国内・海外旅行の資金を貯めたい! 旅行用貯金術7選

国土交通省の調査によると、日本人が国内旅行をした場合の一人1回当たりの宿泊旅行単価は5万4,300円(2018年)。例えば4人家族なら約20万円、宿泊日数によってはさらに高額になるでしょう。これほどの金額を家計から捻出するのは難しいと思う人も少なくないでしょう。しかし、以下で紹介する貯金術と節約術を徹底すれば、無理なくお金を貯められるかもしれません。ここでは、旅行資金を貯めるためのさまざまな方法を紹介していきます。

目次

1. 旅行用に貯金をするために準備すること

2. 旅行用貯金術7選

3. 旅行用貯金のための節約術

1. 旅行用に貯金をするために準備すること

旅行資金を貯め始めるその前に、以下の2点を行い準備を整えましょう。

1.1 家計簿を準備する

まずは家計簿をつけて家計の状況を正確に把握しましょう。今まで「マイナスにならなければいいや」という認識だった支出項目も、数字で管理することで無駄が分かり、節約すべき点が見えてきます。家計簿が面倒だと感じる人は、簡単に記録できる家計簿アプリなどを利用すると良いでしょう。節約への意識を変えることが貯金術の第一歩です。

1.2 目標を決めてスケジュールを立てる

一緒に旅行をする家族や仲間と話し合って目標金額を決めます。すでに旅行先を決めている場合は、時期と人数が決まれば大体の目標金額が分かりますね。旅行先が決まっていない場合、「家族3人で30万円」と先に金額を決めて貯め始め、その範疇で行き先を考えても良いですね。あとは家計簿とにらめっこして、月々の貯金可能額と目標金額に達する時期を計算。「○年後の○月までに○万円」と具体的なスケジュールが決まれば、モチベーションも上がりそうです。

2. 旅行用貯金術7選

手元にあるお金やものを活用することで、旅行資金を増やす貯金術です。

2.1 外貨預金

外国の通貨は一般的に円よりも金利が高く、「外貨預金」をするともらえる利息が多くなります。また、外貨を円にして払い戻す際、為替相場が預け入れた時よりも円安になっていると為替差益を得られます。例えば、1米ドル=100円の時に1000米ドル(10万円)を預け入れ、その後円安が進んで1米ドル=110円になれば、あなたの1000米ドルの評価額は11万円となり、1万円の為替差益が出るのです。ただし、逆に円高になれば損をするリスクもあるため、為替相場の値動きを見る能力が求められます。

2.2 定期預金を活用

6ヵ月、1年、3年など、一定期間は引き出せない契約で預金をする「定期預金」では、一般的に普通預金よりも金利が高くなります。特に、地方銀行やネット銀行では年0.3%以上になる場合もあり、大手銀行の普通預金(0.001%)と比べるとかなりの高金利。キャンペーンなどを狙うとさらにお得になることも。

2.3 旅行積立を活用

「旅行積立」とは、旅行会社や航空会社で取り扱っているサービスのひとつ。毎月一定額を積み立てていくと、満期を迎えた時に利息を加えた金額の旅行券を受け取ることができます。旅行積立の利率は銀行の定期預金よりはるかに高く、例えば阪急交通社の「たびだち」では、サービス額が最大年2.5%となっており、満期月の翌月中旬にサービス額をプラスした旅行券「たびだちハイレジャーギフト券」が送られます。満期時に受け取れるのは積立をしている会社の旅行券のみ、旅行券に使用期限があるなどの制限はありますが、この利息は魅力的です。

>阪急交通社の旅行積立「たびだち」の詳細はこちら

2.4 貯金箱を活用

コツコツ地道に貯めるなら「貯金箱」。特におすすめしたいのは、500円玉貯金や1,000円札貯金など、決まった貨幣や紙幣を貯めていく方法です。やり方は、1日の終わりに財布をチェックし、これらのお金があれば貯金箱へ入れるだけ。目標金額を設定して貯めるなら、「10万円貯まる」「100万円貯まる」と銘打った貯金箱を利用しても良いでしょう。

2.5 クレジットカードのポイントを貯める

クレジットカードで支払いをして、還元されるポイントを貯めていく方法です。最近は1%以上の高還元率を誇るものも多く、公共料金や電話料金をクレジットカードで支払うよう設定しておくと、サクサクとポイントを獲得することができます。貯まったポイントはギフトカードや商品券に換えて家計の足しに。航空会社のマイレージポイントに換えるのもおすすめです。

2.6 マイルを貯める

「マイル」とは、航空会社が提供するマイレージサービスを利用することで貯まるポイントのこと。飛行機への搭乗や提携ホテルへの宿泊などで貯めることができ、航空券などと交換することができます。仕事やプライベートで飛行機に乗る機会が多い人なら、マイルを貯めない手はありません。ただし、従業員が個人的にマイルをためることを禁止している企業もあるのでご注意を。

2.7 フリマアプリなどでいらないものを売却する

読み終わった本、趣味が変わって着なくなった服、かつてハマったアイドルのグッズ。捨ててしまえばただのゴミですが、「フリマアプリ」に出品すれば、お金に替えることができるかもしれません。「まさかこんなものまで?」と思うものが売れることもあるので、お部屋の整理や断捨離も兼ねて挑戦してみてはいかがでしょうか。

3. 旅行用貯金のための節約術

これまでの支出を見直し、旅行資金に回すための節約術です。

3.1 格安スマホにする

大手キャリアよりも安価で利用できる「格安スマホ」。格安スマホに乗り換えたことで月額料金が1/2~1/4に下がるというケースもあるようで、例えば1万円が5千円になった場合、1年で6万円もの貯金ができる計算に。現在使われているスマホの電話番号をそのまま利用できるのも嬉しいですね。

3.2 光熱費を節約する

エアコンは定期的にフィルターを掃除。冷蔵庫の設定温度は「低」、夏は「中」。テレビは明るさを「小」に変更。お風呂は家族が続けて入り保温時間を短縮......などなど。これらを守るだけで、年間数千円の節約になる場合があります。家族みんなでルールを作り、節約をゲーム感覚で楽しむことが無理なく続けられるコツです。

3.3 食費を節約する(お弁当を作るなど)

ランチタイムに外食すれば千円前後、コンビニなどでお弁当を買っても500円はかかってしまいますが、夕飯の残り物などを中心にお弁当を自作すれば約200~300円程度に抑えることができます。例えば外食からお弁当(300円)にすると、1カ月2万円かかっていたランチ代が6千円に。水筒にお茶を入れて持参すれば、ペットボトルのドリンク代も節約できます。


楽しい旅行を実現するための貯金術と節約術、いかがでしたか。もちろん、すべてを実行する必要はありません。上記のうちできそうなことから毎日の生活に取り入れ、少しずつ資金を貯めていきましょう。

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