スペインに行ったらここは外せない!イスラムの歴史が残るグラナダ

目次

グラナダとは...

スペインといえば首都マドリード、カタルーニャ州を代表する都市バルセロナ、スペインの代表的な料理のパエリアの発祥地として知られるバレンシア等、魅力的な場所がたくさんありますが、今回私が紹介するのはスペイン南部に位置するアンダルシア地方の都市・グラナダです。
地中海に面し、気温は私が行った9月は日本と比べて少し高いくらい、半袖でも十分に過ごせました。そしてなにより地中海に面しているので乾燥しやすいため、水分補給を行いながら観光を楽しんでくださいね。

今回紹介するグラナダのアルハンブラ宮殿、ヘネラリーフェ離宮、アルバイシン地区はイベリア半島最後のイスラム王朝が残した芸術的な文化の面影を残す遺構です。当時8世紀から始まったレコンキスタ(国土回復運動)によってイベリア半島の北半分はキリスト教徒の手に戻り、グラナダ王国が成立した時には周辺にいくつかの小さなイスラム教国を残すのみでした。

初めにヘネラリーフェ離宮に入りました

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ヘネラリーフェ離宮から見える小高い丘の上に立つアルハンブラ宮殿です。アルハンブラは「赤い城塞」という意味で、夕暮れ時は赤く染まって幻想的な姿を見ることができます。

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砂漠からやってきたイスラムの人々にとって、水や緑は憧れであり、生命の象徴でした。そのため、イスラム王は最高の贅沢として、水にこだわった庭園を造ったといわれています。

イスラムの人々が求めた癒しの庭園

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両端から水が噴き出るのが特徴的な「アセキアの中庭」は、スペインにおけるイスラム庭園の代表ともいわれています。水と植物、砂漠にはない風景で、イスラムの人々も夢のひと時を過ごしたことでしょう。。。

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塔の向こう側にはダーロ川を挟んでアルバイシン地区が見渡せます。グラナダでも最も古い居住地区で、イスラムの都市らしく迷路のような道が続いており、その両側には白壁の民家やモスクが密集しています。

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ヘネラリーフェからアルハンブラ宮殿へ続く道にて。 思わず足を止めてうっとり。飛ばされないようにね。。。 この周辺には野良猫も多く、とても落ち着いた雰囲気で観光を楽しめます。

アルハンブラの内部へ!

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いよいよアルハンブラのナスル宮殿へ。 1つ1つの建物にも細かい彫刻が。

幻想的な中庭・アラヤネスの中庭

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こちらがかの有名なアラヤネスの中庭。水面に反射するコマレスの塔が幻想的で時間をも忘れてしまうほど見惚れてしまいました。。。個人的にこの風景を見にいくためにスペインにきたといっても過言ではないくらいです。

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こちらはライオン宮のライオンの中庭。王のプライベートな空間として建設されました。12頭のライオンの像がいます。

無数の鍾乳石で作られた天井

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アルハンブラで最も美しいと言われているのが「二姉妹の間」。ムカルナスというイスラム独特の建築様式で、鍾乳石に似せた八角形の天井装飾は、預言者を追手から守った巨大な蜘蛛の巣を表し、無数の鍾乳石飾りが施されています。1つの施設の中にこれだけ魅力的な建造物が残されているのです。

最後に

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いかがだったでしょうか。マドリードやバルセロナ、王道な観光地へ行くのもいいですが、イスラムの歴史が残っていて他の都市とは少し違った雰囲気を持つグラナダに足を運ぶのもいいのではないでしょうか?
もしスペインに行った際、時間に余裕があったりしたら是非立ち寄ってみてください。きっとその世界観に圧倒されること間違いなしです!

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