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南アフリカ最大の「ナショナル アート フェスティバル」さまざまなアーティストが大集合!
毎年6月下旬から7月上旬までの11日間程度、南アフリカ東ケープ州グラムスタウンという街で開催される、南アフリカ最大のアートフェスティバル、「National Arts festival(ナショナル アート フェスティバル ) 」を紹介します。
目次
アート好きなら全11日間いても飽きないほどのボリューム
<フェスティバルの横断幕>
全11日に渡るこのフェスティバルでは、「Theatre」「Dance」「Music」「Performance Art」「Film」「Comedy」「Illusion」「Poetry」「Visual Art」「Fine Art」「Crafts」などを中心に、実にたくさんのアーティストが集まるクールなフェスティバル。アート好きなら全11日間いても飽きないほどのボリュームだ。
注目するのはその規模の大きさ。南ア国内最大のアートフェスティバルとあって、グラハムスタウンの街全体がフェスティバル会場になる。
<ストリートパフォーマンス。>
事前予約をして人気のアーティストを見に行こう!
大学のホールは本格的なジャズホールとなり、南ア中からジャズミュージシャンの大御所や人気のミュージシャン、アフリカ伝統音楽などが集まる。人気のあるアーティストはすぐに売り切れてしまうので、事前にフェスティバルのアプリをダウンロードして、予約しておいたほうがいいだろう。
<ライブが街のあちこちで開催されている>
ライブは日が暮れてからが雰囲気が増す。ライブは遅いもので夜の10時半に始まるものもあり、照明を落としたカフェで好きな飲み物を楽しみながら堪能できる。大学のホールなどでもライブが毎晩行われる。ジャズ好きにはたまらない。
お腹が空いたらビレッジグリーンへ
ビレッジグリーンと呼ばれる特設会場には、アフリカ料理から中華料理、トルコ料理、ベジタリアン料理、野生動物クドゥ肉のハンバーガー屋さんまで実に多様な飲食店が参加しており、遊び疲れて腹ぺこの私たちのお腹を満たしてくれる。
<クラフト市は多種多様な手作りのクオリティの高いものが勢ぞろい。>
手作りのおもしろい物もあるので展示会巡りをしてみよう
例を上げ出すとキリがないのがこのアートフェスティバルなのだが、アフリカ雑貨、革製品屋、楽器屋、クリスタル屋、陶器屋、チーズ屋、帽子屋、古着屋、健康食品屋、手作り化粧品などなど、まさにたくさんの手作りのおもしろい物が軒並みに続いている。
<街のいたるところで開催される展示会>
街のあちらこちらで絵画や写真、陶芸などの展示会が行われている。展示会の場所は博物館であったり、教会であったり、よく手入れされた古い大きな家だったりと様々だ。
街中を探索しながら、展示会巡りをする。展示会はほぼ無料であり、街並みの美しさと、アート、二度美味しい。
<フレンドリーな南アフリカ人もフェスティバルの見どころの一つ>
最後に
開催前からプログラムがNational Arts Festivalのホームページから見れるので、予約用のアプリをダウンロードし、事前にショーやライブなどのチケットを予約しておくとショートステイでも楽しめる。
この時期は南アフリカは真冬。グラムスタウンは特に朝晩はかなり冷え込むので暖かい洋服は欠かせない。
基本情報
ナショナルアートフェスティバル
・国名:南アフリカ
・都市名:グラハムスタウン
・イベント名(日本語表記):ナショナルアートフェスティバル
・イベント名(現地語表記または英文名):National arst festival
・開催時期:毎年6月末〜7月初めに10日間程度
・初回開催年:1975年
・来場者人数:約5万人
・アクセス:グラハムスタウンはポートエリザベスから車で1時間ほどの場所にある小さな町。シャトルやバスが頻繁に出ている。
・主催する団体:National arst festival(南アフリカ政府と、スタンダードバンクなどのスポンサー)
・連絡先:+27 46 603 1103
・HP: https://www.nationalartsfestival.co.za
・料金:要否と金額 festival自体の入場料は無料だが、演劇やジャズライブ、ダンスなどのショーを見に行く場合は有料。
・予約:要否と時期 この10日間のグラハムスタウンは混み合うので要予約
・知名度:★★★★★
・おもしろ度:★★★★★
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バンベニ桃
- 2006年からヒッチハイクでユーラシア大陸、アフリカ大陸を旅する。南アフリカのトランスカイのコサ族に嫁ぎ8年間暮らし、2018年から拠点を日本に変え、現在自然素材を使ったエシカルなアクセサリー「地球アート sisodwa」で活動中。