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これぞ王道!絶景のスイス「アイガーグレッチャー~クライネシャイデック」 ハイキングへ!
こんにちは。ユウヤンです。スイスならではの絶景ハイキングの一部始終を紹介します!
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
目次
山岳国家スイスに行ったら一度は体験したい!絶景ハイキングへ!
「アイガー」「メンヒ」「ユングフラウ」の三名峰が連なる「ユングフラウ地方」の中でも有数のハイキングコースで知られる「アイガーグレッチャー~クライネシャイデック」のハイキング!目の前に広がる「これぞスイス!まるでハイジの世界!」と言わんばかりの雄大な絶景と、背後には、ユングフラウ三名峰を背にしながらハイキングを楽しむことができるのが、このコース最大のポイントです!
「アイガーグレッチャー~クライネシャイデック」の詳細は?
まずは簡単に「アイガーグレッチャー~クライネシャイデック」ハイキングコースの詳細から。
コースの出発地点は、ユングフラウ・ヨッホまで向かうユングフラウ鉄道(Jungfrau Bahn)の途中駅である標高2320m位置するアイガーグレッチャー駅(Eigergletscher)。そこからユングフラウ鉄道(Jungfrau Bahn)の出発地点&このハイキングのゴール地点でもある標高2061mのクライネシャイデック駅(Kleine Scheidegg)までの高低差約260m・全長約2.5kmの下りのコースとなっています。所要時間ですが、早い人で約1時間、説明を聞きながら・写真を撮りながら等のゆったりペースの人で1時間30分~2時間といった具合だと思います。ちなみにこのコース、アジアからの観光客を中心に人気がある様で、日本人にももちろん人気のコースなのですが、ピークシーズンになると団体ツアーのグループが5組以上とかなったりでアイガーグレッチャー駅が日本人でごった返すなんてこともあったりなかったりとか・・・・。笑
いよいよ実際のコースへ!
ユングフラウ鉄道にて小さな駅舎が併設されたアイガーグレッチャー駅へ向かいます。ここがスタート地点です。
駅にはゴール地点であるクライネシャイデック駅を指し示す黄色い看板もあるので安心です。(列車の所要時間しか書いておらずかなりざっくりしていますが)
スタートしてすぐにさっそく目の前にはアルプスの景色が広がってきます。
気になるハイキングコースの道のコンディションですが、基本はいわゆる「砂利道」となります。そのため、やはり滑りにくいハイキングシューズや履き慣れた運動靴がおすすめかと思います。
このままどんどん下っていきます。目の前には広がる草原とアルプスの山々。
そして、振り返ると雄大なユングフラウ三山とアイガー氷河。(あいにく雲がかかって残念でしたが。。。)スイスが誇る大自然を肌で感じることができます。
そんな感じでスイスの自然に酔いしれながら歩いていると、遠目に綺麗なコバルトブルーの湖が見えてきます。
この湖、名前をファルボーデン湖と言い、一見美しいオアシスの様に見えるのですが、実は冬のスキーシーズンに人工雪をつくるために設置された貯水湖のようです。素敵な色の湖だっただけにちょっとがっかりしてしまいました。笑 しかしながら、ハイキング中の一つの目安になるかと思います!
そんなファルボーデン湖を目指しながらまだまだ進みます。
進んでいくと、また途中に看板が現れます。(あくまで方向のみですが)
にしても、いつ見ても本当に綺麗というか、圧倒されるというか。。。疲れを感じる度に振り返って元気をもらっていました。笑
すると、続いて小さな小屋が見えてきます。
この小屋、正確には「旧ミッテルレギ小屋」と呼び、ただの小さな小屋ではなく、実は日本人が大きく関係しているんです!その昔、三名峰の一角である「アイガー」の稜線ルートの初登頂に成功した日本人の「槇 有恒さん」(まき ゆうこう)という方の寄付金を元に建設されました。小屋の中に入ることはできませんが、小屋の中を覗くことができ、当時の様子を感じることができます。
そんな、「旧ミッテルレギ小屋」を後に、また足を進めていきます。徐々にハイキングも中盤戦から後半戦へ。遠目にはゴール地点である、クライネシャイデック駅も見えてきました。
ちなみにこのハイキングですが、山好きの方にはもちろん写真好きや鉄道好きの方にもおすすめで、クライネシャイデック駅を発着するユングフラウ鉄道とアルプスの風景が絶妙にマッチした景色を写真に収めることができるんです!(私はカメラの性能と技術不足で微妙な感じになってしまいましたが。笑)
小さく見えるクライネシャイデック駅を目指し、さらに下って行くとトンネルが現れます。
そして、このトンネルを抜け、振り返ると、、、
目の前に「アイガー」が!今までの疲れも忘れるほど感動しました。
さらに、ハイキング中に遠目に見えていたファルボーデン湖にも到着。ちなみに、このファルボーデン湖を利用した「逆さアイガー」を撮れたりもしますので、皆様もぜひ一度お試しあれ!(天気さえ良ければ。。。笑)
また、このファルボーデン湖の傍には、日本でいう「足湯」ならぬ「足水」があるのです!
暑く晴れた日、アルプスから湧き出た水に浸かるのは、ハイキングで疲れた身体にも効果覿面?のようです。ただあくまで「足水」で飲料用ではないので、くれぐれもお間違えの無いように。笑
そして、ファルボーデン湖を後にして歩いていくと、いよいよ目的地のクライネシャイデック駅も目前に迫ってきました!
この、「アイガーグレッチャー~クライネシャイデック」のハイキングの数ある特徴の一つとして、スイスの生の自然にかなり接近できるのも大きなポイントかと思います!
例えば、
高山植物だったり、
野生のブルーベリーだったり、(食べれるようです)※食べれるブルーベリーですが、スイスの自然の一部なので実際に食べることはお勧めしません!
放牧されている牛さんだったり。。。
この様な感じで、自然界に住む植物や動物も間近に見られる点もおすすめのポイントです!
そして、そのまま下り続け、遂にゴール地点のクライネシャイデック駅へ到着!目印は、スイスらしいかわいい作りが目を引くホテル「BELLEVUE」がわかりやすいかと思います!
ちなみにゴール地点のクライネシャイデック駅には、お土産屋さんや小さなコンビニ(KIOSK)、ユングフラウの山々を眺めながら食事ができるレストラン等がありますので、例えばハイキング後、少し時間を過ごすなんてことも可能かと思います!
スイスに来たら、ぜひチャレンジしてみてください!
今回ご紹介はできませんでしたが、他にもユングフラウ地方を始め、スイスの山岳地帯には初級からクライマーが挑むような上級コースまで数多くのハイキング・トレッキングコースがあります。そして、そのどのコースにもそれぞれ特徴があり、距離が異なれば標高・高低差や道のコンディション、更には見える山や景色までもが違うため、スイスのハイキングは私が思う以上にとっても奥の深いものだと思います。
だからこそまずは!スイスハイキングの虜になるきっかけ作りとして!
ぜひユングフラウ地方を訪れた際は、ユングフラウ地方のハイキングでも王道の「アイガーグレッチャー~クライネシャイデック」のハイキングにチャレンジしていただき、スイスならではの自然や風景と迫力満点のユングフラウ三山の絶景をご自身の五感で体感してみてはいかがでしょうか!
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ユウヤン
- サラリーマン1年目です。オムライスと唐揚げが大好きです。それと海外旅行が割りと好きで、学生時代には20ヵ国以上へ行き、長いときには1ヵ月くらい使ってヨーロッパ周遊や南米へバックパッカーとして行ったりもしました。一生のうちに50ヶ国以上を目標にしていますが、その反面、学生時代にはなんてことなかった長いフライト時間が、現在ではかなり憂鬱でなかなか海外旅行へ踏み出せなくなってしまっているのが今日この頃の悩みです。