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【トルコ】イスタンブールで味わう本格インド料理!
目次
活気の戻ったイスタンブール
この数年、イスタンブールは、デモやテロの影響で観光客の足が遠のいていましたが、今年は、かつての賑わいを感じることができます。
可愛いアンティークの路面電車が走るここは、イスタンブールの新市街タクシム。ここ一年ほどは、工事のためこの路面電車も撤去されてしまっていましたが、やっと復活。歩く方が早いのではないか?とも思われる電車ですが、中も外も可愛らしく観光客にもとても人気です。週末ともなれば、このイスティクラル通りを人々が埋め尽くします。訪れた日も、なかなかの賑わいに、やっとイスタンブールも以前の観光都市としての立場を取り戻したように見えました。
本場のインド料理を食べるならココ
この苦境の数年で、イスタンブール中のお店は大変だったはずです。タクシムのイスティクラル通りはもちろん、その路地裏もすっと閑散とした雰囲気でしたが、こちらも賑わい始めています。
穴場のカフェなども続々とオープンしている模様。今回は、新しく移転したインディアン料理店をご紹介します。トルコ料理も美味しいですが、毎日だとなんとなく飽きてくるもの。そんな時は、他の料理!
タージマハール
ここ、タージマハールは、元々は、地下鉄シシハーネのそば市庁舎の脇にある階段沿いにありましたが、この度、ペラ美術館や、モダンミュージアムのあるメシュルティエット通り沿いに移ってきました。メイン通りのイスティクラル通りの裏通りです。
この数年でイスタンブールの大きく変わったことの一つと言えば、アラビア語の表示がとても増えたことです。アメリカやヨーロッパの旅行者が激減したことと、ビザの撤廃によりアラブ諸国からの旅行者が増えたこと、そしてシリアからの難民も増えたことから、アラビア語の必需性が大きくなったことがあります。インド料理も、アラブ諸国ではインド人が多く住んでいることから馴染みのある料理のようで、私が行った時も、数人のアラブ人客がいました。異国料理に頑ななトルコで長く続けていくのはなかなか大変ですが、こちらは味に定評もあり。
以前よりも、客席数が増えて広くなった店内。私が行ったのは、15時と中途半端な時間だったのですが、夜は結構賑わいます。
スパイシーなサモサ。ヨーグルトソースとチリソース二種類付いていて、美味しいです。
オススメは、バターチキン。スパイシーながら、クリームのこってり感もあり本格的な味です。辛さも事前に選べます。サフランライスには、ナッツが入っていて、食感がまた美味しい。キーマカレーや、マトンカレー、またベジタリアンフードも充実しています。ナンや、ライスは別オーダーなので、その点がちょっと残念ではありますが、どれも本場の味で、トルコ料理に飽きた時はオススメです。
熱々のチャイも美味しかった!夜も23時までオープンしていますので、遅めのディナーもOKです。予算は、一人当たり60リラ〜100リラ程度(1000円から1600円位)ですので、イスタンブールの外国料理にしては良心的です。
タージマハル/TAJ-MAHAL
住所:Asmalı Mescit mah. Meşrutiyet Caddesi, No: 29, Asmalımescit, Taksim, İstanbul
電話:0212 293 66 00
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河合亜希子
- 1998年よりトルコ・イスタンブール在住。トルコ雑貨のお店Anatolian Art店主。コラムやコーディネートも担当。