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火山噴火で話題のハワイ島!絶景・グルメ&ビール・街歩き!こんな時だからこそ行ってみた!
日本でも大きく取り上げられたハワイ島キラウエア火山の噴火。そんな時に行っても大丈夫?なんて思っている方も多いのでは?全然大丈夫、めっちゃ楽しめます!今回は2018年7月末に観光に行ってきたハワイ島の様子をお届けします。
目次
- 1. 火山の影響どんな感じ?
- 2. ハワイ島へのアクセス&コナ空港の様子どんな感じ?
- 3. 大感動の絶景!マウナケア山観光
- 4. ぶらぶらのんびりコナの街歩き
- 5. 要チェック!お得に飲むならハッピーアワー
- 6. 今だからこそ行ってほしい、ハワイ島
1. 火山の影響どんな感じ?
ハワイ島に行きたいけど、ニュースを見てると心配だし...という方も多いのでは?私も心配性の母親に「今ハワイ島行くの?」と言われてしまいました。
実際、キラウエア火山は今でも噴火しており、立ち入りができない区域もあります。確かに、そんな地域のニュース映像だけ見ていると危なそう...。
でも、実は影響のある地域はほんの一部。まずはハワイ島の地図を見て、キラウエア火山の位置を把握してみましょう。
ハワイの大きさは四国の約半分とよく言われるそうです。私が滞在したのは西海岸のカイルア・コナ。キラウエア火山は島の東側にあり、コナからは100km以上離れています。ちなみに、噴火の影響があるのはハワイ島全体の約0.2%にすぎません。
結論から言うと、コナの街も空港も、火山の影響は全く感じませんでした。大きなハワイ島、一部を除き、本当に通常営業です。コナの様子はのちほどご紹介しますが、もし東部地域にも行ってみたい!火山近くのリアルな状況が気になる!という方がいらっしゃいましたら、ハワイ在住の方によるレポートも併せてご覧ください。
>【2018年7月末】ハワイ島・火山噴火後の様子を見てきた!一部を除けば安全に観光できそうです!
2. ハワイ島へのアクセス&コナ空港の様子どんな感じ?
ハワイといえばホノルル(オアフ島)!というイメージの方も多いのでは?でも実は、羽田・成田からハワイ島への直行便が増えて、日本からもグンと行きやすくなっているのです!とはいえ、関西在住の私。今回はハワイアン航空を利用して関空を出発し、ホノルルで乗り換えてコナへは国内線で移動しました。
関西空港からホノルル(ダニエル・K・イノウエ空港)へ
関空を出発するのは夜の21:00。この日は台風が近づいており出発できるのかなぁと心配でしたが、問題なしでした!ハワイへは約8時間の空の旅。今回はちょっぴり追加代金で足元の広いエキストラコンフォートの席を予約しました。足元広々で価値あり!小柄な私には前のモニターが少し遠く感じるくらいでした(笑)
機内食も2回(温かいメニューとサンドイッチ)出ますよ!どちらもおいしかったです。
<機内食(温かいメニュー)>
<機内食(サンドイッチ)>
そんなこんなであっという間にホノルルに到着。到着後は入国審査→手荷物受取→税関→手荷物再度預け→徒歩でターミナル移動→セキュリティーチェック→搭乗口へと進みます。ターミナル移動は少し遠いのですが、今回は日本語アシスタントさんが待っていてくれたので安心&スムーズでした!初めての旅行の方にはアシスタント手配もおすすめです!
ホノルルからコナ(エリソン・オニズカ・コナ空港)へ
ホノルルからハワイ島のコナへは45分間のフライト。2列-3列の小さめ飛行機で出発です!離陸するとすぐにワイキキ周辺の景色が眼下に見えてきます。めっちゃいい天気で海の色がきれい!
<上空からのワイキキ>
ダイヤモンドヘッドも見下ろしちゃいました!こんな形なんですね~
<上空からのダイヤモンドヘッド>
機内ではトロピカルなジュースが配られます
そしてあっっっという間にハワイ島へ到着。
<コナ空港>
なんとコナの国際空港、ターミナルが無く、このような南国風の建物(というか屋根?)が点在しています。太陽が降り注ぎ心地いい風が吹き抜ける開放的な空港。ここから東京への直行便が飛んでいるなんて信じられません(笑)
3. 大感動の絶景!マウナケア山観光
ハワイ島の観光といえば、キラウエア火山と並んで有名なのがマウナケア山。富士山を軽く超える4,200mの高さを誇りながら、車で山頂まで行ける気軽さが人気です。今回はサンセットと星空観察のツアーに参加してきました。
ホテルまで日本語ガイドさんが車でピックアップに来てくれます。ツアーの説明を車内で聞き、サインしてから出発。4,000mを超える特殊な環境まで一気に登るので体への負担もあり、小さなお子様や高齢の方は参加できません。
ハワイ島の大地を眺めながらドライブ
コナの街を出るとすぐに、車窓には真っ黒な大地が広がります。ガイドさんが車を停めてくれたので、写真を撮りました。
こうした風景を見ると、ハワイ島が火山の島だということがよくわかります。足元を見ると溶岩が流れて固まったような地面が!日本の火山と違って、溶岩がサラサラとしているので、このようなユニークな大地になるそうです。キラウエア火山まで行かずとも、火山の作り出した風景を満喫できました。
中腹のオニヅカ・ビジターセンターで休憩
山の中腹まで登ると、高山病対策も兼ねてオニヅカ・ビジターセンターでお弁当休憩です。
ほっとする和食弁当。海外の和食は「???」なものも出てきたりしますが(笑)ここはさすがハワイ、お弁当ひとつとっても日本の味そのものでおいしいです!外のベンチに座り、おいしい空気と共にピクニック気分♪♪インスタント味噌汁ももらえたのですが、不安定なテーブルでこぼしてしまいました~~~(涙)
オニヅカ・ビジターセンターの周辺では高山植物「シルバーソード」が見られます。早めにお弁当を済ませた方は要チェックです!
<シルバーソード>
ちなみに、マウナケア土産を買うならココだけですよ!レジのおじさんは、とってもの~~~~~んびりしていて、お客さんたちとの話がなかなか終わらずレジに戻ってきてくれないので、ツアーの出発時間に注意しながらお買い物しましょう(笑) 私もマグネットコレクションが増えました!
<お土産で買ったマグネット>
圧巻の雲海、息をのむ絶景の夕焼けと満点の星空!
1時間ほどオニヅカ・ビジターセンターで過ごしたら、いよいよ山頂へ出発。道のりも険しくなり、一気に高度を上げていきます。ビジターセンターを出てすぐ車窓から見えるのは雲海。圧巻の風景です!!!
途中で天文台が立ち並ぶエリアで写真ストップです。日本の国立天文台「すばる望遠鏡」もありました~~~!
さて、天文台からさらに登り、いよいよ山頂です!
じゃーん!どうですかこの景色!
<マウナケア山頂>
まさに絶景!美しすぎる...。
<マウナケア山頂>
<マウナケア山頂>
刻々と表情を変える空を見上げて、いや、空を"見下ろして"いると、どの一瞬も逃したくなくて、シャッターを押しすぎてしまいます...
<マウナケア山頂>
結局マウナケア山頂で約130枚の写真を撮った私(笑)。大満足で下山です。
満点の星空!
と、これだけで下山しないのがこのツアーの嬉しいポイント。なんとガイドさんが途中で車を停めて星空の解説をしてくれました。
日本だと、都会の空には数えるほどの星しか見られませんが、さすが世界有数の天体観測スポット・マウナケア山、各国がこぞって観測ポイントとしているだけあり、本当に見事な星空。だんだんと空が真っ暗になると、頭上一面の星。星屑まで見られます。ガイドさんのおかげでさそり座をすぐに見つけられるようになりました!山頂では軽い高山病の症状が出ていた人も、星空に感動しすぎて体調不良だったことを忘れていました(笑)
普通のデジカメではうまく写真にとらえられなかったので、ここではそのすばらしさを伝えきれず残念...。みなさんもぜひご自身の目でこの満天の星空を見に行ってください!!!ちなみに、たま~に遠くの方で赤い光が見えたのですが、キラウエア火山の噴火の様子だそうです。マウナケアの山頂から見えるなんて!
大満喫でホテルに戻ったのは夜中の12時前。翌朝はゆっくり寝られるように、早朝出発のツアーなどは避けるのがおすすめです。
4. ぶらぶらのんびりコナの街歩き
カイルア・コナは、古くはカメハメハ大王も愛した土地だそうで、王家ゆかりのスポットもたくさんあります。そんなカイルア・コナの街をぶらぶらしてみました。
<フリヘエ宮殿 外観>
フリヘエ宮殿はハワイ王族の夏の離宮として建設されました。海沿いに立つこの宮殿は中も見学することができます(有料)。宮殿というにはきらびやかさはありませんが、木のぬくもりを感じる、おちついた雰囲気でした。
<フリヘエ宮殿 内部>
宮殿の道の向かい側にはハワイ最古の教会があり、私たちが訪れたときは中にも入ることができました。
<ハワイ最古の教会 外観>
<ハワイ最古の教会 内部>
教会の近くには、写真映えするかき氷屋さんもありました!お店の名前はScandinavian Shaved Ice。数十種類のシロップから3つを選びます。私はトロピカルな気分で、マンゴー、パパイヤ、パッションフルーツを選んだところ、暖色系のグラデーションになりました♪ どれだったか忘れてしまったのですが、このうち2種類は砂糖不使用とのことでしたので、フルーツの甘さを楽しめます!
これ、Smallサイズなのですが、2人で食べても満腹。。。欧米系のお客様が多かったですが、みなさん果敢にも大きいサイズに食らいついていてすごかったです。。。日本のかき氷よりもふわふわで、食べ応えがありました!
地元のスーパーにも行ってみました。商品名がハワイ語で併記されています!
日本食も、日本ルーツのハワイアン食も、たくさんあります。これだけ充実していれば「ハワイ、住める!」と確信(笑)
スーパーからの帰り道にはきれいな南国のお花が咲いていました。地面はここでも溶岩な感じ。やっぱり火山の島なんだなぁ~。
ちなみに、毎日ではありませんが、メインストリート沿いでファーマーズマーケットも開かれています。私たちが行ったときは火曜日の朝7時過ぎだったのですが、時間が早すぎたのか、あまり賑わわない曜日だったのか、ぽつりぽつりと開店しているくらい。今度は賑わっているときに再訪してみたいです!
<ファーマーズマーケット>
カイルア・コナは小さな街なので、徒歩でも海沿いのメインストリートの端から端まで歩けます。みなさんもぜひ、ぶらぶらと歩いてみてください!
5. 要チェック!お得に飲むならハッピーアワー
街歩きしていて気になったのは、多くのレストランに掲げてあるHAPPY HOURの文字。ハワイではお昼ご飯から晩御飯までの間の時間(お店にもよるが14~17時くらい)をHAPPY HOURということで、お得な営業をしているレストランが多いみたいなんです!
これは行くしかない...!ということで、HAPPY HOURのはしご酒に挑戦しました♪
エビの名店BUBBA GUMP
一件目はエビの名店BUBBA GUMP(ババ・ガンプ)。
14時からHAPPY HOURということで14時ジャストに入店!それほど混んでおらず、海にせり出したオシャレなテラス席を用意してもらえました!周りは欧米系の家族連ればかりで、みんなエビをむしゃむしゃ。テーブルではキモカワ(?)のエビちゃんがニッコリしています^^
ハッピーアワーメニューで生ビールと小エビのポップコーン揚げを注文!色の薄いビールはキンッキンに冷えていて、味もスッキリ、エビによく合う!いや~、海風に当たりながらのビールは最高ですね~
通常料金でしたが、どうしても食べたかったガーリックシュリンプも注文。殻付きでパリパリ、剥いたらプリプリ、ビール片手に、食べ進める手が止まらない・・・
お腹いっぱいになるまでエビを食べ続けたかったのですが、どうしてもはしご酒したい...!ということで2軒目へ向かいます!ちなみにBUBBA GUMPで私たちを担当してくれたウェイトレスのお姉さん、めっちゃかわいくてめっちゃ優しかったですよ~!また会いに行こっと♪
有名地ビールKONA BREWERY
ハワイの地ビールとして有名なKONA BREWERY。日本でも見かけたことがあるのでは?その名の通り、コナの地ビールなので、これは飲みに行かねば...ということで、醸造所に併設されているレストランへ。
テラス席へ案内され、いざ注文!ところがさすがは醸造所、オリジナルビールの種類がこんなにあるんです~~~~~
飲み比べしようと小さいグラスで注文したのですが、ウェイトレスのお姉さんがひとこと「まだハッピーアワーだから、大きいほうのグラスの方がお値段安いよ!そっち持ってくるね!」
ドーーーーーン!
まぁ、飲みますけど!(笑)
お料理はハッピーアワーメニューのナチョスと、ピザの名店ということでハーフ&ハーフのピザを(通常料金で)注文。あぁ、ビールがおいしい。幸せって、こういうことなんだな。
ハッピーアワーは17時まででしたが、その後見つけました、飲み比べセット。気になるビールを4種類選びます。
結局2人で6種類試しましたが、私のお気に入りはBig Waveという水色のラベルのビール。コナに限らず、スーパーで簡単に手に入るので、もちろん買って帰りました!
ほろ酔い気分でホテルまで歩いて帰り、プールサイドのビーチベッドで夜風に当たりながら酔い覚まし。いやぁ、幸せ。
6. 今だからこそ行ってほしい、ハワイ島
なんだか最後は飲兵衛日記になってしまいましたが、ハワイ島滞在、丸ごと全部大満足でした!今回ハワイ島では欧米系のバカンス客がほとんどで、日本人にはあまり街中で会わなかったのですが、やはり今は風評被害で日本人観光客が激減しているそうです。ですが、これまで書いたとおり、コナの街もマウナケアも、本当に通常通りです。火山の影響は全くありません。影響があるとすれば、日本人があまりいないこと。ホノルルだと日本人が多いですが、コナでは欧米の方に囲まれて、「欧米のリゾートに来てる感」が増します(笑)
ハワイ島に行こうかどうか迷っている方に、この記事がお役に立てれば幸いです。みなさんもハワイ島のすばらしさを、ご自身の目で見て肌で感じておなか一杯味わってみませんか?
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Ibu Ayu
- 旅行会社のアラサー女子。関西生まれ関西育ち、第二の故郷はインドネシア。