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旅行用スーツケースの種類!選び方も解説
国内旅行から海外旅行まで、さまざまなシーンで活躍するスーツケース。素材やサイズ、機能など選択肢の広さが大きな魅力のひとつで、バッグパックやボストンバッグとはまた違った便利さを感じられるはずです。その一方で、種類がたくさんあるために、どれを選んだら良いのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
今回は、洋服や下着などの着替えや化粧品、洗面用具など、旅行に欠かせない持ち物をきちんと収納できて旅行をぐっと快適にしてくれるスーツケースの選び方を詳しく解説します。
目次
1. スーツケースの種類
実際にスーツケースにはどのような種類があるのでしょうか。ここでは、代表的なスーツケースの種類を素材別、機能別に解説していきます。
1.1 素材の種類
スーツケースは大きく分けてソフトタイプとハードタイプの2種類があります。それぞれにどのような特徴があるのかみていきましょう。
●ソフトタイプ
軽さやコストパフォーマンスを重視する人におすすめなのが、ソフトタイプのスーツケースです。ソフトキャリーとも呼ばれていて、ナイロンやポリエステル製が主流になっています。撥水性や耐久性はハードタイプと比べてやや劣りますが、サイズによっては1万円を切るものも多く、コストパフォーマンスに優れているのも魅力です。
●ハードタイプ
外からの衝撃や水濡れに対する強さ、防犯性の高さを重視する人にはハードタイプのスーツケースがおすすめ。代表的な素材はプラスチック製とアルミニウム合金(ジュラルミン)製の2種類で、カラーバリエーションやデザイン性の高さも大きな魅力となっています。
1.2 キャスターの種類
キャスターの種類は大きくわけて2輪タイプと4輪タイプの2種類があり、キャスターは走行性や耐久性、走行音などに大きく影響します。では、それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
●2輪タイプ
小さめのスーツケースに多いのが、車輪が2つついた2輪タイプ。2輪タイプは、持ち手を伸ばして傾けて引っ張るものが一般的です。走行させていない時に安定感があり、電車などに乗車している際にも勝手に移動してしまうことが少ないのが特徴です。
●4輪タイプ
傾けて運ぶことも、立てたまま運ぶこともできるのが4輪タイプのスーツケースです。車輪が4つあることで、本体の重たさが分散されるため、荷物が多くて重量があるときでも比較的動かしやすいのが特徴です。車輪そのものが360度回転するものが主流で、小回りがきいてスムーズに動かすことができます。
1.3 開閉方式の種類
スーツケースの開閉方式は大きく分けて「フレームタイプ」と「ファスナータイプ」の2種類があり、この違いによって、荷物の出し入れの仕方が変わってきます。それぞれの違いは以下の通りです。
●フレームタイプ
フレームタイプとは、スーツケースの2つのシェルを金属製のフレームで覆っているものを指します。スーツケースの形状そのものを支える大切な役割を担っていて、機械式のレバーなどでロックをかけるため、丈夫で防犯性が高いのが魅力です。
その一方で、ファスナータイプと比べるとどうしても重量が重たくなってしまう傾向にあり、価格も高いものが多いといえます。また、開閉する際には横に倒さなければいけないのも特徴のひとつです。
●ファスナータイプ
3面をファスナーで覆ったものがこのタイプで、一部を開けて荷物を出し入れすることができるため、フレームタイプのスーツケースのように横に倒さなくても良いというメリットがあります。コストパフォーマンスに優れ、フレームタイプと比べて軽いというメリットがある一方で、強度や防犯性で劣るというデメリットもあります。
2. 旅行に最適なスーツケースを選ぶときのチェックポイント
実際にスーツケースを選ぶ際には、宿泊日数、旅行の目的地、利用シーンなどを考慮することが大切でしょう。国内旅行と海外旅行のどちらが多いのか、何泊くらいの旅行が多いのかなど、これまでの旅行の傾向を参考にするのもおすすめです。
では、実際にスーツケースを選ぶ場合、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。選び方のポイントを詳しく解説していきます。
2.1 サイズ
スーツケースはサイズによって機内に持ち込みができる場合もあります。持ち込み可能なサイズは航空会社によっても異なりますが、国際線と座席数が100席以上の国内線は「3辺の合計が115センチ以内」、100席未満の国内線は「3辺の合計が100センチ未満」というのが一般的です。
また、容量の目安は、1泊10リットル。ただし、荷物の多い人やお土産をたくさん買う人は、少し大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
2.2 重量
最近では、スーツケースの軽量化が進み、30リットル程度のスーツケースで2~3キロのものもあります。重いスーツケースの移動で体力を消耗しないためには、重量は大切なチェックポイントだといえるでしょう。
また、海外旅行の場合、飛行機に預けられる荷物には重量制限があります。これを超えてしまうと、超過料金が取られてしまうため注意が必要です。重量の制限は航空会社によっても異なりますので、あらかじめ確認をしておきましょう。
2.3 強度
スーツケースを選ぶ際に重要なポイントのひとつが強度です。ボディの強度はもちろん、キャスターや取っ手の強度も忘れずにチェックしましょう。
2.4 機能
スーツケースを引いて歩く際の音を軽減してくれる静音キャスターや、スーツケースを立てたまま荷物の出し入れができるポケットがあるなど、便利な機能にもぜひ注目したいところ。
2.5 収納力・整理整頓のしやすさ
荷物の多い旅行では、収納力や整理整頓のしやすさも重視したいポイントのひとつです。ポケットの多さや、スーツケース内部の収納のしやすさなども要チェックです。
2.6 デザイン性
お気に入りのデザインを選ぶことも重要なポイントです。気に入ったスーツケースがあれば旅行がより楽しくなるはずです。
また、少し変わったデザインのものを選ぶことで、荷物引きとりターンテーブルなどで自分の荷物を見つけやすくなるというメリットも。
2.7 走行性
キャスターの数や機能をチェックして、石畳の道や悪路でも移動しやすいものを選びましょう。
自分にぴったりのスーツケースがあれば旅行がぐっと快適になるはずです。ぜひ上記の内容を参考に、スーツケースを選んでみてくださいね。
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