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千葉・鴨川シーワールドの見どころを徹底解説!スタッフに聞いたおすすめの周り方もご紹介
千葉県鴨川市にある「鴨川シーワールド」。房総半島の豊かな自然環境を最大限活かして作られた、国内トップクラスの水族館です。自然環境と一体となったこの施設では、約800種類11,000匹もの生物が飼育され、多様な海の生き物たちに出会うことができます。
目次
- 3.1 エコアクアローム
- 3.2 トロピカルアイランド
- 3.3 ロッキーワールド
- 3.3-1 アシカ・アザラシの海
- 3.3-2 セイウチの海
- 3.3-3 トドの海
- 3.3-4 ペンギンの海
- 3.3-5 イルカの海
- 3.4 ポーラーアドベンチャー
- 3.5 ピリカの森
- 3.6 ウミガメの浜
- 3.7 ペリカンの池
- 4.1 絶対見逃せない!日本で唯一の「シャチパフォーマンス」
- 4.2 華麗なジャンプを披露!「イルカパフォーマンス」
- 4.3 映像技術を駆使した「ベルーガパフォーマンス」
- 4.4 コミカルな動きに思わず爆笑「アシカパフォーマンス」
- 4.5 生き物たちの食事風景が見られる「フィーディングタイム」
- 4.6 園内を並んで散歩!?「ペリカンのガイダンス」
7. 鴨川シーワールドのグルメ情報!日本で唯一シャチを眺めながら食事ができる「オーシャン」
1. 鴨川シーワールドとは?
鴨川シーワールドの最大の魅力といえば、何と言ってもシャチやイルカたちのパフォーマンス!躍動感あふれるショーを楽しもうと、連日多くの家族連れやカップルでにぎわいます。
鴨川シーワールドで楽しめるパフォーマンスは4つ。日本ではここでしか見られないシャチのパフォーマンスをはじめ、ベルーガやイルカ、アシカたちの個性あふれるショーはどれも必見です!
2. 鴨川シーワールドへのアクセス
まずは鴨川シーワールドへのアクセス方法について解説します。
2.1 鴨川シーワールドにはどうやって行くの?
鴨川シーワールドには、車や電車・バスで向かうことができます。都内から車で向かう場合は、東京湾アクアラインの利用が便利です。東京湾を一望できる海ほたるPAから1時間ほどで到着するうえ、道中に房総周辺の景色も楽しめます。
電車で向かう場合は、東京駅から特急わかしお号で2時間ほど。JR安房鴨川駅で下車します。1時間に1本程度と本数が少ないので、事前に発車時間を調べてから駅へ向かいましょう。座席は、房総半島から太平洋を眺めることができる海側シート(進行方向にむかって左側、座席番号はC・D)がおすすめ!自由席もありますが、GWや夏休みなどの混雑期には指定席の予約がベターです。
JR安房鴨川駅で下車すると、無料送迎バスがお出迎え。アシカやクラゲなど、さまざまな海の仲間たちが描かれています。
2.2 高速バス乗車券と入場券がセットになった往復乗車券付き入園券がおトク!
高速バス乗車券と鴨川シーワールドの入場券がセットになった、おトクな往復乗車券付き入園券も販売されています。高速バスは東京駅、渋谷駅、千葉駅などの主要駅から発着しています。この日は東京駅発着の「アクシー号」を利用しました。本来はJR乗車券・特急券と入園券で通常7,700円のところ、この往復乗車券付き入園券は5,500円!なんと2,000円以上もおトクなのです。
東京駅の八重洲口前バス停からバスに乗り込むと、車内は比較的ゆったりとした空間。Wi-fiやトイレも完備され(一部車両を除く)、快適に過ごすことができます。
車窓からの景色を楽しんだり、到着後のプランを練ったりしていると、あっという間に鴨川シーワールド到着です。
>東京駅八重洲口発高速バス「アクシー号」往復乗車券付 入園チケットの詳細はこちら
>渋谷マークシティ発「シーバレーチケット」往復乗車券付 入園チケットの詳細はこちら
>千葉駅発 「カピーナ号」往復乗車券付 入園チケットの詳細はこちら
3. 鴨川シーワールドのエリアごとの見どころ
それでは、鴨川シーワールドの見どころをエリアごとに解説していきます。鴨川シーワールドは、日本でも有数の延べ面積を誇る大きな水族館で、さまざまなショーも開催されます。見どころを押さえて上手に周りましょう。
3.1 エコアクアローム(見ることができる生き物:イワナ・サワガニ・ヒメマス・マンボウ・タカアシガニほか)
メインゲートを入ってすぐの場所にある「エコアクアローム」は、川の源流から海に至るまでの「水の一生」を再現した展示ゾーンです。地元の川の様子や、外房の海の中の様子などをジオラマで鑑賞することができ、環境の大切さを学ぶことができます。
川の上流エリアではアユやニジマスなどの清流に住む魚たちをたくさん見ることができます。海に近づくにつれてウニやヒトデ、イソギンチャクも登場します。
激しい波がぶつかる磯の岩陰エリアには、ミナミハタンポやネンブツダイなどの磯魚が激しい波を避けて集まっています。
干潟エリアには、準絶滅危惧種に指定されているトビハゼも!
砂底の沖合エリアには、エイやサメも飼育されています。ゆらゆらと泳ぐ大きなエイが行ったり来たり。
3.2 トロピカルアイランド(見ることができる生き物:スズメダイ・チョウチョウウオ・クマノミ類・サメ・エイ・ウミガメほか)
「トロピカルアイランド」では、南の海に生息するカラフルな熱帯魚たちに出会えます。南国の白い砂浜を再現した「エメラルドの入江」に一歩足を踏み入れれば、すっかり南国気分に!
キリバスのサンゴ礁をモデルにしたという水辺には、ウミガメもお目見え。興味津々の様子でこちらに近づいてきます。
サンゴ礁の外海に面する洞窟を再現した「幻想の岩場」では、ハナゴイなどのカラフルな魚たちが身をひそめています。光に照らされてとってもキレイ!
ダイバー気分でキンメモドキを見学できる岩場にも注目!青い光に照らされて幻想的な気分を味わえます。
映画などで人気のカクレクマノミもたくさん!オレンジ色のかわいいクマノミたちを見ようと、水槽のまわりには子どもたちが集まっています。
トロピカルアイランド一番の見どころは、巨大な水槽「無限の海」。大きな水槽が天井まで続いています。エイやサメなど30種類の魚たち約1,000匹が泳ぐ姿は圧巻!いつまでも見ていたいような気分になります。
3.3 ロッキーワールド(見ることができる生き物:カリフォルニアアシカ・ゴマフアザラシ・セイウチ・トド・バンドウイルカ・フンボルトペンギンほか)
太平洋の5つの海を再現した「ロッキーワールド」では、アシカやアザラシたちが、自然に近い環境でのびのびと暮らしています。
ロッキーワールドの地上階(屋外)では、アザラシやセイウチたちが岩場でのんびりとくつろいでいるのを見学できます。しかし、ロッキーワールドの魅力はそれだけではありません。なんと、地上と地下で水槽が繋がっていて、同じ生き物を地上・地下の両方から観察することができるのです。
3.3-1 アシカ・アザラシの海(見ることができる生き物:アシカ・アザラシ)
ロッキーワールドのエリアに入ってすぐの場所にあるのが「アシカ・アザラシの海」。アメリカ・カリフォルニア沿岸の環境を再現しています。コミカルな動きがかわいいアシカとアザラシたちが仲良く暮らしています。
お天気のいい日には水面近くでひなたぼっこ!
そしてこちらが水中から見たアシカ、アザラシたち。地上から見た姿とは打って変わって、ハイスピードで水槽の中をスイスイ泳いでいます。
水槽にカメラを向けていると、アザラシが興味津々の様子でこちらに近づいてきてくれました。このつぶらな瞳がなんとも愛らしい。
3.3-2 セイウチの海(見ることができる生き物:セイウチ)
「アシカ・アザラシの海」のすぐ向かいにある「セイウチの海」では、ベーリング海の東側、アラスカの環境が再現されています。セイウチといえば大きな体と牙が特徴。大きな牙は、流氷に登るときや、オス同士が争うときに使われます。そう聞くとなんだかおっかない印象を受けますが、見かけによらず人懐っこい性格で、とっても好奇心が旺盛なのだそう。
お腹を見せながらぷかぷか浮いているセイウチの姿を見ていると、なんだか心が和みます。
水中から見てみると......この迫力!大きな牙が目の前に迫ります。
3.3-3 トドの海(見ることができる生き物:トド)
ロッキーワールドの一番奥にある「トドの海」では、千島列島の沿岸地が再現されています。大きな岩から空を見上げるトドの姿は、威厳たっぷり!タイミングがよければ、トドが岩から豪快にダイブする姿を見られるそうですよ。
トドたちの食事風景を見られるフーディングタイム。エサとなる魚たちを次々と飲み込んでいきます。
3.3-4 ペンギンの海(見ることができる生き物:フンボルトペンギン)
ロッキースタジアムのすぐ横にある「ペンギンの海」では、チリ沿岸の環境を再現。思い思いに過ごすフンボルトペンギンたちを、至近距離で観察することができます。
岩の上に登ったり、水の中をチャパチャパと歩いたり。敷地内をせわしなく動き回ります。歩く姿がとにかくキュート!
3.3-5 イルカの海(見ることができる生き物:イルカ)
「ペンギンの海」のすぐ向かいにある「イルカの海」では、奄美群島の近海が再現されています。ショーで見ることの多いイルカですが、ここでは広い水槽の中で自由に泳ぎまわる姿を見ることができます。
運が良ければ、目の前でジャンプしてくれることも!水しぶきがかかるほどの近さに大興奮です。
地下の水槽では、イルカたちが美しい姿でスイスイと泳ぐ様子を見ることができます。あまりの美しさにうっとり!
3.4 ポーラーアドベンチャー(見ることができる生き物:オウサマペンギン・ジェンツーペンギン・イワトビペンギンほか)
ロッキーワールドの地階に位置するポーラーアドベンチャーでは、南極の環境が再現され、オウサマペンギンやジェンツーペンギンたちが暮らしています。岩の上をペタペタと歩いたり、水の中をスイスイ泳いだり。愛らしいペンギンたちを見ようと水槽の前には多くの人が集まっています。
岩の上をペタペタと歩く姿がかわいいペンギンたち。歩いていたかと思うと、突然水の中にダイブ!
水の中ではスイスイ泳いだり、水面にプカプカ浮かんだり。気ままに過ごすペンギンたちから目が離せません!
3.5 ピリカの森(見ることができる生き物:エトピリカほか)
同じくロッキーワールドの地下に位置する「ピリカの森」では、北アメリカ・アラスカ沿岸の環境を再現。北の海に住む希少な海鳥・エトピリカの生態を知ることができます。エトピリカは「くちばしが美しい」というアイヌ語が名前の由来となったという通り、鮮やかなオレンジ色のくちばしが特徴です。翼と水かきのある足を上手に使って自由自在に泳ぎまわり、小さな魚を捕らえて食べる姿は見応え十分!
3.6 ウミガメの浜(見ることができる生き物:ウミガメ)
そのまま海へと繋がっているように見える「ウミガメの浜」。
リアルな環境を再現した人工の砂浜では、孵化に適さない場所で産卵された卵を引き取り、孵化させたのち、生まれた子ガメを放流する活動も行なっているのだとか。
自然に近い環境で暮らすウミガメたち。まるで海に向かって泳いでいるよう!
3.7 ペリカンの池(見ることができる生き物:ペリカン)
太平洋を見渡せる場所にある「ペリカンの池」では、日本では飼育例が少ないコシグロペリカンたちが暮らしています。1日2回ほど行われる「ペリカンのガイダンス」では、ペリカンたちが園内を散歩する姿を見ることができます。
一方、それ以外の時間帯は、水辺や木陰でのんびりと過ごすことが多い様子。時折、羽を広げて見せてくれることも!
太平洋を眺めながらのんびりと過ごすペリカン。ゆったりとした時間が流れています。
4. 鴨川シーワールドのショー・イベント情報
鴨川シーワールドのショー・イベント情報を紹介します。
4.1 絶対見逃せない!日本で唯一の「シャチパフォーマンス」
鴨川シーワールドに来たなら、絶対見逃せないのがシャチのパフォーマンス!2,000人収容の「オーシャンスタジアム」があっという間に満席になるほどの人気です。
実はシャチはもともと気性が荒く、英語名では「Killer Whale」と呼ばれるほど。海の中では最強の生物で、高い知能を活かして獲物を獲得することからこのような名前がついたのだとか。そんな飼育の難しいシャチのショーが見られるのは、日本でも鴨川シーワールドだけなのです。
シャチのパフォーマンスを見るときには、席取りが肝心!会場の前列から中程までは水しぶきでびしょ濡れになるので注意が必要です。間近でその迫力を感じたいという方は、ポンチョを準備して前方の席「スプラッシュゾーン」に座りましょう。びしょ濡れは避けたいけどなるべく近くでシャチを見たいという人は、6〜8列目あたりがおすすめ。ショーの始まる15分ほど前には座席を確保しておくと安心です。
ポンチョ(300円)は、オーシャンスタジアムのすぐそばで入手できます。
ショーの所要時間はおおよそ15〜20分ほど。海の王者であるシャチが魅せるダイナミックなジャンプは、とにかく迫力満点。太平洋を背景に披露される大ジャンプやトレーナーとの息のあった演技は圧巻です!
4.2 華麗なジャンプを披露!「イルカパフォーマンス」
水族館の人気者といえば、やっぱりイルカ!「サーフスタジアム」で行われるイルカのパフォーマンスに登場するのは、バンドウイルカとカマイルカの2種類です。シャチよりも比較的小さな体を上手に使って、ハイジャンプやスピンジャンプなど華麗な技を繰り広げます。
最大の見せ場、4頭のイルカが魅せるコンビネーションジャンプには思わず感嘆の声が。
直立の姿勢のまま水上を走るパフォーマンスにも注目です!
4.3 映像技術を駆使した「ベルーガパフォーマンス」
ベルーガはとっても頭の良い生き物。かわいい声で歌うことができることから「海のカナリア」とも呼ばれています。輪をくぐったり、マイクに向かって喋ったりと芸も多彩!なんと人間にはない特殊な能力を使い、目隠しで障害物を避けながら泳ぐこともできるのです。
2018年3月にリニューアルオープンしたベルーガの展示施設「マリンシアター」では、さらに進化を遂げたベルーガのパフォーマンスが楽しめます。なんとベルーガの発する超音波を目で見ることができるのです。映像技術を駆使したショーは見応え抜群!
4.4 コミカルな動きに思わず爆笑「アシカパフォーマンス」
半ドーム型の「ロッキースタジアム」で行われるのが、多彩な芸と愛嬌たっぷりな笑顔が魅力的なアシカのパフォーマンス。トレーナーの声に合わせて、お父さん、お母さん、息子の3頭のアシカが登場。アシカファミリーのコミカルな動きに、観客席からどっと笑いが巻き起こります。
プールサイドをツルツルと滑ったり、水の中でバタ足したり。アシカたちがさまざまな技を披露すると、客席の盛り上がりは最高潮に!ショーの最後に魅せるにっこり笑顔で、すっかり虜になること間違いなしです。
お得意のボールを使った芸が決まると、会場からは大きな拍手が!
4.5 生き物たちの食事風景が見られる「フィーディングタイム」
トドやアシカ、イルカなどのエサやりを見学できるフィーディングタイムも見逃せません。フィーディングタイムでは、飼育員さんが海の生き物たちの魅力を食事風景とともに、詳しく解説してくれます。海の生き物たちがどんなエサを好むのか、どうやって捕獲して食べるのかなど、普段は知ることができない話を聞けますよ。食事風景を間近で見れば、新しい発見に出会えるかも?
4.6 園内を並んで散歩!?「ペリカンのガイダンス」
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
1日に数回行われる「ペリカンのガイダンス」では、ペリカンの生態を詳しく知ることができます。いつもは「ペリカンの池」で過ごしているペリカンたちですが、この時間になると、なんと飼育員さんに連れられて「トロピカルアイランド」まで歩いて移動するのです。お行儀よく並んで歩く、ペリカンたちのかわいらしい姿をお見逃しなく!
5. そのほか鴨川シーワールドをもっと楽しむためのスポット
そのほか鴨川シーワールドをもっと楽しむためのスポットを紹介します。
5.1 忘れられない思い出に!「ディスカバリーガイダンス」
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
もっと身近に海の生物たちと触れ合いたいと思ったら、ディスカバリーガイダンスへの参加がおすすめです。イルカやベルーガにタッチしたり、アシカたちと写真を撮ったり。忘れられない貴重な体験になること間違いなし!
参加券は園内の案内所で申し込み可能ですが、GWや夏休みなどのハイシーズンには開園前から整理券が配布されるほどの人気ぶり。時期によって申し込み方法が異なるので、事前にホームページでチェックしてくださいね。
5.2 自分で描いた魚が動き出す「コーラルメッセージ」
「トロピカルアイランド」の中にある「コーラルメッセージ」では、最新技術を用いたツールでサンゴ礁の世界を体感することができます。
まずは手元のモニターで魚を選び、自分の好みにペイント。
完成すると、描いた魚が巨大なスクリーンで泳ぎ出します。さまざまな海の仲間たちとともにスクリーンを行ったり来たりする姿に、大人も子どもも夢中に!
5.3 神秘的な気分が味わえる「Kurage Life(クラゲライフ)」
「エコアクアローム」の中にある「Kurage Life(クラゲライフ)」では、ギヤマンクラゲやコブエイレネクラゲなど、約10種類のクラゲを展示。クラゲの生態を最新のデジタル映像技術で知ることができます。映像水槽ゾーン(体験エリア)では、手の動きで水流を起こしてクラゲを動かすなど、実際に自分の体を動かして体験しながら学ぶことができます。
日本の沿岸でよく見られるミズクラゲ。青い光に照らされて、驚くほどの美しさです!
ゆらゆらと泳ぐクラゲの姿は癒し効果抜群!キラキラ輝く光の中、ゆったりと漂うクラゲを眺めていると、まるで海の中にいるような神秘的な気分になりますよ。
6. 鴨川シーワールドの季節限定イベント
その他、季節限定イベントを紹介します。
6.1 水族館の裏側が見られる「ナイトアドベンチャー」
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
季節限定で行われる「ナイトアドベンチャー」も人気。水面で眠るイルカや夜行性の魚など、普段は見られない夜の水族館を、飼育係の解説を聞きながらじっくりと見学できます。さらに年に数回開催される「水族館ナイトステイ」では、いろいろな水槽の前で魚を見ながら寝袋で宿泊することも!水族館の裏側を見られる貴重な体験です。開催時期はホームページでチェック!
6.2 イルカと一緒に泳いでみたいなら「ワンダフルドルフィン」
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
誰もが一度はイルカと泳いでみたい!と思うのでは?そんな願いを叶えてくれるのが「ワンダフルドルフィン」。1日10名だけが体験できるプログラムです。期間限定のプログラムのため、開催時期や予約方法はホームページでご確認ください。
6.3 クイズ&スタンプラリー
家族そろって楽しめる「クイズ&スタンプラリー(300円)」もおすすめ。12個すべてのスタンプを押して三択クイズに答えれば、オリジナルグッズがもらえます。小さいお子さんも飽きずに最後まで楽しめそうですね。
7. 鴨川シーワールドのグルメ情報!日本で唯一シャチを眺めながら食事ができる「オーシャン」
鴨川シーワールドでは、さまざまなグルメが楽しめます。南の国・キリバス共和国をイメージしたフードコート「マウリ」や、家族みんなで楽しめるバイキングレストラン「サンクルーズ」なども人気ですが、なかでも特に人気なのが「オーシャン」です。
日本で唯一、シャチが泳ぐ姿を眺めながら食事を楽しめるレストラン!
「オーシャン」で料理の腕をふるうのは有名ホテル出身のシェフ。房総の漁港で採れた海産物や農作物などを、ふんだんに取り入れた料理が楽しめます。「自然の恵の大切さと、地域の食文化を多くの人に知ってもらいたい」、という鴨川シーワールドの想いが込められているのだそうです。
せっかくシャチを眺めながら食事できるのなら......。ということで、シャチをかたどった「房総ポークのシャチライス スープ付(1,300円)」をいただきました。
じっくりと煮込まれたソースは、大人もうれしい濃厚な味。カリッと揚げた房総半島の豚肉に、色とりどりの野菜が添えられて目にも鮮やか!かわいらしい見た目とはうらはらに、大満足のボリュームです。
食事を楽しんでいると、シャチがのぞきに来てくれました。
食後には「デザートプレート カモスウィーツ 2ドリンク付き(1,350円)」がおすすめです。ミニケーキやプリン、アイスクリームなどさまざまなスイーツが盛り付けられた大きなプレートに大興奮!シャチをかたどったチョコレートが、さらに気分を盛り上げます。カップルや家族でシェアするのも楽しいですよ。
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
そのほかにも、外房の海の幸を使った「伊勢海老のカレー スープ付(2,160円)」や、ボリューム満点の「ビーフステーキピラフ スープ付(1,780円)」も人気だそう。シャチが泳ぐ姿を眺めながら、房総半島の魅力がたっぷりつまったお料理を楽しみましょう!
※季節によりメニュー内容が変更となります
8. 鴨川シーワールドのショッピング・お土産情報
鴨川シーワールドでたっぷり遊んだら、お土産もお忘れなく!メインゲートのすぐ側にあるギフトショップ「マリンマーケット」や、サーフスタジアムの裏にあるバザールコート「ラオイ」では、ここでしか入手できないオリジナルグッズが販売されています。
一番人気はシャチの関連グッズ。なかでもぜひチャレンジしてもらいたいのが「シャチくじ(1回1,000円)」です。景品のぬいぐるみは1等から5等までで、なんとハズレなし!1等のシャチの特大ぬいぐるみを狙って挑戦してみてはいかがでしょうか?
大人も欲しくなるおしゃれなデザインのTシャツも勢揃い!
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
定番スイーツの「鴨川シーワールドプリントクッキー(小:670円)」も人気です。
<画像提供:鴨川シ―ワールド>
食べ終えた後まで楽しめる「貯金箱クランチ(610円)」。お土産に買って帰ると大好評なのだそう。
話題のイクミママとコラボした「イクミママのどうぶつドーナツ 鴨シーオリジナル 3個入り(990円)」。食べるのがもったいないほどのかわいさです!
9. 鴨川シーワールドのおすすめの回り方と所要時間
見どころ盛りだくさんの鴨川シーワールド。どうやって周れば良いのか迷いますよね。そこで、鴨川シーワールドの方におすすめの周り方を聞いてきました!
鴨川シーワールドで外せないのが、なんといっても海獣たちのショー。1日の計画を立てるときは、ショーを中心にプランを組むのがおすすめだそうです。ショーの時間はシーズンや曜日によって異なるため、公式ホームページや園内パンフレットをチェック!
シャチ、イルカ、アシカ、ベルーガの4つのショーは、順番に見られるように30分刻みに予定されています。とにかくショーを楽しみたいという方は、順番にショーを見ていきましょう。途中で休憩をはさんだとしても、2〜3時間あれば全てのショーを制覇できます。
ショーも展示も両方ともしっかり楽しみたいという方には、朝一番の入園がおすすめです。まずは比較的空いている午前中にショーを見学し、空き時間や午後に、その他の展示を見て回ると効率的。エサやり風景が見られるフーディングタイムやガイダンスの時間もチェックして、タイミングよく展示を見て回りましょう。一日で全ての展示を見ることも不可能ではありません。
10. 鴨川シーワールドの混雑情報
鴨川シーワールドが混雑するシーズンは、やはりGWや夏休み。特にお盆の時期は一年で一番混み合います。一方で、冬は比較的空いている日が多いそう。冬に訪れる場合は、しっかり防寒して出かけましょう。
夏休みなどの混雑期でも、休日より平日のほうがまわりやすいようです。特に週中の火曜〜木曜は空いていることも多いそうですよ。
仕事や学校の関係で平日に訪れるのが難しい、という方もご安心を!朝早くに出かけて開園と同時に入れば、比較的スムーズに見て回ることができます。かくいう私も、訪れたのは繁忙期にあたる5月の週末。それでも、朝一番に到着すれば、ストレスを感じることなくスムーズに見てまわることができました。
ちなみに、朝の時間帯はお魚たちが活発に動き回っていることが多いそう。混雑を避けられて、なおかつ元気なお魚たちが見られるとなっては、早めの時間に行かない手はありません!
11. 鴨川シーワールドのオフィシャルホテル
見どころ満載のショーや展示を1日で楽しむのは至難の業。それならばいっそ、オフィシャルホテルに泊まって鴨川シーワールドを楽しみ尽くすのも手です。実はこのホテル、宿泊するとチェックイン前からチェックアウト後まで、何度でも鴨川シーワールドに入場できるのです!
疲れたら太平洋を一望するオーシャンビューのお部屋で優雅にひと休み、なんていうのも良いですよね。鴨川温泉を源泉とした大浴場には、子ども用の備品も充実。館内のレストラン「マーメイド」のバイキングメニューでは、豊富なキッズメニューや離乳食も用意されているので、小さいお子さんのいるファミリーも安心です。期間によってはシャチと記念写真が撮れるプランや、「トロピカルアイランド」での水中散歩が楽しめる特別プランも準備されていますよ! 詳しくはホームページでチェックしてください!
鴨川シーワールドホテル
- 住所:千葉県鴨川市東町1464-18
- 電話番号:04-7092-2121
- HP:http://www.kamogawa-seaworld.jp/hotel/
>>>鴨川シーワールドホテルの情報を【じゃらんnet】で詳しく見てみる
12. 鴨川シーワールドの基本情報
- 住所:千葉県鴨川市東町1464-18
- 営業時間:9:00~16:00(時期により異なる)
- 料金
- 1DAYチケット:大人(高校生以上)/3,000円、小人(小学生・中学生)/1,800円、幼児(4歳以上)/1,200円、60歳以上/2,400円
- 2DAYチケット:大人(高校生以上)通常2日間入園/6,000円 → 4,500円、小人(小学生・中学生)通常2日間入園/3,600円 → 2,700円、幼児(4歳以上)通常2日間入園/2,400円 → 1,800円、60歳以上 通常2日間入園/4,800円 → 3,600円
※ほか、高速バス往復乗車券と入園券のセットプランやトワイライト入園プランなど特別プランあり
- 駐車場
- 台数:1,200台
- 料金:1日駐車料金:普通車/1,200円、大型車/1,600円、二輪車/300円
- 定休日:不定休(公式HPにてご確認ください)
- 車でのアクセス
- 海ほたるPAより約1時間10分
- 千葉市内より約1時間20分
- 金谷より約45分(東京湾フェリー)
- 電車のアクセス
- 東京駅より約2時間、JR安房鴨川駅より無料送迎バス約10分
- 高速バスのアクセス
- 東京駅より約2時間(高速バス アクシー号)
- 渋谷マークシティより約2時間30分(高速バス シーバレー号 鴨川~渋谷線)
- 千葉駅より約2時間(高速バス カピーナ号)
※お盆など繁忙期は安房鴨川駅で下車後、無料送迎バス
- HP:http://www.kamogawa-seaworld.jp/
【千葉一口メモ】
千葉には鴨川シーワールド以外にもさまざまな観光スポットがあります。鴨川シーワールドから近い館山や粟又の滝など、さまざまな観光スポットがあります。下記でその観光スポットを効率よくまわれる格安ツアーからちょっとリッチなツアーまで、たくさんのツアーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。ひとりや恋人、友人、家族だけで旅行を楽しみたい方はお得かつ手続きがとっても楽なフリープランもおすすめです。
<日数と費用>(関東発目安)
●旅行日数:2~4日間
●ツアー費用:17,000円~60,000円
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大野佑香
- 浅草在住の旅ライター。旅先で見つけた絶景や穴場スポット、ご当地グルメを発信中。最近の心に残った旅は「都内銭湯巡りの旅」「バワ建築を巡る旅スリランカ」「托鉢の残る世界遺産の街ルアンパパーン」。