たびこふれ

300種のローズから好みの香りを探してまわる。調布【神代植物公園】の秋のバラフェスタ

記事投稿日:2018/11/26最終更新日:2018/11/26

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日本のバラはもちろんのこと、欧米の珍しいバラに触れることのできる神代植物公園のバラフェスタ。期間中は様々なイベントが開催され、バラ初心者から上級者まで楽しむことができます。秋のお出かけに、おすすめスポットとしてご紹介します。

目次

初訪問、都立神代植物公園

東京都調布市にある神代植物公園は、都立唯一の植物公園です。

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武蔵野の雑木林に囲まれた園内には、つつじ園やバラ園など30種類の植物ブロックがあり、約4,800種類、10万株の樹木が植えられ、訪れるたびに四季折々の風景に出会うことができます。

さらに、パンパスグラスがシンボルの芝生広場や2016年にリニューアルオープンした大温室などがあり、1日過ごすには十分な広さです。

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今回は、秋バラの開花時季に合わせてコンサートやガイドツアーを行う「秋のバラフェスタ」を楽しんできました。

期間中の週末は、朝8時に開園します。バラの芳香は早朝がベスト。香りの専門家である先生から、直接話を聞くことのできる「香りのモーニングツアー」があるためです。

しかしながら、その時間に現地に到着するのは、なかなか困難な私たち。10時半スタートのバランティアガイドさんによるガイドツアーに参加することにしました。

自分好みのバラ探し

ボランティアガイドさんといえど、その知識は相当なもの。バラに関してほとんど初心者の私たちは終始感嘆の声をあげました。

バラ園は、噴水を中心とした左右対称の整形式沈床庭園。

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沈床庭園とは西洋庭園の形式のひとつで、地面を掘り下げて周囲よりも一段低い位置にすることによって、香りが溜まりやすい環境になるそうです。

このような環境に、約300品種、5,000余本の秋バラが栽培されています。

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秋のバラは、春のバラに比べると小ぶりですが色彩が鮮明で美しいそうです。

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そして、このマーク。特に芳香の優れたものについている「香りマーク」です。

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ちなみにお花は、これ。『ブラックティー』。とてもシックな赤いバラです。

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香りマークは、あちこちにあり、早朝でなくとも、周囲は甘い花の香りにあふれています。

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私の見つけたお気に入り。『芳純』。濃くて甘い、優しい香りです。

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そして、バラの代表格のひとつが、この『ピース』。

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やわらかなクリームイエローの花びらの先にピンク色が載る美しい超巨大輪のバラ。『ピース』はバラの名花中の名花といえます。『ピース』は第二次世界大戦が終結した年に、世界の平和を願って名づけられたバラということでも有名です。『ピース』から枝分かれした品種は「ピースファミリー」と言われるほど数多くあり、これもそのひとつ、『シカゴピース』。

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『シカゴピース』を始め、この園には、アメリカのバラがたくさん植えられています。ロサンゼルス市中央公園に植えられていた80品種が「日米親善のバラ」として、神代植物公園に寄贈されたからで、現在でも13品種が残存しています。

バラがまつわる世界の歴史を少しだけ教えてもらえました。

日本のバラも研究開発された素敵なものがたくさんあります。

これは、青いバラ『青龍』。

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香り、色、姿、誕生した年、花にまつわるエピソード...好みの一点を決めるのはなかなか難しいですね。

それでも、私たちが選んだベストワンがこれ。『クイーン・オブ・神代』。国際ばら新品種コンクールの金賞に輝いた花だそうで、気品にあふれた深紅のバラ、香りもすばらしい!!まさに女王です!

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神代植物公園では、世界バラ会議で選ばれた15品種の【殿堂入りのバラ】がすべて見ることができます。さらに「世界バラ会連合優秀庭園賞」も受賞しているとのこと。来園された一般の人たちがバラに関する知識を会得できる教育的な場であることも受賞した条件の一つにあるそうです。なるほど、ボランティアさんの熱心さも納得できますね。質問攻めの私たちに一つずつ丁寧に答えてくださって、ありがとうございました。

玉乃屋の十割りそばと賑わう深大寺

ボランティアさんとの別れ際に周辺のおすすめランチを聞くと「深大寺前のそば屋。2件あるうちの左ね!」とのアドバイス。

公園の裏門から一時退館し、向かった先が【玉乃屋】さん。なるほど、テラス席も満席です。

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石臼で自家製粉した挽きたての十割そばをざるそばでいただきます。そば本来の味がしっかり感じられる一品です。そば饅頭も素朴でおいしい!!

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腹ごしらえした後は、深大寺参詣。東京都では浅草の浅草寺に次ぐ古刹である深大寺には、この日も多くの観光客が訪れていました。季節柄、七五三姿のかわいらしいお子さんの姿もあちらこちらで見ることができました。

本堂の横にムクロジの樹を発見。ムクロジは無患子と書きますが、それには「子が患わ無い(わずわらない)」という思いが込められた意味があります。ムクロジの実からつくる羽根つきの黒い球や羽子板は、厄をはね返す、はねのけるという事から縁起物として扱われていたようです。

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七五三を迎えた子供たちがすくすくと元気に育ちますように。

玉乃屋

■住所:東京都調布市深大寺元町 5-11-3
■電話番号:042-485-0303
■営業時間:9:30~16:30
■定休日:月曜日
■ウェブサイト:http://www.tamanoya.com/index.htm

深大寺

■住所:東京都調布市深大寺元町5-15-1
■電話番号:042-486-5511(対応可能時間 9:00~17:00)
■ウェブサイト:https://www.jindaiji.or.jp/

華やかなダリア園と園内散策

再び公園に戻って、今度はダリア園へ。

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ダリアも見頃を迎えています。ダリアはまん丸い大きな花が特徴ですが、種類も豊富で実に華やかです。

ビューティフルレッド(日本)

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ミッドナイトスター(アメリカ)

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大輪のダリア園を後にし、カフェテラスに向かう途中、屋外展示場ではミニバラの盆栽が展示されていました。

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バラの楽しみ方に、こんな方法があるのかと、それぞれの力作に興味津々。どれも素敵です。

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バラグッズの買えるロゼマルシェでは、10本のバラの花束がなんと1,000円。さすがの激安です!!

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目につくものに立ち寄る蛇行歩きで、ようやく着いたバラのカフェテラス。

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神代バラソフトとローズケーキに舌鼓を打ちました。

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バラづくしの1日を堪能した秋の遠足。

秋のお出かけにお勧めの【神代植物公園】レポートでした。

神代植物公園

■住所: 東京都調布市深大寺元町5-31-10
電話番号:042-483-2300
開館時間:9:30~17:00(入園は16:00まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日)
入園料:一般・大人 500円、中学生 200円(都内在住・在学の中学生は無料)、65歳以上 250円
■ウェブサイト:http://tokyo-park.or.jp/jindai/

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