マレーシアでの国内陸旅行に欠かせない高速道路の利用

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ずいぶんと前からインフラ整備が発達していたマレーシア

マレーシアのインフラは、半世紀以上も前から着々と進められ、もちろん日本から大きな関与もあったはずだろう。整備は比較的他アジアと比べても見劣りする事がないので日本から来る人にも多少は自慢できるものだと思う。

30年前に日本から旅行に来た私も父親も、地方に行くときなどは「へ〜、マレーシアって道路が綺麗に整備はされているね」と感心していたのだ。東南アジアではナンバー1、そしてアジアでは、日本、中国の次を行くナンバー3らしい。高速道路は、民間資本で建設されている場所が多く、料金システムも日本と似ている。

クアラルンプール近郊などは、都心の短い高速道路はとっても数多く、また一般道路と見分けがあまりつかない。気がついたら料金所があったりで、どこからどこまであったのだろうか、ととてもわかりづらい。

地方へ足を延ばす

一方で、西マレーシア(マレー半島)の高速道路に限って言うと、主要高速は、PLUSという会社の南北高速、これは名前の通り西海岸近くを北はタイの国境のペルリス州からだっ〜と南下、シンガポールの国境のジョホール州まで一直線を描いている。もう1本は、クアラルンプール近郊から半島を横断して北へ伸びるイーストコーストエクスプレス。これは、東海岸沿いを走る。

東マレーシア(ボルネオ)で計画してされていたパン・ボルネオ高速道路計画については、当初建設費用を大幅に削減して今後進められる予定があるそうだ。

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サービスエリアで食べ比べる伝統菓子

さて、高速を走っていて、必ずトイレや休憩、食事でお世話になるサービスエリア。クルマやバスで旅をすると必ずストップする。

10〜30キロメートルおきくらいにある休憩場は、ガソリンスタンドのみであったり、ちょっと数件並んだ食事処であったり、トイレだけであったり、と大小様々だが、高速で走っていると、あと何キロ、どれくらいの規模のサービスエリアだかが標識でわかる。

一番大きいガソリンスタンドを数カ所併設しているR&Rと表示してある大きなサービスエリアは、ATMやちょっとしたお土産場、ケンタッキーやマック、ピザハットなどのファストフードレストラン、大き地元料理の並ぶフードコートもあり、もちろん、トイレ、そして公園、マレーシアらしいお祈りの場所も必ずある。

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もう一つマレーシアらしいのは、どこも数件のフルーツショプが固まっている事だ。そこでは、キロ売りのフルーツやその場で食べることができるカットフルーツがある。地元の人達は、その場で食べる場合も大家族ならキロ売りの物を購入、何処かのうちへ訪問する場合も、自分の家に帰るにも、よくサービスエリアでフルーツを買っているようだ。

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こうしたサービスエリアには、マレーシアならでの伝統菓子がカートなどでもたくさん販売されているので、乾燥系伝統菓子を網羅したいという方にも都合が良い。そこには「こちらではこれを、こういう風にして食べるんだー」という庶民的お手頃スナックもたくさんあるので、とっても楽しい好奇心満たされる休憩にはもってこいのストップになるだろう。

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YasminYoko

マレーシア、クアラルンプールに在住。渡航して32年、ライター、リサーチ、コーディネートをはじめ翻訳通訳、日本語教師、個人輸出業を手がける。

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