南イタリアの町バーリで名産食べ歩き♪おすすめストリートフード3選

北から南まで、町ごとに美味しい特産品があるイタリア。バーリもたくさんの美味しい名物がありますが、その中でも観光中に手軽に食べやすいストリートフードをご紹介します。

地元の人に混ざって、バーリ名物を頬張ってみてくださいね!

目次

バーリのストリートフード1. トロトロ、アツアツの揚げピザ「パンツェロッティ」

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<アツアツのパンツェロッティは絶品!撮影:La luce del Sud>

「パンツェロッティ(panzerotti)」とは、揚げパンのこと。ピザのような円形の生地にモッツアレラチーズなどの具材をのせ、半月形に包んで油でカラッと揚げています。大人から子供まで、広く親しまれているストリートフードです。

日本人には発音しにくい「パンツェロッティ」という名前の由来は、お腹を意味するイタリア語「パンチャ(Pancia)」からきています。油の中で揚げる時に、パン生地がぷっくり膨れたお腹のようになることから付けられたそうです。

パンツェロッティの具材は、モッツァレラチーズとトマトの組み合わせが定番。その他にも、燻製のスカモルツァ・チーズやハム、オリーブ、アンチョビが入ったものなど、たくさんのバリエーションがあります。

バーリの町にはパンツェロッティ専門店があり、注文が入ってから揚げてくれます。広場などで、揚げたてのパンツェロッティをほうばる人を見かけることもありますよ。

クチーナ・ポーヴェラ(貧しい料理)って?

パンツェロッティは「クチーナ・ポーヴェラ(貧しい料理)」と言われる、いわゆる庶民料理の一つです。"ポーヴェラ(貧しい)"というとネガティブなイメージですが、質素な材料で美味しい料理を生み出すという、イタリア料理を語る上で欠かせないジャンル。

パンツェロッティも、余ったパン生地を無駄にすることなく、家庭にある食材を使って作られる家庭料理から生まれたものなのです。

バーリのストリートフード2. こんがり甘~いドルチェ「パスティッチョット」

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<プーリア州の定番ドルチェ、パスティッチョット。撮影:La luce del Sud>

「パスティッチョット(Pasticciotto)」は、プーリア州・レッチェ発祥のカスタードタルト。1745年にレッチェにある菓子店によって作られ、約270年経った今でも愛されている伝統的な焼き菓子です。 現在ではレッチェを始め、バーリやその他の町でも食べられる、プーリア州定番のドルチェです。

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<アマレーナ入りのパスティッチョット。撮影:La luce del Sud>

パスティッチョットは、サクっとこんがり焼き上げたクッキー生地の中に、カスタードクリームがたっぷり詰まっています。またカスタードクリームの中に、アマレーナ(さくらんぼのシロップ漬け)が入ったタイプもあります。カスタードの甘味に、アマレーナの酸味が適度に加わって食べやすいので、こちらもおすすめ。

パスティッチョットの値段やボリューム

お店によってパスティッチョットの値段は異なりますが、1つ約2ユーロくらいから購入可能。手に持つとずっしりとするくらいクリームが入っているので、1つでもボリュームがあります。

甘い菓子パンにカプチーノやエスプレッソという、甘い朝食が主流のイタリア。バーリやレッチェでは、お菓子としてはもちろん、朝食にもパスティッチョットを食べる習慣もあるのだとか。

普段の生活ではついカロリーを気にしてしまうかもしれませんが、旅行の間だけは地元の人にならい朝からしっかり糖分を補給して、観光へ行くのもいいかもしれませんね。

バーリのストリートフード3. お手軽固焼きパン「タラッリ」

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<素朴な味わいがクセになるタラッリ。撮影:La luce del Sud>

タラッリ(taralli)は、南イタリアのカンパニア州とプーリア州を中心に食べられている、ドーナツのような形の乾パンのこと。一口で食べられるミニサイズは「タッラリーニ」と呼ばれます。

サクサクした硬めの食感が特徴で、おつまみ感覚で食べられます。アペリティーボのおつまみや、レストランでパンと一緒に出されたり、バーリを旅行すると良く登場します。

タラッリの作り方はいろいろ

料理やワインと同じく、タラッリも州によってそれぞれの作り方があります。 州都ナポリがあるカンパニア州では、生地は小麦粉とラードでつくられ、アーモンドや塩・胡椒で味付けされていることが多いのです。しっかりと味が付いているのでワインのお供として相性抜群です。

一方プーリア州のタラッリは比較的小さめで、生地はエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルと白ワインを加えて作られます。生地は発酵をさせず、形成した後にさっと湯通ししてオーブンで焼き上げるため、サクッとした軽い食感に仕上がります。素朴な味わいですが、ついつい食べてしまう後引く美味しさです。

塩味のプレーンタイプの他にも、唐辛子やフェンネルシードなどのハーブ入りのものや、玉ネギ、トマト風味など味のバリエーションもたくさんあります。最近では栄養価の高い全粒粉タイプも出ておりこちらも人気です。

タラッリの値段について

タラッリは、スーパーやバール、土産物店など町のいたる所で手に入ります。お店やメーカーによって異なりますが、値段も500gの袋詰めで約1~3ユーロ程度と手ごろ。

でも、やっぱり焼きたての美味しいタラッリはパン屋さんや総菜屋などで購入するのが一番。バーリの旧市街には町の人が軒先でショートパスタを手作りしている有名な通りがあり、そこでタラッリも売られています。観光の合間につまみつつ、お土産用にも購入したい方は、こちらへ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

バーリで食べ歩くときの予算目安は?

今回ご紹介したストリートフードのうち、ランチにもなるほどボリュームがあるのはパンツェロッティ。その後にデザートとしてパスティッチョットを食べれば、女性ならかなりお腹いっぱいになります。これら2つあわせても約5~8ユーロなので、日本円に換算すると約1,000円あればOKです(2019年5月頃のユーロ円を参照しています)。

食べ歩くなら、持ち運びやすくつまみやすいタラッリが便利。スーパーなどでは一袋1~2ユーロ、高くても一袋5ユーロから、となります。これに飲み物の費用を含めておけば、バーリのストリートフードを楽しめるでしょう。

バーリで食べ歩きするなら美味しいお店が集まる「フェッラレーゼ広場」へ

今回ご紹介したストリートフードを食べるなら、散策もできて、カフェやレストランなどが集まる「フェッラレーゼ広場(Piazza del Ferrarese)」が便利。広場を囲むようにたくさんのお店が並んでおり、昼時や夕食の時間は特に賑わっています。

パンツェロッティ専門やパスティッチョットを出すバールも揃っています。また広場は旧市街散策の出発地点にもなっており、一部が歩行者専用にもなっているので、さくっと食事したりコーヒーブレイクしたりするのにも最適です。

バーリ観光の際は、バーリ名物の美味しい食べ物もお忘れなく!

さっと食べられてお腹も満たされるストリートフードは、観光中の強い味方。レストランに入らなくても、お手頃価格で地元の味を楽しめるのも魅力です。バーリを訪れる際は、ぜひ今回ご紹介したパンツェロッティやパスティッチョット、タラッリを食べてみてくださいね!

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人々の生活スタイルや風景に魅せられ、イタリアへ。現在は南イタリア・アマルフィ海岸にある小さな町に住んでいます。個人旅行のアテンド・各種視察のコーディネートや通訳をしています。

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