【エジプト】はるか昔ピラミッドに訪れていたあの集団!!

みなさんこんにちは!歴旅ライターのまえてぃーです。

いわずとしれた超有名なピラミッドとスフィンクス、世界的な観光地として有名ですね。しかし、今の私たちが生きるずっとずっと前から、飛行機もSNSもなかった時代に、なんとあの日本人たちが海を渡りこのピラミッドを訪れていたのです!

目次

古代エジプトより人々を魅了し続ける「ピラミッド遺跡群」

その人々とは、"サムライ"!

Japanese_Mission_Sphinx.jpg

教科書で日本のサムライ達がピラミッドを守るように立っているスフィンクスの横で集合写真を撮っている写真を見たことありませんか?なんならスフィンクスに乗ってるサムライもいる、こんなクールな集合写真、これまでにあったでしょうか。

実はこのサムライたち、幕府の外交使節団としてフランスに派遣されていた団体だったのです。今でいう外務省の職員といったところでしょうか。その年、1864年、今から155年前!!日本を出発し中国とインドを経てエジプトのカイロに寄った際、このピラミッド遺跡群に立ち寄り記念撮影をしたとのこと。

そして、その後フランスを訪れたサムライ使節団は、日本の何倍も先を行く西欧文明に驚き、当時鎖国中だった日本の開国の必要性を強く感じたそうです。(日本が馬で移動していた時、フランスではエンジンで走る車があった)、しかし幕府にそれらは受け入れられることはなく、日本はその後、欧米諸国との軋轢が増えていくことになります(;_:)

写真③.jpg
<残念ながら現在はスフィンクスの側まで行けることは出来ませんが、同じアングルに立ちことは出来ました!(サムライ達について記載されている相棒の教科書と共に)>

この一連の流れから、本物を知る・見るということは、考え方や価値観が洗練されていくという印象を受けました。まえてぃー自身、世界を旅して回ることで、これまで当たり前に思っていた考え方がちょっと広がったり、違いを受け入れられるような、心に余裕を持ったりすることができるようになりました。(絶対正社員じゃなきゃダメ、早く結婚しなきゃダメ、言いたいことは我慢する。。。など笑)

一方、西欧の人々からしても、このサムライ達のいで立ちはたいそう魅力的だったようで、パリでは注目の的だったという話もあります。今でも外国人にサムライや忍者が人気があるのが納得ですね。

歴史と一緒に旅をしよう

いかがでしたか?このサムライたちはきっと、フランスだけでなく、行く先々で日本とは違う文化を持つ人々と出会い、見分を広げていったと思います。それこそ、当時の日本が追い付けないほどに。今ではテレビやネットの発達で、旅をしなくても現地のことを知ることは簡単にできます。しかし、このサムライたちのように、時間をかけ、準備をし、移動をし、本物を見る、という経験を、ここエジプトでしてみませんか?そして、はるか昔に海を渡ったサムライたちと時を超えて同じ場所に立ち、同じ景色を見るという経験も、いいかもしれません。きっとどこか不思議な力が湧き出てきますよ。


写真④.jpg
<ピラミッドは想像以上の大きさ間違いなし!>

写真⑤.jpg
<ラクダに乗せてもらうときは料金交渉をお忘れなく。>

写真⑥.jpg
<夜のライトアップはとっても幻想的な景色に変わります。>

写真⑦.jpg
<背中に古代を感じながら現代の街並みを眺めるのもいいですね。>

写真⑧.jpg

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まえてぃー

元ノリノリ世界史教師。教科書に載ってたり載ってなかったりする世界の歴史ポイントをご紹介。旅のついでにそのロマン溢れた世界をご堪能ください。

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