日帰りバスツアー体験レポート!マスカット狩り食べ放題ツアーに一人で参加してみました

シャインマスカット

たびこふれ編集部のnishiurashiです。今回は、旅行会社が主催する「日帰りバスツアー」がどんなものなのか体験するため、実際にツアーに参加してきました!「トラピックス」ブランドを展開する阪急交通社のツアーで、タイトルは【「シャインマスカット」狩り食べ放題&三大ブランド牛を食す贅沢な日帰り旅in山梨】。イチゴ狩りやブルーベリー狩りなどは体験したことがありますが、マスカット狩りは体験したことがないので楽しみです!私は東京(新宿)発でしたが、千葉や神奈川など関東地方の各地からツアーが出ているようですね。それでは山梨への日帰り旅を、時系列に沿ってご紹介していきます!

※この記事は2018年8月に同行取材したツアーをご紹介しています。

目次

7:30 「新宿駅西口」集合・出発

新宿センタービル

集合は、新宿駅西口にある「新宿センタービル」前です。東京に住み始めて2年半の私には、未だに新宿駅が迷路のようで、西口に出るのも一苦労です笑。。。

集合場所

集合場所には様々な旅行会社のバスが停まっており、朝早くからたくさんのお客さんが集っていました。

バス

私たちが乗ったのは、こちらの西武観光バスです。今回のツアーは参加者が多く、バス2台での運行でした。私が乗ったのは1号車。乗り間違えに気を付けなければ。。。

私を含めて45名のお客さんと、添乗員さん1名、ドライバーさん1名にていよいよバス旅スタートです!

8:25 「談合坂SA」で休憩

談合坂サービスエリア

新宿から山梨へ向かうため、高速道路を使って西へ進みます。途中、八王子や相模湖を通過し、8時20分ごろ山梨県入り。新宿から山梨まで約50分で着いてしまうなんて、意外と近いな~という印象です。

山梨に入るとすぐに、談合坂(だんごうざか)サービスエリアに到着。ここでトイレ休憩です。

お店

比較的大きなサービスエリアで、ご覧のようなグルメのお店が並ぶ他、建物の中にはフードコートやカフェ、コンビニにお土産も充実していました。

9:20 「見晴し園」でシャインマスカット狩り食べ放題!

マスカット狩り

最初の立ち寄りスポットにして、一番楽しみにしていたマスカット狩りを体験します!笛吹市(ふえふきし)の一宮町にある「見晴し園」です。

マスカット狩り

スタッフの方からの説明の後、ハサミを借りて早速マスカット狩りのスタートです!

ちなみに「マスカット」と言うと、きみどり色を思い浮かべるかと思いますが、ブドウと同じような紫色のマスカットもあるようです。ただ、日本で一般的に「マスカット」というと「マスカット・オブ・アレキサンドリア」という品種を指すようで、これがきみどり色なので、「マスカット=きみどり色」というイメージを皆さん持たれているかと思います。ブドウの品種って色々あるんですね~。

マスカット

そしてこちらが「シャインマスカット」!!実がギッシリで粒が大きく、1房がとても大きくてビックリです!紙状の傘の上にある茎をハサミで切るだけで簡単に採れます!

マスカット

このように、奥までたくさんマスカットが育っているのがお分かりになりますでしょうか?本当にたくさんなっています!!

シャインマスカット

私が狩ったシャインマスカットがこちら!男性の私の片手で収まらないほどのビッグサイズ!大きいものでは、1房約1kgになることもあるようです!

早速食べてみたところ、、、瑞々しくて甘くて本当に美味しい!!噛んだ瞬間にプチッとジューシーな甘い果汁が口いっぱいに広がる感じで、どんどん食べてしまいました!皮ごと食べられ、種もありません!皮が薄くて口に残らず、全く気にならないもの嬉しいポイントです。正直、こういった食べ放題の果物って味はあまり期待できないかな~と思っていましたが、良い意味で期待を裏切る美味しさでした!

が、この1房を一人で食べきるのは至難の業で。。。3分の1ぐらい残ってしまいました。食べ放題の時間は30分なので、2人で1房ぐらいがちょうど良いかもしれませんね。

マスカット

お土産用に購入も可能です。100g=300円の量り売りです。先ほど食べきれなかった分も、量り売りで購入となりますのでご注意くださいね。

販売所

駐車場前には、こうした販売所もありました。

マスカット

シャインマスカット以外の品種も売られていましたよ。

想像以上に美味しくてビックリしたシャインマスカット!とても良い経験になりました!

>>「見晴し園」の詳細はこちらから

10:30 「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」と「宮光園」で日本ワインのお勉強!

シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー

シャトーメルシャン

「日本ワインの原点」ともいえるブランド「シャトー・メルシャン」。こちらの勝沼ワイナリーには、ビジターセンターや醸造所、資料館などの施設がありますが、今回は「ワイン資料館」と「ワインギャラリー(ワインショップ&テイスティングカフェ)」を訪れました。

シャトー メルシャン

まずはワイン資料館からです。

資料館

1877年、日本で初めての民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」が設立されました。それをルーツとするワイナリーがこのシャトー・メルシャンです。

資料館

皆さん、日本ワインの歴史を興味深くご覧になっていますね。

ワインづくりの変遷

当時のワイン作りの流れが、写真で説明されていました。機械のない当時は、かなりの労力だったことでしょうね。

破砕機

ブドウを潰した「破砕機」や、

圧搾機

潰したブドウから果汁を絞り出す「圧搾機」なども展示されています。

ワイン

ワインギャラリーでは、ワインの販売も行われていました。

ワイン試飲

試飲もできるようで、皆さん楽しまれている様子でしたよ。

>>「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」の詳細はこちらから

宮光園

宮光園

続いては「宮光園」。シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーとは、道を挟んだ向かいにあります。

宮光園は、宮崎光太郎という方が創業した葡萄酒醸造所と観光葡萄園の総称で、現在は当時の資料の展示や、貴重な映像の上映などを行っています。宮崎光太郎さんの名前を取って「宮光園」なんだそうですよ。

宮光園

元々は民家だったようですが、昭和3年に2階だけ改装したようです。昔のお家、といった雰囲気で、とても落ち着きます。

展示スペース

2階の展示スペースです。当時の写真や資料が展示されています。

動画上映

1階では、戦前のワイン作りの動画上映がありました。大正11年~昭和2年の様子を収めたもので、この時代のワイン作りの動画としては日本で唯一残ったものだそうです。当時の皇族の方がお越しになった際の様子なども収められており、とても貴重な映像でした。

>>「宮光園」の詳細はこちらから

11:45 「信玄館」で三大ブランド牛の昼食!

信玄館

昼食会場の「信玄館(しんげんやかた)」へやって来ました。朝が早かったので、そろそろお腹も空いてきましたね。

武田信玄の像

信玄館の名の通り、大きな武田信玄の像がありました。かなりの迫力です。

昼食会場

皆さん揃っての昼食です。

三大ブランド牛のランチ

ツアータイトルにもなっていた「三大ブランド牛」!「松阪牛」と「米沢牛」の2段のせいろ蒸しに、「近江牛」の炊き込みご飯です!皆さん美味しそうに召しあがっていました!

売店

1階の売店には、たくさんのお土産が売っていました。山梨のお土産と言えば、「ほうとう」や「信玄餅」が有名ですね!

>>「信玄館」の詳細はこちらから

12:50 「笛吹川フルーツ公園」で景色を堪能&足湯!

笛吹川フルーツ公園

果樹園、果物についての学習エリア、子供用のアスレチック、ドッグランなど、様々な目的で利用できる「笛吹川(ふえふきがわ)フルーツ公園」。

笛吹川フルーツ公園

景色が良いことでも知られており、ご覧の通り、甲府盆地が一望できます。天気が良ければ右奥に富士山も見られるのですが、あいにくこの日は見ることが出来ず。。。

看板

また、夜景が特に美しいようで、「新日本三大夜景」にも選ばれているようです!

恋人の聖地

「恋人の聖地」もありました。カップルで来て夜景を見たら、良い感じでしょうね~。

足湯

100円かかりますが、足湯もありました。今日はかなり暑い日でしたが、それでも足湯に入る方が結構いらっしゃいました。疲れがとれて気持ち良いでしょうね。

>「笛吹川フルーツ公園」の詳細はこちらから

13:50 「英雅堂」で日本を代表する山梨の宝石を知る!

英雅堂

山梨県は宝石が有名なのはご存知ですか?元々は水晶の産地として知られていましたが、そこから宝石の加工なども盛んになり、技術が向上していったようです。

ということで、宝石屋さんの「英雅堂」を訪れました。

アメジスト

かなり大きなアメジスト。なんだかパワーがありそうですね~。

宝石葡萄

こちらはブドウを模した、その名も「宝石葡萄(ブドウ)」。かなり高度な技術が必要なことが想像できますね。総額はなんと1,000万円!!

紅水晶

こちらは日本一大きな紅水晶。迫力ありますね~。

トルマリン

こちらは「トルマリン」という石。店内には、このトルマリンを使った快眠シーツや枕シート、お風呂のもとなどが売られており、なかなか眠れない人や疲れが取れにくい人にはおすすめのようですよ(店内の撮影は禁止でしたのでご了承ください)。

チョコレート

宝石店だけに、石みたいなチョコレートも販売されていましたよ笑。

>>「英雅堂」の詳細はこちらから

15:00 「ハーブ庭園 旅日記」で、美容や健康に良いハーブを体感!

ハーブ庭園 旅日記

あっという間に最後のスポットとなりました。最後はこちら「ハーブ庭園 旅日記」。その名の通り、たくさんのハーブが栽培されています。

ハーブ庭園 旅日記

スタッフのお兄さんが付いてくれて、ずっと案内してくれました。お話がお上手なお兄さんでしたね~。

ステビア

こちらは「ステビア」というハーブ。スポーツ飲料などでステビアって聞いたことあるかもしれませんね。私も名前は聞いたことがありましたが、ハーブだとは知りませんでした。

で、このステビアの葉を1枚ちぎり、手のひらでパン!と叩いて食べてみると、、、すごく甘い!!なんと、砂糖の約200倍もの甘味があるそうで、しかもカロリーがほぼゼロなんだそうです!これはすごいハーブですね~!ちなみに手のひらで叩いたのは、葉の繊維を壊すためで、そうするとより甘味を感じられるようですよ。驚きの体験でした。

ブルーベリーの葉

こちらはブルーベリー。でも、パッと見、ブルーベリーの実が見当たりません。。。

でもよくよく見ると、非常に小さな実がなっていて、本当に目に良いと言われるものはこのブルーベリーなんだそうです。私たちがいつも目にする粒の大きなブルーベリーは、食用として改良されたものなんだそうですよ。

売店

園内で説明されたハーブにまつわる商品を購入するスペースもありました。先程のブルーベリーをはじめ、お肌に良い「ローズゼラニウム(別名:美肌草)」の化粧水などの商品もありましたよ。

ハーブティー

ピーチティーのサービスもありました。さっぱりして美味しかったです。

>>「ハーブ庭園 旅日記」の詳細はこちらから

ということで、これで全ての行程が終了しました。一路、東京へ戻ります。このハーブ庭園を出たのが16時ごろです。

17:20 「新宿駅西口」到着・解散

モード学園コクーンタワー

帰りの道路もほとんど混雑することなく、スムーズに新宿まで戻って来ることが出来ました。渋滞がなかったためサービスエリアには寄らず、約1時間半で到着です。

到着は、出発地のすぐ近く、同じく新宿駅西口の「モード学園コクーンタワー」です。

解散

1日安全運転してくださった西武観光バスのドライバーさん、ありがとうございました!

たくさんのお土産とお得感

実は今回のツアーには、たくさんのお土産が付いていました!

巨峰のシャーベット 2粒

巨峰のシャーベット

シャインマスカット狩りを終えてバスが出発する前に、巨峰をまるごと凍らせたシャーベットのサービスが!

巨峰のシャーベット

今日みたいな暑い日には嬉しいですね~。シャリシャリした食感で冷たくて美味しかったです。手が汚れず食べやすいのも嬉しいですね。1人で2粒いただきました。

ブドウ 1房

ぶどう

こちらもシャインマスカット狩りを終えると、一人1房プレゼントされました!家に持って帰って冷蔵庫に冷やして早速食べたところ、こちらも甘くて美味しい!あの美味しさのシャインマスカットを栽培できるわけですから、他の品種も味は間違いないですね!

野菜 約1.5kg

野菜

ニンジン、タマネギ、ジャガイモが、なんと1人で約1.5kgももらえます!持って帰るにはちょっと重いですが、、、笑。しばらく野菜には困らなそうですね!

お米 約500g

お米

さらに、お米も約500g!あとはお肉を買えばカレーが出来てしまいますね!と添乗員さんが仰っていました笑。

富士山の名水 500ml

富士山の名水

お水は、宝石店を出るときにもらえました。もうこのお水でカレー作ってしまいましょう笑。

さらにさらに、、、

以前、こういった日帰りバスツアーに参加した女性のお客さんが、「家に帰ってから晩ご飯を作るのが大変なのよね~」と仰っていたそうです。そんなお声にお応えして、なんとこのツアーでは夕食用に五目ご飯のお弁当も付いていましたよ!(すみません、写真を撮り忘れてしまいました。)

さらに、このツアーをインターネットから予約した方には、最初の談合坂サービスエリアを出発する際に、メロンパンとジュースのプレゼントもありました!電話予約だとコールセンターのスタッフの方の人件費が掛かりますもんね、、、その分をウェブ限定特典としてサービスしてくれているんですね!

実際に参加した感想

さて、今回の旅行代金をお伝えしていませんでしたが、これで一人9,990円です。シャインマスカット狩りに三大ブランド牛の昼食、ボリューム満点のお土産に、添乗員さんも付いたバスでの送迎(個人だとガソリン代や高速代も結構かかりますよね)も含めてですからね。観光地に関しては、個人的には物足りなさを感じてしまいましたが、体験・食事・お土産がメインのツアーなので、そこはご愛嬌でしょうかね。

お客さんの構成は、ご夫婦、女性同士、母娘の方が多かったように見受けられましたが、良い意味でお客さん同士がお互いをあまり気にすることなく、自由に過ごしていた感じですので、私のような一人参加でも気づまりすることなく過ごせましたよ。もちろん、お客さん同士で仲良くなれる雰囲気があるのが、こうしたツアーの魅力でもあると思います。

皆さんもぜひ一度、日帰りバスツアーに参加してみてはいかがでしょうか?

今回参加したツアーの詳細

2018年に参加したツアーですので、現在では全く同じツアーはなくなってしまったようですが、毎年似たようなツアーが販売されているようですので、詳しくは下記よりご覧ください。

冒頭でお伝えした通り、東京(新宿)以外にも関東各地から出発していますので、最寄りの集合場所を探してみてくださいね。

>>日帰りバスツアーの情報はこちらから

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nishiurashi

たびこふれ編集部員。人生初の海外渡航先であるラスベガスに衝撃を受け、海外旅行が好きになりました。年末年始にロンドン一人旅をしてサッカー観戦したこと、ナスカの地上絵遊覧飛行前にビールを飲み、セスナ機内で激しく酔ったこと、九寨溝から成都まで訳あって2人の中国人と丸一日乗用車で移動したこと、どれも良い思い出です。

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