【2019】アパリュージョン始まる!今年は"光・音 + 映像"で非日常の世界へ

こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。

新潟県妙高市の「アパリゾート上越妙高」に於いて2019年もアパリュージョン(APALLUSION)が始まると聞き、6/22の点灯式に行ってきました。

【目次】

アパリュージョンとは?

こちらがアパリュージョン2019の会場となる「アパリゾート上越妙高」です。

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アパグループ株式会社の元谷一志社長(右)、アパリュージョンプロデユーサーの夜景評論家であり、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー 代表理事の丸々もとおさん(左)が記者発表をされました。

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2014年に始まり、今年で既に6年目となるこのイベントは、2018年からコンセプトをさらに進化させアパリュージョンとなったそうです。

「アパリュージョン2019」のテーマ

テーマは3つ。①絶景体験、②没入体験、③国内初のインパクト。

"光と音と映像"をフル活用した演出で、観る者を非日常世界へいざなう"五感体験型"ショーです。

2019年の特徴として、空と地上を包む360度、光と音のデジタルアートイリュージョンとして「プロジェクションマッピング&オーロラショー」が挙げられます。

ゴルフコースの旧9番ホールを活かした起伏のある会場は大きく3つのエリア(アニマルロード、絶景フラワーロード、そしてプロジェクションマッピング&オーロラショー)に分けられます。順に見ていきましょう。

フォトジェニックナイトサファリ「アニマルロード」

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アパリュージョンのゲートをくぐると「フォトジェニックナイトサファリ(アニマルロード)」です。約300mの坂を登っていきます。先ずはカンガルーたちがお出迎え。次に色鮮やかなフラミンゴが現れます。

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夜なのでとても幻想的な世界を感じさせます。

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ヤギの集団が坂を駆け下りてきます。

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ここではペンギンの親子が大合唱!

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りすが持っているのは木の実かな?

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あひるや白鳥が青い湖をスイスイ。

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アニマルロードの坂はけっこう急な傾斜もあるのですが、鮮やかに浮かびあがる動物たちを見ながら登っていくとあっという間です。ただ光っているだけでなく、動物たちの鳴き声がBGMとして聴こえてくるので、まるで夢の森の中にいるかのように感じました。動物たちと写真を撮ると子供たちの夏休みの良い記念になりそうです。

花と光のコラボレーション「絶景フラワーロード」

会場の一番高いところに位置しているのが、「恋人の聖地」です。エリア内に入るとハートマーク等がライトアップします。カップルで来たら思い出に残る、二人だけのロマンチックなひとときを過ごせそうですね。

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続いては「花と光のコラボレーション(絶景フラワーロード)」を下っていきます。バラの造花でびっしりと埋め尽くされたお花畑がライトアップされ、まるで夢の楽園の中にいるようです。

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輝くLEDライトの絨毯を左右に見ながらフラワーロードをさらに進みます。

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日本初!グラウンドプロジェクションマッピング&オーロラショー

2019年の一番の目玉であるグラウンドプロジェクションマッピング&オーロラショー。

広大な丘陵地帯に白いシートを敷き、そこにプロジェクションマッピングを投影します。映し出されるのは世界の絶景など。フランスのモンサンミッシェルや海の中、星空、宇宙、花畑など次々とダイナミックに場面が流れていきます。更に視界を上にやるとオーロラのカーテンが揺れていたり、レーザー光線がクロスします。

う~ん、映像ではなかなか伝わらないですね、こんなもんじゃないんです、実際に観て感じたダイナミックでドラマチックな世界は。私のカメラの腕が悪いのか・・・

プロジェクションマッピングならではのメリット

昨年までは数多くのLEDライトを使ったイルミネーションに重きを置いてきましたが、今年は映像(プロジェクションマッピング)に力を入れたそうです。その理由としてプロデューサー丸々さんはこのように仰っていました。「イルミネーションは一度作ったら簡単には変えられません。ところがプロジェクションマッピングは内容を変えることが出来ます。アパリュージョンは6/22~11/17まで開催されますが、8月までと9月以降で投影する内容を変えます。それによって何度来ていただいても楽しめます。今年はシーズンパスポートを導入しましたが、アパリュージョンは一度見て終わりではなく何度見ても楽しめる。それを実現するのにプロジェクションマッピングは最適だったのです。」

会場(外)にはフードコート

ゲートの近くには串焼き、クレープ、お好み焼き、ステーキなどの屋台が出ていてお祭気分も満点です。

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アパリュージョンの基本情報

空と地上を包む、360度光と音のデジタルアートイリュージョン「アパリュージョン2019」の基本情報は以下の通りです。

<営業期間>
6/22(土)~8/31(土)18:00~23:00(入場は22:00まで)
9/1(日)~11/17(日)17:00~22:00(入場は21:00まで)

<入場料金>
当日券:1,500円 シーズンパスポート:2,500円(入場時パスポートの提示必要)
小学生以下無料。訪日のお客様:無料。

打ち上げ花火:毎週土曜日、お盆、特日開催。

詳細は公式サイトでご確認ください。

>>>「アパリュージョン2019」の公式サイトはこちら

会場までのアクセス例(新幹線利用の場合)

今回私は北陸新幹線を利用し、上越妙高駅からの無料シャトルバスでアパリュージョンの会場である「アパリゾート上越妙高」へ向かいました。その道中も含め、レポートします。

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東京駅から上越妙高駅までは北陸新幹線「はくたか」で約2時間5分です。

上越妙高駅は北陸新幹線開通に伴って出来た新駅です。

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正直駅周辺はまだまだ発展を始めたばかりでとっても静かです。駅構内に観光案内所、お土産店、軽食レストラン、コンビニがあります。

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上越妙高駅~アパリゾート上越妙高間は無料シャトルバスで約45分かかります。その他えちごトキめき鉄道「妙高高原駅」「関山駅」からもシャトルバスを利用できます。前日までに予約が必要です。詳細は公式サイトでチェックしてください。

→駅 ~ アパリゾート上越妙高までのシャトルバス時刻表はこちら

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車窓からのどかな風景を眺めながらバスは進みます。この辺りは新潟県でも有数の豪雪地帯だそうです。

正直、純和風ムード満載の田んぼ地帯が広がっていて、とてもリゾートホテルがあるとは思えない感じでしたが、平地から徐々に坂を上っていくと、急にハイカラな山岳リゾートの世界が広がってきました。

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本館のロビー、レストラン棟は山岳ロッジ風です。

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「アパリゾート上越妙高」ってどんなホテル?

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日本百名山のひとつである妙高山(2,454m)を望む高原に位置し、ゴルフコース、テニス、パターゴルフ、サイクリングなどが楽しめるアクティブなリゾートです。ファミリーやカップルにぴったりでしょう。ホテルの周りには他の建物がない為、プライベート感覚で自然を満喫することができます。こちらが展望台ですが、この日は天候が不安定で妙高山を拝むことは出来ませんでした、残念!

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こちらがロビーで、建物の2階に当たります。宿泊棟は本館とアネックスがありますが、私は本館609号室に泊りました。

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廊下は明るくホテルの周りには建物がない為、視界を遮るものがないので360度すっぽり自然に包まれます。

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こちらが私が泊まった部屋です。晴れていれば窓から妙高山が見えます。

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本館フロアの構成はこのようになっています。

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本館の部屋からアネックス方面を望みます。左に見えるビルはマンションタイプの「ロジュマン1号館」でホテルアネックスはロジュマンの奥にあります。すべてアパグループです。

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洗面所もすっきりシンプルで使いやすかったです。

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洗面所の左側の棚にドライヤーとアメニティが揃っています。

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歯磨き、髭剃り、綿棒、パフ、お風呂で洗うミニタオル、髪を束ねるゴムなど女性に喜ばれそうな細かい所まで気の利いた品揃えでした。

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ベッドサイドでは、コンセント、時計、常備灯、エアコン調整、ライト調整が出来ます。

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クローゼットの中には薄めで軽い丹前、スリッパ、体重計、除菌消臭スプレーがあります。

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電気ポット、お茶、紅茶、冷蔵庫。冷蔵庫の中は空で自分で買ってきて冷やすスタイルです。電源は切ってあるので冷やしたいものがあれば冷蔵庫ドアの上のスイッチをオンにします。エコ意識が見えて印象良いですね。また「アパリゾート上越妙高」では浴衣はワンサイズのみです。私は背が高く身体が大きいので旅館に行くと必ず「特大」の浴衣を頼むのですが、ここではその希望は叶いませんでした。でも考えてみればお風呂とお部屋くらいしか使わないので足が寸足らずでもさほど不都合はないんですよ。色々な浴衣のサイズを揃えると管理や交換対応などで意外にコストがかかるのでしょう。何を重視し、何を切り捨てるか、そういうやるやらない部分をはっきり決めるという企業姿勢。それはそれで気持ちが良いなと思いました。

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バス、トイレ。大浴場もありますが、バスタブは広めでゆったり入れそうです。ちなみにお部屋のキーはカード式でなく鍵式です。鍵を開けたらドアの近くの穴に差し込んで電源が入ります。またオートロックではありません。建物、備品は最新ではないと思いますが、清掃やメンテナンスは行き届いており、使い勝手の悪さは感じませんでした。

大浴場は本館の1階にあります。

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更衣スペースも広々しており、ドライヤーを使う洗面シンクの数がたくさんあり、使いやすそうでした。お風呂の写真は撮れなかったので公式サイトでチェックしてみてくださいね。露天風呂、気持ちよかったですよ~。個人的にシャワーのレバーが気に入りました。ホテルの大浴場のシャワーのレバーって押したら数秒出てすぐ止まってしまうのが多いですよね。髪を洗う時などは何度もレバーを押さないといけないので不便ですが、ここは一度押したらずっと出ているので自分の好きな量だけ出すことが出来て快適でした。(もちろんお湯は無駄遣いしませんでしたよ。)また更衣スペースの入り口にこういう意味のことが書いてありました。「ご自分のスリッパが行方不明になった方は、こちらのスリッパをお使いください」と。棚の上に予備のスリッパが置いてあるんです。こういう細かいところまで配慮された気遣い、嬉しいですね。

>>>アパリゾート上越妙高 大浴場(公式サイト)の詳細はこちら

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大浴場の横にはお休み処があり、漫画やテレビで湯上りにくつろげますね。「アパリゾート上越妙高」決して絢爛豪華な最新式のリゾートホテルではありませんが、リラックスして居心地よく過ごせるホテルでした。そしてこの場所の何よりの魅力は妙高山を望む大自然の中に囲まれていることでしょう。私が泊まった6/22。夜19時頃外に出たら半そでTシャツでは寒いくらい涼しかったです。標高約600mの爽やかな高原リゾートの気持ちよさを味わえるのが魅力と言えるでしょう。

アパリゾート上越妙高

「アパリュージョン2019」を体験した感想

大自然に囲まれた高原リゾートで非日常空間に身を委ねる。光輝く動物たちが夜の闇を照らし、鳴き声が良いBGMとなってとっても心地よかったです。こどもの頃を思い出すようでした。バラで埋め尽くされた花畑が光で浮かび上がり、そこは地上の楽園のようなおとぎの国でした。そして今年のアパリュージョンの目玉でもあるプロジェクションマッピングのスケールの大きさに驚きました。世界の絶景、海、空、星、オーロラと次々に場面を変えてゆくシーンは、まるで龍が大きくうねるように、広い草原を風がビューンと吹き抜けるかのようなストリームを感じました。そしてその映像の中に自分もいるような臨場感。これはこの場所でしか味わえない至福のひとときでした。

皆さんもぜひこの夢のような非日常空間を味わいに来てください。

「APALLUSION(アパリュージョン)2019」公式サイトはこちら

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シンジーノ

3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。

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