ドイツで気をつけたい!盗難やスリの5件の事例

海外旅行と言えば、楽しい思い出を作る機会になります。ですが、盗難にあってしまえば、そんな思い出が吹き飛んでしまい、苦い記憶を持ち帰ることになるでしょう。だからこそ盗難への対策はしっかり考えておきたいところ。そこで今回は、私がドイツで実際に経験した、また見聞きした盗難やスリの事例を紹介したいと思います。ぜひこの事例を参考にスリや盗難対策を考えて、海外旅行で楽しい思い出を持ち帰えれるようにしましょう。

目次

1、電車の乗り降り

これは実際に私が経験した盗難未遂のケースです。問題が起きたのは、イベント会場に行くため満員の電車からホームへと降りた際。イベントで駅は混雑しており、電車への乗り降りの乗客が多く、人との接触は避けられない状況でした。そんな中で電車を降りる際に、すれ違いで乗る人が私のトートバックに手を入れてきたのです。気付いた時には電車のドアは閉まり、電車は走り去っていました。トートバックの中に貴重品を入れていなかったため難を逃れましたが、カメラや財布を入れていたらと冷や汗をかきました。こうした盗難を避けるために、カバンは口が閉まるタイプのものにした方が賢明です。また電車の乗り降りの際はカバンの口を自分側に向ける、もしくは手で抑えると良いでしょう。

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2、階段の上り下り

これは私が実際に目撃したケースです。人通りの少ない地下鉄の階段で人が重なるように階段を上っていました。よく見ると、階段を上る人に気付かれないように背後に人が張り付くように歩いています。その狙いはかばんやズボンのポケットの中身。私がその様子に違和感を感じて視線を向けると、スリが気付いて狙っているターゲットから離れていきました。こうした盗難は人通りが多くても起こりえるケースです。階段を上り下りする際は、足元や前ばかりに気を取られてしまい、背後への注意はおろそかになりがち。そのため後ろポケットに貴重品を入れることを避け、階段の上り下りの際には背後に注意しましょう。

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3、不必要な握手や体の接触

これは私が実際に遭遇したケースです。駅の近くを歩いていると、陽気な感じの若者が歩いてきます。そして通りがかりに話しかけてきて握手をしてきました。こちらも握手に応えたのですが、気付けばポケットに入れていた携帯がありません。慌てて追いかけると、そこに携帯が落ちているよと言われ、拾った時にはスリは目の前から消えていました。ドイツでは握手やハイタッチなどはコミュニケーションの一つ。ですが、見知らぬ人と行うのは当たり前ではありません。こうした通りがかかりの握手や体の接触は、気を逸らしてスリを行う手段の一つになっています。見知らぬ人との突然の握手やハイタッチには用心しましょう。

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4、カフェでの相席

これは知り合いがあった盗難のケースです。カフェでは場合によっては相席となります。その際に新聞や雑誌を広げられて、机の上に置いた携帯が盗まれたのでした。カフェでは気軽に携帯など貴重品を机の上に置いてしまうこともあるでしょう。雑誌や新聞を広げられてしまえば、そこに置いたものが見えなくなってしまいます。そして貴重品が無くなったことに気付いた時には、スリには机の下に落ちたか、それ以前に紛失したととぼけられてしまうのです。ですのでカフェなどで相席になる場合には、貴重品などを机の上に置かないように気を付けて下さい。

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5、写真撮影時の背後

こちらのケースは人から聞いた話です。クリスマスマーケットや観光名所などに行くと写真撮影に集中してしまいがちです。そして背後やカバンへの注意をおろそかにしてしまうでしょう。そんな時にカバンやポケットから貴重品が盗まれてしまうのです。写真撮影の際には、写すことだけに集中するのでなく、自分の持ち物への注意も忘れないようにしてください。そして周辺に不審な人物がいるかどうか、しっかりと気を配りましょう。もし写真撮影にもっと集中したいのであれば、あえて貴重品を持ち歩かないのも一つの手段です。

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K.Hayashi

大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。

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