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世界的に注目される南アフリカ産ワインの楽しみ方はコレ!

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今、南アフリカ産ワインは世界的に注目されている!
南アフリカのケープタウンの郊外は、日照時間が長く、比較的穏やかで涼しい気候です。夏は乾燥しているが、冬はしっかりと雨が降るというワインを育てるには適した環境下にあります。ワインの歴史は17世紀から始まり、ついに350年を越え、「ワインランド」と呼ばれるそのエリアには、数多くのワイナリーがあり、世界中から観光客が集まる人気のスポットです。
ワインの価格は手頃にもかかわらず、実は、世界の名だたるワイン評論家や国際ワインコンクールや品評会などの数々のコンテストで1位をとるなど、世界的に注目されており、「新世界ワイン」を生産する国の一つとして、日本でも知名度が少しずつ高まってきているのでは無いでしょうか。今回は、南アフリカ産ワインを楽しむポイント3つをご紹介していきます。
南アフリカ産ワインの楽しむポイントその1
南アフリカのリカーショップいわゆる酒屋さんには、数百円台から数千円台のワインが、ずらりと陳列されていることに驚くと思います。
一体、どれだ美味しいのか、どのワインがお土産に良いのかと悩むことでしょう。まずは、「ケープタウンのワイナリーを実際に訪れること」をオススメします。私はお酒が強い方では無いのですが、初めてケープタウンのワイナリーを訪れた時に、あまりの素晴らしさに衝撃を受けたものです。
南アフリカのダイナミックな自然を背景に広がる葡萄畑の美しさ、風の清々しさ、穏やかな空気感、大抵のワイナリーにはレストランが併設されており、ワインを試飲して楽しむ以外の魅力が溢れています。また、南アフリカには「ケープ植物区保護地域群」という世界自然遺産があり、保護区の中にあるワイン産地も美しい自然を守るよう義務付けられています。そのため、酸化防止剤の使用量の制限も世界一低い基準と言われています。
環境にも人にも健康的なワイン造りがされていることを肌で感じることでしょう。それだけでは無く、こどもの遊び場もあるワイナリーもあり、こどもから大人までのんびりと過ごすことができます。そして、ワインの知識が無くても心配は無用です。知識豊かなスタッフの方が丁寧に説明してくれ、南アフリカの陽気な人々のサービスを受けることができます。
南アフリカ産ワインを楽しむポイントその2
楽しみ方その2は、「いろいろな組み合わせでマリアージュを楽しむ」です。Stellenbosch(ステレンボッシュ)、Franschhoek(フランシュフック)、Paarl(パール)の三大ワイン産地にあるワイナリーでは、チョコレート、フィッジ、チーズなど様々なテイスティングコースが用意されています。自分好みの風味や香りの組み合わせの新しい発見は、ワインが好きになるきっかけを与えてくれます。私は、このペアリングで、ワインの楽しみ方が増えました。特に、PLAISIR DE MERLEのワインと、レモン、コーヒー、キャラメル、ラズベリーのフィッジとの組み合わせは美味しいです。
そして、お肉やお魚のシンプルな料理に合うワインを見つけることです。
ステーキやサーモンのムニエルにぴったりなのが、RUST EN VREDEのワインです。口当たりが良く深みがあります。ネルソン・マンデラ元大統領のお墨付きのワイナリーなので、訪れてみる価値があります。
ワイナリーでは、自分たちが大切に育てたワインの良さを引き出す相性の良い料理を知っています。レストランでぜひ、オススメのお料理と一緒にワインを試してみてください。
南アフリカ産ワインの楽しむポイントその3
お土産に迷ったら、R100代の価格のワインをいくつか選んでみましょう。南アフリカのワインは必ずしも価格と味が一致しているとは限りません。この手頃な価格のワインで美味しいものが揃っているのが南アフリカ産ワインの特徴のひとつです。特にオススメなのが、BACKSBERGワイナリーのワインです。食後のデザートのチョコレートケーキを食べながら飲むと、それはもう至福の味です。
中でも手頃な価格のカルベネ・ソーヴィニヨン2017はスムースな喉越しが特徴で、お料理では和食との相性も良かったです。最近は寝る前の一杯として大活躍しているワインです。南アフリカ産ワインは注目されているものの、日本で手に入る種類が今は限られています。南アフリカに来た際には、旅をしながらワインの魅力を堪能し、自分なりの楽しみ方でお気に入りを見つけてください。
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Mia
- 南アフリカ人の夫と共にヨハネスブルグへ移住して約1年。暮らすように旅をし、旅をするように暮らすことをモットーに、新しい発見や感情を求めて日々奮闘中。心に留まったワンシーンを南アフリカから発信していきます。