見どころいっぱいのテーマパーク!石垣やいま村でリスザルと遊ぼう!

先日梅雨明けした沖縄の石垣は、これからが夏本番の観光シーズン!今回、石垣島在住ライターの私が、八重山の文化を体感できる施設「石垣やいま村」をご紹介します。 地方によくある退屈なテーマパーク(失礼!)と侮るなかれ。楽しい体験メニュー満載、その上、かわいいリスザルと遊べるおすすめスポットなんですよ!

目次

石垣やいま村ってこんなところ

石垣やいま村は、ラムサール条約にも登録されている「名蔵アンパル」に隣接する日本最南端のテーマパーク。村内の遠見台「アンパル塔」からは、マングローブの森越しに西表島を望む名蔵湾の絶景を楽しむこともできます。

201806_1_anparu.jpg

村内に点在する赤瓦の古民家は島の各地から移築・保存されたもので、国の登録有形文化財にも指定されている貴重な家屋(一部復元家屋あり)。

その古民家内ではシーサーの色付けや島ぞうりアート、サータアンダギー作りをはじめとした盛りだくさんの体験メニューが用意されていて、どれにチャレンジしようか迷ってしまうほど。

201806_2_taiken.jpg

昔ながらの八重山を思わせる風景、聞こえてくる三線の音色。のんびり散策しながら、見て、体験して、リスザルと遊んで......一人でもカップルでも家族連れでも、みんながゆったり楽しめるスポット、それが「石垣やいま村」なのです。

201806_3_sonnai.jpg

意外なほどハマる!かわいいリスザルの森

「リスザルの森」は園内の中程にあるエリア。中南米原産の「ボリビアリスザル」が自然に近い状態で飼育されていて、その数は現在は60頭ほど。

手のひらサイズのリスザルたちは、人間がエサ(200円のガチャポン)の入ったカプセルを持っていると、すかさず体によじ登ってきたり、木の上から肩や腕に飛び乗ってきたり!

201806_4_risuzaru_1.jpg

私もエサを買ってみましたが、お腹を空かせたリスザルたちがカプセルに群がって毛糸玉状態(笑)。カプセルの蓋をあけると、リスザルたちが小さな手を突っ込んであっという間にエサを食べてしまい、200円が一瞬で消えました......。でもかわいいので憎めません(笑)。

201806_5_risuzaru_2.jpg

エサが無くなると「もっと持ってるんでしょ〜?」とばかりに、賢いリスザルたちはリュックのファスナーを開けようとしてきたりバッグの中を探ろうとしてくるので要注意です!

「カバンは前にしっかり抱えて、カプセルを開けないで、振ったり転がしたりして音を聞かせても集まってきますよ〜」と飼育員さん。なるほどと、2個目のエサはアドバイスに従って長く楽しもうと思ったのですが、つぶらな瞳で見つめられてついつい蓋をあけてしまい、また一瞬で食べられてしまいました(笑)。

201806_6_risuzaru_3.jpg.jpg

すばしっこいリスザルですが、性格は穏やかで人懐こく、小さな女の子の手のひらに乗ってきたり、スカートの裾をひっぱたり、肩に乗ってきたり。リスザルを捕まえるのは禁止ですが、触るのは自由。ふわふわの毛並みを撫がたまりません! そして、男の子の肩の上に赤ちゃんザルを背負ったママザルを発見!

201806_7_risuzaru_4.jpg

飼育員さんによると、6月〜8月がリスザルの出産シーズンで、この子ザルは前日に生まれたばかりなんだそう!ぴったりママの背中にくっついて離れません。顔が見たい!

201806_8_risuzaru_5.jpg

再度エサを購入して(買いすぎですよね!)、ママの気を引き、やっと一枚だけ撮影に成功しました(ママがちょっとボケ気味ですが......)。小さなリスザルの、さらに小さな赤ちゃん。動物好きはもうメロメロです。 後から来たカップルも「ヤバい!エサやり楽しい!かわいい!」と言いながら何度もガチャポンを回していました。 小さな手でエサを受け取るリスザル、本当に愛らしいです。

余談ですが、おみやげ店にかわいいリスザルのマグネットが売ってました。今度行ったら多分買ってしまうと思います......。

201806_9_risuzaru_6.jpg

石垣やいま村 その他の見どころ6つ

さて、1時間くらいリスザルと遊んでしまった私ですが、もちろん他にもたくさん見どころがありますよ!一部をご紹介しますね。

1. 八重山の芸能に触れる「家あしび(ヤーアシビ)」

歌と踊りと笑い満載の八重山ショー(牧志邸にて10:00、13:00 、15:30開催)。おばぁのスゴ技(見てのお楽しみ!)や笑いのセンスに脱帽でした!

201806_10_yahashibi.jpg

2. インスタにアップしたい「琉球衣装体験」

洋服の上から3分ほどで着付完了! 気軽に体験できるのが嬉しいところ。手持ちのカメラでもたくさん撮影してもらえます。たまたま体験していたカップル、琉球衣装がとってもお似合いでした。

201806_11_ishyou.jpg

3. 一生の記念に「八重山古式結婚式(アイナーヨイ)」

園内では、八重山の伝統にのっとった結婚式「アイナーヨイ」を挙げることもできます!もちろん内地のカップルも大歓迎だそうなので、石垣島での式を考えているカップルさん、いかがでしょうか?

201806_12_wedding.jpg

4. 風景と生き物観察「マングローブ散策体験」

ラムサール条約湿地に登録されている名蔵アンパルにも、木道を歩いてアクセスできます。靴を汚さずに湿地を見学できるのが嬉しい!動植物に詳しいガイド(予約制)をお願いすることもできます。

201806_13_anparu_1.jpg

マングローブの根元に住む「ベニシオマネキ」

201806_14_anparu_2.jpg

5. 食事処「あんぱる食堂」とカフェ「農民の家」

園内にはビール、かき氷で一休みできるカフェ「農民の家」や、海を眺めながら食事が楽しめる「あんぱる食堂」もあります。

201806_15_cafe.jpg

地元の人にも「懐かしい味!」と好評なソーキそば定食、美味しかったです!

201806_16_soki.jpg

6. 番外編:石垣の星空を体感する「星空ヴィレッジ」

夜のやいま村では、石垣の星空を楽しむ「星空ヴィレッジ」が開催されています。7月~9月は毎日開かれているそうなので、私も今度行ってみたいと思います!(18:00〜21:30※最終受付19:50)。

いかがでしたか? リスザルちゃんたちはもちろんのこと、ヤーアシビのおじぃやおばぁとの交流もなかなか楽しい体験でした。石垣では失われつつある赤瓦の民家の佇まいも、とっても心に沁みました......。 みなさんも、海や山だけじゃない八重山の魅力を、石垣やいま村でぜひぜひ体感してくださいね! 私も近々また行きたいと思います!

基本情報まとめ

石垣やいま村 
■住所:沖縄県石垣市名蔵967-1
■営業時間:9:00〜17:30(最終受付17:00)
■料金:大人1,000円、小人500円
■駐車場:約100台
■休村日:無休
■アクセス: 石垣空港から車で約30分/石垣港離島ターミナル付近から車で約20分/石垣港近くのバスターミナルからは路線バス(川平リゾート線)で約30分
■公式サイト:https://www.yaimamura.com/

関連記事

>夕日も美しい石垣島の絶景スポット!御神崎灯台
>石垣島・底地ビーチの魅力!絶景やアクティビティ&周辺情報も紹介!
>沖縄・石垣島/曇りの日でも楽しめる観光ポイント ~シーサーパーク・工房~
>ゆったり時間を楽しむ、沖縄離島の旅

沖縄」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『沖縄』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Ranking沖縄記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

楢林見奈子

東京方面から勢いで石垣島に移住。シュノーケリングと西表島のジャングル探検、ヤギの世話と二度寝をこよなく愛するライター兼コピーライター兼エディター。ウェブサイト制作も手がけています。

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!