スウェーデン初!猫カフェJava Whiskersオープン

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待望の猫カフェ第1号店 in スウェーデン

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日本ではお馴染みの猫カフェ。2019年2月にスウェーデンにもようやく猫カフェ第1号店Java Whiskers(ヤーヴァ・ウィスカース)がオープン。少し覚えにくい名前のカフェですが、Javaはスウェーデン語で「コーヒー」、whiskerは英語で「猫のひげ」を意味します。最近地元メディアやSNSでも多く取り上げられている話題の猫カフェなのです。

猫カフェ=飼い主がいない猫の一時的な家

スウェーデンでは猫をペットショップで買うことが出来ない上、猫へのチップ挿入や去勢手術が推奨されており、日本よりも猫の飼い方が厳しいものの ホームレス猫が多数いるのも事実。そんな野良猫たちと新しい飼い主が出会う場所としてJava Whiskersがオープンしました。

猫への負担を考慮した入場制限

このカフェでは猫たちが快適に過ごせるように様々なルールがあります。例えば12歳以下の子供の入場は毎週月曜日のみ、完全予約制で毎時間の入場者数は10人までなど。

事前予約制1時間150kr、カフェメニューは別料金

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Java Whiskersでは基本的にはホームぺージ(https://javawhiskers.se/en/bokningsinfo)で事前予約&事前支払い制なので混雑することなく猫たちのんびり過ごすことが可能。ちなみに入場料に飲食代は含まれていないので、カフェメニューを注文したい場合は当日支払います。

予め予約しておいた時間の15分前に店へ入ってみると、フレンドリーなスタッフが素敵な笑顔で迎えてくれました。海外からの旅行客も多く店員さんは英語でも対応してくれます。

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冬限定のスイーツ"セムラ"も発見!このカフェでは猫カフェであるにも関わらずサンドイッチやサラダ、グルテンフリー、ラクトスフリーなどのメニューや豊富なカフェメニューも魅力です。ただし、目を離した隙に猫たちがテーブルの上の食べ物を物色していたので、くれぐれも注意しましょう(笑)。

また、店内の入り口には、猫に関する書籍や店のオリジナルTシャツなども販売されておりお土産も見つかりそう。

入退室時は必ず手を消毒

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猫との関わり方などについて説明を受けた後にいよいよ猫たちがいる部屋へ入室。退室時もここで手を消毒をします。

まるでリビングルームで9匹の猫と寛いでいるかのよう!

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猫たちがいる部屋へ入ると、さっそく可愛いお出迎えが!店の中央へ進んで行くと、9匹の猫たちが窓辺に寝ていたり、遊んでいたりと思い思いに過ごしており 猫好きにはたまらない癒し空間が広がっています。

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店の中央部にある電気暖炉と広々とした椅子はスウェーデンの一般的な家庭の温かみのあるリビングを思わせます。カフェにいる猫と実際に生活するとどんな感じなのか想像することが出来るのです。

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店の奥には小さな猫用の通路があり、それは猫たちが餌を食べたりトイレをするためにバックヤードへ移動するための。また、壁に飾ってある絵画が全て猫をモチーフにしたものだったり、細部にもこだわりが感じられました。

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もちろんトイレの壁や扉にも猫のイラストが!思わず写真を撮らずにはいられないデザインです。

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気がつくと、1匹の猫がテーブルの上に置いてある水をちゃっかり飲み始めていました。

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すると、傍らでは違う猫がテーブルの上に置き忘れた筆者のカメラを物色し始め・・・。

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店内の中央部では、お客さんのリュックに興味津々な猫さんも。「私のカバンの紐でも遊んでいたの」など、身の回りの物が次々と遊び道具へと化していてく微笑ましい光景の連続で、客同士の間でも笑いがこぼれます。猫の珍行動に癒されるだけではなく、人間同士のコミュニケーションも生まれる猫カフェの魅力は万国共通の模様。

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人数限定、1時間の入れ替え制なので混むことなく猫にとっても人間にとっても快適な猫カフェ。猫の里親希望でなくても気軽に入れるお店です。年齢層や客層、国籍も様々で様々な言語が飛び交っていました。

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カフェを訪れたのは3月のとある金曜日。平日にも関わらず店には猫カフェ1号店を一度体験しようと多くの人が。また外を行きかう人々が、雨で寒い日だったにも関わらず足を止め窓辺で遊ぶ猫たちを温かく見つめていたのが印象的です。

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人見知りでずっとカフェの隅にいた猫ちゃんが他の猫が楽しそうに遊ぶのを見てようやく遊ぶ気になったのか、私とも遊んでと訴えるかのようにおもちゃを持って来ました・・・が、残念ながら退室の時間に。

人懐っこいカフェの猫たちは飼い主を募集中

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カメラ目線でまるでモデルのような佇まいの黒猫。2019年3月10日現在里親募集中の猫さんです。双子の猫で、ずっと兄弟仲良く過ごして来たので、カフェにも兄と一緒にやって来ました。なので里親は2匹揃って引き受けてくれる家庭限定とのこと。

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店の隅で極秘打ち合わせ中??猫カフェにいる人懐っこい9匹全ての猫たちは元野良猫で随時飼い主さんを探しています。この9匹が新しい家が見つかればまた新たな野良猫9匹が保護施設からカフェにやって来るのだそう。

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猫一匹一匹の性格に合った、愛情深く大切に育ててくれる飼い主さんに出会えると良いですね。

猫カフェJava Whiskersへの行き方

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ストックホルム中央駅(T-Centralen)からオレンジ色の円形が目印のストックホルム市立図書館(Stadsbiblioteket Stockholm)を目指して歩き徒歩25分。

地下鉄の場合、地下鉄ストックホルム中央駅(T-Centralen)から約5分のOdenplan(オーデンプラン)駅か約7分のRådmansgatan(ロードマンスガータン)駅からストックホルム市立図書館を背に大通りSveavägen(スヴェアヴェーゲン)→ハードロックカフェを通過して目の前にすぐJava Whiskersの看板が見えてきます。

ストックホルム市立図書館のすぐ近くにあるので、図書館を目印に歩き迷うことなく辿り着きました。

Java Whiskers

●住所:Surbrunnsgatan 48、Stockholm
●営業時間:月~日、10時~20時まで(最終入室19時)
●ホームぺージ(英語):https://javawhiskers.se/en/

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KANAE.T

宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!

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