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なんと片道300円で新幹線に乗れる!博多駅~博多南駅まで約8分間、博多南線の旅!
今回は乗り物好きなお子様がいらっしゃるご家族必見!夏休みの旅行プランの1つとしても最適な博多駅⇔博多南駅、往復新幹線の旅をご紹介します。
博多南線とは
博多南線とは福岡県福岡市の「博多駅」から福岡県春日市の「博多南駅」までを結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線です。 元々は博多駅を終着で営業を終えた新幹線が車庫に向かうための回送線でしたが、福岡市中心部への交通の便が悪かった新幹線車庫周辺住民の「乗せてほしい」という強い要望に応じてできたのが現在の「博多南駅」及び「博多南線」です。 以前はこの地域から博多駅へはバスで1時間程かかっておりましたが、博多南線ができたことで所要時間約8分と大幅に短縮されました!
片道約8分・料金300円で行けるお気軽旅♪実際の乗り方をご紹介!
まずはここからスタート!九州の陸の玄関口、博多駅です。 2011年に百貨店、大型雑貨店、映画館が入居する新駅ビルの「JR博多シティ」が開業し、 交通の中心としての機能だけでなく、ショッピングやエンターテインメント性溢れる街として生まれ変わりました。
乗車券の料金は印字されておりませんが、乗車券が200円、特急券が100円、計300円の切符を購入し、いざ出発!
下の写真は、2018年3月18日改正の博多南線ダイヤです。博多南駅は福岡市のベットタウンである春日市に位置しますが、同じく多くの住宅が立ち並ぶ福岡市南区、那珂川市(なかがわし)と隣接していることもあり、下校・退社時間帯の便が多くあります。
中でも那珂川市はこの博多南線の開業が一助となり、2018年10月に「那珂川町」から「那珂川市」へ!
総務省統計局国勢調査によると、旅客営業を開始した1990年の旧那珂川町の人口は36,576人、その僅か10年後の2000年には約1万人増加し45,548人、2015年にはとうとう5万人を突破し、はれて「那珂川町」から「那珂川市」になりました!
春日市と同様ベットタウンの印象が強い那珂川市ですが、天然温泉と料理が人気の「源泉野天風呂 那珂川清滝」や、キャンプも楽しめる「グリーンピアなかがわ」があり、近隣の市町村からも多くの人々が訪れる人気の街となっております。
片道約8分間の旅の始まりです!
席に座り一息ついて、一通りスマホを操作しているとあっという間!新幹線の車庫が見えたら到着の合図!博多南駅に到着しました。駅の真横に車庫があるので元々は回送線だったことが伺えます。
博多南駅に到着し、一旦駅の構外にでました。この日は休日のお昼の時間帯でしたので人は多くありませんでしたが、平日の通勤・通学時間帯になると多くの人々が利用するそうです。
復路は、往路に乗った新幹線の折り返し便でした。スリムな車体がかっこいい!500系こだま号に乗車!
山陽新幹線の始発駅である博多駅のさらに前の駅からの出発なので車内はこんなにスッカスカ! 行きと同じく約8分で博多駅に到着します。
往復新幹線の旅はいかがだったでしょうか? 距離にして8.5キロ、スピードも時速120kmに制限されておりますが、片道300円で新幹線に乗ることができる区間はここだけ!大人の私でも十分楽しめました! 列車好きなあなた!夏休みの旅行プランにお困りのお父さん! 是非博多南線を使って片道300円の新幹線の旅を楽しまれてはいかがでしょうか?
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植野 豪矩(かつのり)
- 福岡県生まれ福岡県育ち。息子、海でのルアーフィッシング、筋トレ、ランニング、旅、チョコレートをこよなく愛してます。一度しかない人生を有意義に過ごすべく、「体験」「経験」に重きを置き、昨日の自分を少しでも越えられる様プライベートと仕事に励んでおります。