スイスの名峰!ユングフラウヨッホへ。おすすめ装備や高山病の対策も紹介します

こんにちは。にぴやまです。9月中旬にユングフラウヨッホへ行ってきました。
今回はいろんな意味で「トップ・オブ・ヨーロッパ!!」な世界を紹介します。

目次

トップ・オブ・ヨーロッパ!「ユングフラウヨッホ駅」

標高3,454m。

何の数字でしょうか?

実はこの数字、世界で最も標高の高い駅がある高さなのです。
それが今回紹介する山にある駅、「ユングフラウヨッホ駅」です。

スイスは国土の約7割を山地が占めており、ユングフラウと並んでそびえるアイガー、メンヒという山々をを貫いてトンネルが作られています。

このトンネルを通る登山列車に乗り、メンヒとユングフラウの山の間にあるユングフラウヨッホ駅を目指します。

ユングフラウ①.jpg

登山列車に乗って約1時間で3,000m超の高さまで行けるのです。

まずは準備!「上に行くほど寒いです」

ユングフラウヨッホ駅には、外に出られるようになっている「スフィンクス展望台」があります。ここはスイスの街中とは気候が異なります。寒いです。

私は9月中旬に行きましたが、成田空港の某服屋さんで、とても軽いダウンジャケットを購入。買ってよかったと心から思いました。

登山列車に乗るだけで標高3,000m超の世界に行けるので忘れがちですが、列車を降りると空気が急に冷たくなっています。

おすすめな持ち物

ということで、寒さを実感した私からおすすめ装備を簡単に紹介させて頂きます。

薄手のセーター+風を通さないジャケット

...ユングフラウの頂上付近の最高気温は、夏でも約3℃、冬になるとマイナス10℃になることも。どの季節であっても寒いです。
また山の天気は変わりやすいといいますが、急に曇ったり日によって強風が吹く日もありますので、風を通さない素材が良いと思います。

●ブーツ、裏面が滑りにくい靴

...頂上の展望台から外に出られます。
雪が一面に広がるので、滑る靴やヒールのある靴はおすすめしません。転びたくない方、頂上ではしゃぎたい方は足元が重要です。

●サングラス

...運よく晴れている日は、外に出ると真っ白の世界に
日光が反射して眩しくなります。(私は忘れたので常に目を細めていました)

●その他

手袋、カイロ、マフラーなどの防寒グッズなど。

冬場は特に必須です。

いよいよ乗車「標高2,061mのクライネシャイデック駅へ」

ユングフラウ②.jpg

さて、準備を整えていよいよ乗車です。
まずは列車で約30分、クライネシャイデック駅へ。

急勾配の線路。どんどん上に登っていきます。約30分で到着しますがこの駅もすでに約2,061mの高さです。

この駅からは、今から向かうユングフラウヨッホのそびえる景色が見渡せます。

ユングフラウ③.jpg

この駅にはお土産や飲食店もあります。スイスフラン、ユーロともに利用できます。

ついに「標高3,454mのユングフラウヨッホ駅」

さて、再び列車に乗り、いよいよ世界一の標高にある駅へ。こちらの所要時間も約30分。
途中、アイガーヴァント駅、アイスメーア駅に止まりますが、ここからの景色も圧巻です。

「アイガーヴァント」とは「アイガーの壁」を意味します。今までに多くの登山家の命を奪ったアイガーの北壁です。
ここに立ち向かった登山家があるとは...と、自然の恐ろしさを感じました。

「アイスメーア」は「氷の海」を意味しますが、まさに、氷の海。氷河が広がる景色に自然の壮大さを感じずにはいられません。

トップ・オブ・ヨーロッパに到着!

切り立つ山、広がる雪景色!いよいよ、ユングフラウヨッホ駅に到着です!

駅を降りると、「トップ・オブ・ヨーロッパ」の看板がお出迎え。

ユングフラウ④.jpg

エレベーターに乗って「スフィンクス展望台」に向かいます。

標高3,454m、外の世界へ。

目の前にユングフラウの山がそびえます。ここまできたらぜひ写真を撮りたいですね。
もちろん私もバッチリ撮りました。

ユングフラウ⑤.png

ご覧のとおりテンションが上がっております。
寒さも忘れて楽しんでいました。

ユングフラウヨッホの山が立ちはだかり、自然のすごさに圧倒されました。

目下には雪と氷河の世界が広がり自然が作り出す景色に驚きと感動の連続でした。

ぜひご自身の目で見て頂きたい景色です。

ユングフラウ⑥.jpg

おまけ「高山病の対策」

高山病が心配...という方向け

楽しみだけど、高山病にならないか不安...という方もいるかと思います。高山病とは、標高があがり低酸素状況に置かれた時に体が順応できずにおこる症状です。

高山病の症状はさまざまですが、代表的なものとしては
頭痛、吐き気、めまい、手足のむくみ、体のだるさ、強い眠気...などが挙げられます。

少しでも高山病への対策はしておきたい!という方向けに簡単にできる対策を紹介します。

①前日はよく寝る

寝不足な人、風邪気味な人は上記の症状が出やすいといわれています。
まずはしっかり休養をとって体調を万全にすることが一番です。

②深呼吸

酸素が薄い中で呼吸が浅くなると、頭に酸素が回らなくなります。
頭が重いなあと思ったら、意識して深く呼吸をしましょう。

③水分補給

標高が高くなると、乾燥と寒気で脱水症状を起こしやすくなります。
いつもより水分を取ることを意識してみてください。

登山列車の中で

ユングフラウヨッホに限った話になりますが、頂上に着いてからよりも、登山列車でだんだん標高が上がっていくときに何らかの症状が出る方が多いです。

乗車中に強い眠気におそわれたら、それは「山酔い」と呼ばれる高山病の症状の一つです。
列車の中では寝てしまうのも良いと思います。

到着しても症状がおさまらなかったら

手足のむくみ、早歩きした時の息切れなどは、たいていは下山するとおさまります。

頂上についてからも体のだるさなどがおさまらない時は、下山するのももちろん解決法ではありますが、頂上にカフェがあるのでいったん休むことができます。

まとめ「ヨーロッパいちばんの感動でした」

いかがでしたでしょうか。

私は自然の景色などがすきということもありますが、個人的にはヨーロッパでいちばんと言っても良いくらいのおすすめスポットです。

自然の美しさ、壮大さ、恐ろしさを間近で感じられるユングフラウ、いろんな意味で「トップ・オブ・ヨーロッパ!!」な世界でした。

ヨーロッパ、スイス旅行をお考えの際はぜひ行ってみてください!!!

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