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<簡単レシピ>家庭でお手軽フランス料理!ほうれん草のタルト
「フランス料理は手が込んで毎日の食卓にはちょっと......」とお考えではありませんか?実はそんなことありません!家庭で普通に食べるフランス料理は、シンプルで素材の味を生かしたものが多いんです。
今回は、子供たちにも大人気な「ほうれん草のタルト」のレシピをご紹介します。ほうれん草には、健康や美容効果の高い「ビタミンC」やがん予防やアンチエイジン効果もあると言われている「ベータ・カロテン」が豊富な食材なんですよ!バターの香り高いタルト生地にとろりと溶けたチーズ...やみつきになる事間違いなし?!
・料理を作った人:maisonviolette
ロンドン在住、2児の母親業とフルタイムの仕事でてんてこ舞いの毎日です。
・日本での実現可能度:★★★★★
お手軽の秘密はこちら。フランスの便利食材「冷凍ほうれん草」で時短!
フランスでは、写真のようにホワイトソースと混ざったピューレ状の冷凍ほうれん草が売っています。これを解凍して混ぜるだけなので、本当にお手軽時短レシピです。
テーブルセッティングができあがりました。
詳しい材料・レシピをご紹介していきます!
材料(4人分)
- ほうれん草 ....................... 600g
- 小麦粉 ........................... 130g
- 牛乳 .............................. 30cc
- バター ............................ 80g
- ピザ用とろけるチーズ ............ 30g
作り方(調理時間:30分)
【1.】小麦粉100g、バター50g、水少々を混ぜてタルト生地を作る。
★前日に作って冷蔵庫で寝かしておくと生地が馴染みます。
【2.】牛乳、バター、小麦粉でホワイトソースを作る。
【3.】ミキサーで細くし、茹でたほうれん草を加えてピューレ状にする。
【4.】タルト生地を伸ばしてタルト型に入れ、200度のオーブンで焼き色がつくまで焼く。
【5.】3のほうれん草のピューレをタルトに流し込み、 上からチーズを振りかけて200度のオーブンに戻し、チーズがとろけるまで焼く。
タルト生地を作って寝かせているところ。べちゃっとしてしまった場合は、このように上から小麦粉(分量外)を振りかけて寝かせておくと良いでしょう。
タルト生地をオーブンで焼いているところ。上に重しをのせて気泡ができないようにしていますが、気泡ができてもほうれん草の重みでつぶれるので心配しなくても大丈夫です。
生地ができあがりました。パン粉をのせて生地のサクサク感を保っていますが、これはなくても良いと思います。
ピューレとチーズをのせてオーブンで最後の焼き目をつけています。
チーズがこんがり焼けておいしそうにできあがりました。アツアツを召し上がれ!
作り方のコツ・ポイント
冷凍&味付きのほうれん草を使って時間短縮。チーズもピザ用に冷凍してあるのを使えます。特別なものは使用していないので、わざわざ買い物に行かなくても、普段ご自宅にあるものですぐできるレシピです。少し良いバターを使うと風味が生きるでしょう。
このお料理にまつわるエピソード
このレシピを始めて夫の母が作ってくれた時、最初は、「えっ、ほうれん草だけのタルト?!」と半信半疑でしたが、バターの風味が効いて、ほうれん草も甘く、とてもおいしいのです。食べればわかるシンプルな家庭のフランス料理。是非お試しください!
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maisonviolette
- 2001年よりロンドン在住。フランス・ノルマンディー出身の夫と結婚し、フルタイムに仕事をしながら、トライリンガルに育ちつつある息子と娘と暮らしています。イギリスとフランスをまたいで、ヨーロッパならではのゆとりある暮らしについて発信中。