森の中の静な1軒宿でした。
吹上温泉(鬼首温泉)峯雲閣
- 住所:〒989-6941 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上16
- 電話番号:0229-86-2243
- 日帰り入浴:500円/10:00~13:00
- お風呂:男女別内湯 混浴露天風呂 混浴の滝の温泉(5月~10月)
泉質について
- お湯の色:無色透明
- 泉質:ナトリウム-塩化物泉
※当記事は2019年9月に執筆したものです。ご利用される際には、最新情報の確認をお願いします。
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菅井 圭司(すがいけいじ)
- 温泉ソムリエ(一つ星ダイエット温泉ソムリエ オフ会名誉幹事)
青森県出身 旅好き、温泉好き、お酒好き!旅の力で、世の中楽しく!