【ベトナム】マングローブの森!カンザーを見学!!

ベトナムのホーチミン旅行では、ツアーに参加して郊外スポットに積極的に足を運ぶのが、旅の満足度を上げるポイント。今回紹介する「カンザー」は、マングローブの森が生い茂る雄大な自然風景を楽しめる観光地です。日本人にも人気のベトナムらしい場所なので、是非観光プランに入れてみてください。

目次

ツアーに参加するのがおすすめ

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カンザーはホーチミン市の端っこ。途中大きなサイゴン川の支流を跨ぐため、車で行くならば遠回りしなければならなく、現地人が観光で行く場合はフェリーを利用するのが普通。ホーチミン市内中心からカンザーまでは約2時間程度の道のりとなりますが、外国人旅行者は自力で行くよりもツアーに参加するのが近道となります。旅行会社で催行しているのはマングローブの森とモンキーアイランドの2か所を回る1日ツアーがほとんどとなるので、行きたい方は観光の計画をしっかりと立てておきましょう。

メコンデルタに負けない雄大な自然

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ホーチミン観光で大自然スポットの定番といえば、メコンデルタ地方のメコンツアーですね。手漕ぎボートでメコン川を下るジャングルツアーは、日本人に一番人気のアクティブツアー。しかし、カンザーの大自然もメコンデルタに負けていません。むしろ手つかずの自然という面では、カンザーのマングローブの森の方が多いほど。見渡す限りマングローブの森が広がるこの風景は、アジアの中でも有数です。

ボートでマングローブの森を見学

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ツアーに参加するとできることは、1.ボートでマングローブの森を見学。2.マングローブの森付近の公園でアトラクションを楽しむ。どの旅行会社も1.はありますが、2.は旅行会社によって楽しみ方が異なります。高台に上って景色を見たり、溜池に飼育されているワニを釣り竿でひっかけたり、中にはダチョウ乗り体験を用意している旅行会社もあります。

アジア有数のマングローブを知ろう

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カンザーはアジアでも有数のマングローブの森がある地域で知られています。日本では沖縄や鹿児島でしか見ることができませんね。マングローブとは個体種の名前ではなく、大地と水中両方に根を張ることができる植物の総称。名前だけは聞いたことがあるという方は多いかと思います。マングローブはとても珍しい種類であり、また、周辺の生態系も不思議な点があり、マングローブが生えている場所でしか生息しない生物もいるとのこと。二酸化炭素に弱く、一説には大気汚染や地球温暖化とも密接な関係があると研究されていますが、じつはその全貌はよくわかっていません。

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カンザーのマングローブの森を高速ボートで周遊したあとは、小舟に乗り換えて、手漕ぎボートで中に入ります。うっそうとしたマングローブをかきわけるように、奥へ奥へと進んでいくと、背の高い木々に頭上が覆われて、昼間なのに薄暗い場所へと到着します。ここはコウモリの棲み処。昼間でも暗いため、コウモリが木から木へ飛び移る様子をしっかりと見ることができます。

モンキーアイランドも楽しみに!

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モンキーアイランドもほとんどの旅行会社催行のツアーで立ち寄ります。半野生の猿が数百匹生息していて、その猿の縄張りにお邪魔するような形。ズボンのポケットにしまっている、はみ出た長財布や頭にかけているサングラス、アクセサリー、手に持っているスマホなどは簡単にひったくられてしまいますので、注意してください。ちなみにひったくられたら、監視しているスタッフに頼んで取り返してもらうことができますが、取り返せるかどうかは五分五分です。

ホーチミンとは全く異なる自然風景を愛でにエコツアーへ

雄大な自然風景が広がるカンザーですが、あくまでもホーチミン市内。中心市街地のドンコイやベンタイン市場の大都会から、たったの2時間車で走っただけで、御覧のような自然に出会うことができます。日本人旅行者にとってはメコンツアーが人気のようですが、このカンザーツアーも負けない魅力があるので、時間に余裕がある方は、是非ツアーに参加してみてください。

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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