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【マレーシア】店舗拡大中!国民の憩いの場「IKEA」
目次
マレーシア人はIKEAが大好き
IKEAは、マレーシア人にとって、単にショッピングをする場所ではなく、ほとんどエンターテイメント化しているところがある。現在国内には3店舗、クアラルンプールにはダマンサラとチェラスに、もう一つはシンガポール寄りのジョホールバルにあり、4店舗目がペナン島にできるという噂がある。
IKEA店内や商品は多少国によって違う部分もあるかもしれないが、ほとんどが万国共通だと思う。ここマレーシアでもIKEA商品でコーディネートされた部屋のディスプレイを見ながら歩き、みんなが「こんどこういう風にしたいなあ」とアイデアを膨らませながら先に進んでいく。
フレンドリーで南国らしく陽気な国民性のマレーシアン。ここでは家具も洋服も明るい色が好まれる傾向にあると言われていて、IKEAでのディスプレイアレンジも、明るい雰囲気で作られている感じがする。
カフェも充実!じつはマレーシアIKEAはカフェが大人気
IKEAの中でも一番マレーシアらしさを感じるのは、レストランや軽食売り場のコーナーだ。レストランでは、万国共通のIKEAオリジナルメニューの一つ、ミートボールやサーモンのムニエルなどおなじみのメニューはもちろんあって、これらは人気があるのだが、ここでは、マレーシア料理も食べることができる。
マレーシア料理は何かというと、マレーシアの定番料理、ココナッツミルクで炊いたご飯と甘辛いサンバルソースでいただくナシレマやチキンカレーは常時あるようだが、フェスティバルシーズンによってもメニューが変わったりする。
今回私が行った時は、ちょうど断食期間中だったので、食べ放題のブッフェが用意されていたり、ちょっとアラビア風のラム肉&ブリアニライス(これもマレーシア人は大好き)があった。他にもマッシュルームクリームスープやサラダ、マカロニ、ローストビーフ、パン類、パイなども定番メニューだ。
お手軽軽食、これを目当てでくる人も
最後のレジで支払をすませると、レジ近くのエリアに、飲み物やホットドックなどの軽食を売っているカウンターがある。店内をフラフラと歩いて、疲れた身体は何か軽い食べものを要求してくる。うまく考えた作りだ。
そして、そこにもマレーシアらしいメニューがある。とっても人気があるこのメニュー、それはカレーパフだ。カレーパフはチキンやポテトなどのカレー味の具材(所によっては、ビーフだったり、サーディンだったりもする)をパイ生地で包んだカレーパイで、IKEAのそれは、ジャイアントカレーパフ。なぜそんなに大きいかというと、中に一緒にゆで卵が入っているからだ。中にゆで卵が入っているカリーパフは少し珍しいし、美味しくて食べ応えがあるので、わざわざそれを目当てでお持ち帰りをたくさん買って行く人も見かける。
その他に人気なのは、シンプルなホットドック。マレーシアは、ムスリムが多いので、ソーセージはチキンソーセージだ。購入してからお好みでケチャップやマスタード、そしてみじん切りにされたピクルスやオニオンを自分で好きなだけのせられる。
最後に、もうひとつの人気アイテムは、ソフトクリームだ。歩き疲れた後のこの冷たくて甘いものは格別!そして何よりも安いので、ちょっと喉の癒しに購入しやすい。
このように、同じIKEAでも日本とはちょっと違う、マレーシアらしさを色々な場所で感じることができる。時間があるときに、とてもお勧め場所です。
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YasminYoko
- マレーシア、クアラルンプールに在住。渡航して32年、ライター、リサーチ、コーディネートをはじめ翻訳通訳、日本語教師、個人輸出業を手がける。