公開日:
最終更新日:
"商売繁盛"のパワースポット三嶋大社! お守りや御朱印などその魅力を紹介
静岡県東部に位置する、三島。伊豆や箱根付近にある三島は、新幹線で東京駅から1時間、名古屋駅から2時間弱というアクセスの良さです。
三島駅からバスで20分ほどの三島スカイウォークからは富士山をみることもでき、さまざまな楽しみ方ができるのもおすすめのポイント。ほかにもホテルや温泉も充実している施設ばかりなので、日帰りでも泊まりでも楽しむことができます。
そんな三島旅行を満喫したい方ならぜひ立ち寄ってもらいたいのが、「三嶋大社」。このエリアが伊豆国と呼ばれていた1334年頃から、地域でもっとも格式が高い神社と呼ばれていた三嶋大社は、商売繁盛のパワースポットとして知られています。
また三嶋大社はパワースポットとしてだけでなく、自然に触れたい方や歴史的建造物が好きな方にもぴったりな場所。そこで今回は参拝とともに梅雨の季節だからこそ楽しむことのできる紫陽花や、樹齢1200年とされる金木犀のご神木を見に、実際に三嶋大社へ行ってきました。三嶋大社の見どころやご利益、アクセス方法、購入できるお守りなどをくわしくご紹介します!
<目次>
"商売繁盛"の神様! 三嶋大社のご利益って? アクセス方法もご紹介
三嶋大社へのアクセス
静岡県三島市大宮町にある三嶋大社へは、JR三島駅から徒歩15分ほど。料金は、三嶋大社の歴史と資料を展示している宝物館のみ有料です。宝物館への入場料は、小・中学生が300円、高・大学生が400円、大人が500円。三嶋大社の歴史を深く知りたい方は、宝物館にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
ご利益
三嶋大社の主祭神は、一般的に恵比寿様として親しまれている大山祇命(おおやまつみのみこと(※))。福徳の神として知られ、"家門繁栄"や"商売繁盛"のご利益があるとされています。さらに、三嶋大社では厄除け効果も期待されているそう。
源頼朝が三嶋大社に祈願をしたおかげで戦に勝利したこともあるらしく、古くからパワースポットとして大切にされていた様子がうかがえます。
(※)記事公開当初、「大山祇命」の読み仮名を「おおやまつみ」と記載しておりましたが、正しくは「おおやまつみのみこと」でございました。お詫びして訂正いたします(2019年11月21日 たびこふれ編集部)
水辺と緑、季節の花々が楽しめる三嶋大社
まず、鳥居をくぐり境内へ入ると、「神池」と呼ばれる池がありました。神池にはカモや鯉などの生き物も。取材で訪れた6月には神池のほとりに咲き誇っていた桜が散り、新たに芽を出した緑にこの池が囲まれていて、ゆったりとした時間が流れているように感じました。
神池に沿って歩いたところにある神門をくぐり、本殿へ。この本殿付近には、強い「気」があるといわれています。ぜひ、参拝前にゆっくりと深呼吸をしてみてはいかがでしょうか。
参拝後、本殿内を散策すると、樹齢1200年ほどとされる、金木犀(きんもくせい)のご神木がありました。
秋になると黄色い花を咲かせる、金木犀。この金木犀のご神木は、国の天然記念物に指定されており、現在もっとも古く歴史あるモクセイといわれています。例年、満開時期は9月下旬から10月上旬だそう。
本殿を出て、神池を左手にみて歩いたところには、厳島神社も。広島県の厳島神社をはじめ、全国で500社あるといわれる厳島神社は池の中島に作られていることが多いそう。
こちらにある紫陽花と赤い橋の色合いが、とてもきれいでした。実際に、記念撮影をする方もいて、ひとつのフォトスポットとされている印象を受けました。三嶋大社に訪れた際は、ぜひ厳島神社で記念撮影をしてみてはいかがでしょうか。
春は神池のほとりに舞う桜、梅雨には紫陽花、秋には金木犀......。一年を通して、行事はもちろんのこと、季節の花を楽しむことができるのも、三嶋大社の魅力だと感じました。
ほかにも、源頼朝と北条政子が実際に腰をかけたといわれる「腰掛石」や、"東海道を歩く人の流れを整理していた"といわれる「たたり石」などもあり、歴史を感じたい方にもぴったりな場所だと感じました。
【お土産にもおすすめ】三嶋大社のお守り・御朱印紹介
最後に、実際に三嶋大社を訪れた際に購入したお守りと、いただいた御朱印をご紹介します。
左から、
- 御朱印帳(大・1500円、小・1300円)
- 健康幸せおまもり(800円)
- 仕事守(700円)
です。
商売繁盛のご利益があることからわかる通り、仕事関連のお守りが多いように感じられました。この「仕事守」と鯛の形をした「健康幸せおまもり」は、約30種類あるお守りのなかでも人気だそう。
「仕事守」は財布やカバンにいれて持ち歩きやすいサイズ。大事な業務の前、出世を祈りたい方にぴったりです。また「健康幸せおまもり」のかわいらしい鯛の形は「めでたい(鯛)」にかけているそうで、健康を保ちたい方におすすめ。三嶋大社で購入したお守りを肌身離さず持ち歩くことで、運気もアップしそうですね。
そして、いただいた御朱印は、こちら。
初穂料は300円。上に大きな朱印が押された、シンプルな御朱印です。
御朱印帳は大小の2種類、8色から選ぶことができました。どちらも社紋が入っているため、三嶋大社を訪れた記念に御朱印帳を購入してみてはいかがでしょうか。
今回は三嶋大社のご利益やアクセス方法、実際に三嶋大社を訪れたときの様子をお届けしましたが、いかがでしたか。
パワースポット好きにはもちろんのこと、歴史的建造物を近くでみたい方にもぴったりな、三嶋大社。この記事を参考に、三島"開運"旅をしてみては?
三嶋大社
- 住所:〒411-0035 静岡県三島市大宮町2丁目1-5
- アクセス:JR東海道新幹線、東海道線「三島駅」から約15分/伊豆箱根鉄道「三島田町駅」から約7分
- URL:http://www.mishimataisha.or.jp/
宝物館(三嶋大社に常設)
- 開館時間:午前9時~午後4時30分(入館は4時まで)
- 拝観料:一般500円 / 大学生・高校生 400円 / 中学生・小学生 300円
※詳細は公式サイトをご確認ください。
関連記事
Ranking静岡記事ランキング
-
高城つかさ
- 神奈川県出身の愛犬ジヌ(パグ)を愛するライター&フォトグラファー。趣味はアニメ鑑賞、観劇。バスで国内日帰り旅行をしたり、舞台を観に行ったりすることが多い。好きな食べ物はメロンソーダと焼き鳥。