アメリカで人魚のモデルにもなったマナティーと一緒に泳ぎに行こう!!

マナティーという生物をご存知でしょうか?

人魚のモデルにもなったと言われており、とても愛くるしいマナティーと泳げる場所がアメリカ、フロリダ州オーランドにあります。

目次

マナティーとは?

カイギュウ目マナティー科に属する哺乳類で、藻や草を食べる草食動物です。

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同じカイギュウ目のジュゴンと外見が似ていますが、見分ける上での一番簡単な方法が尾びれの形。マナティーの尾びれは丸みを帯びていて、うちわのような形。一方ジュゴンの尾びれは三角形で、イルカのような尾びれです。

「アメリカマナティー」「アフリカマナティー」「アマゾンマナティー」の3種類に分類されますが、今回ご紹介するのは、その中でも最大種のアメリカマナティー。最大体長約4m、体重1,500kg!

ちなみに日本では150個以上ある水族館の中、たった4つの水族館でしかマナティーは飼育されていません。

アメリカ、フロリダ州オーランド

アメリカの東海岸に属するオーランドには、あの有名なディズニーワールドやユニバーサル・スタジオ・フロリダ、ケネディ宇宙センターなど、数々のテーマパークがありますが、その有名な場所にマナティーが集まってきます。

詳しいことをいうと、時期は12月~3月の間。冬になると年間を通じて水温が22℃のクリスタルリバーという場所に野生のマナティーが集まってくるんです!マナティーはとても寒がりで、普段はメキシコ湾岸の浅瀬に生息していますが、冬になると水温が下がるため、年間を通じて暖かい水が湧き出ているクリスタルリバーのキングス湾で過ごします。

マナティーと一緒に泳ぐためには?

私はオーランドで主催しているツアーに参加しました。ホテルまで送迎があり、英語ですが注意事項を説明したDVDをダイビングショップで鑑賞し、インストラクターの指導の下、マナティーと泳ぎました。日本の旅行会社や現地のダイビングショップが主催しているツアーもあります。

またはオーランドを旅行される際には大体の方がレンタカーを借りて観光されるので、ご自身でクリスタルリバーまで行かれる方もいます。オーランド国際空港から100kmほど、2時間かからないで着きます。しかし気を付けてもらいたいのが、必ず現地のダイビングショップを通してください。自分たちだけでマナティーと泳ぐことはできません。船で移動することと、マナティーは保護動物に指定されています。必ず指導を受けてルールを守ってマナティーと泳いでください。

実際マナティーと泳いでみて

マナティーはとても大人しく、そして人懐っこく愛嬌のある動物です。

まずボートの上でマナティーを捜索し、見つけ次第湾にエントリーします。

泳ぐときの注意事項としては、こちらから近づいてはいけない、マナティーに両手で触らない、驚かしてはいけない等、様々なルールがあります。ちなみにスキューバダイビングはできません。とても臆病でもあるマナティー。ダイバーが吐く泡を恐れます。スノーケルのみです。しかし、これらのルールを守っていると、マナティーの方から「構ってー!遊んでー!!」と近づいて来てくれます。

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触ってはいけないのに、これでもか!っていうくらい近づいて来てくれます。親子で泳いでる姿は本当に愛くるしいです!
時々水面に鼻を出してプシュッと呼吸をしたり、水中でオナラをすることもあるんですよ。

一緒に泳ぐ所の透明度はそんなに高くありませんが、ほぼ流れがなく、水深は浅いところだと3mほどで、ライフジャケットを借りて泳ぐので、泳げない人も問題ないと思います。

マナティーは絶滅の危機に瀕し保護動物に指定されていますが、マナティー保護区では法律による規制のおかげで、船の事故による怪我などは減少し、マナティーの生息数が回復傾向にみられています。

日本では決して出会えない野生のマナティー。アメリカ、オーランドでできる、とても貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか!?

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Maya.S

スキューバダイビングのインストラクターが職業でもあり趣味です。海はもちろん自然大好き、生物大好き、写真撮るのはもっと好き:)2015年からワーホリと世界一周を繰り返して旅を続けています。

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