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ローマ時代の遺跡が残る!コルドバの5つ星ラグジュアリーホテル

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記事投稿日:2018/05/09
最終更新日:2018/05/09

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ローマ時代には属州と首都として、またイスラム時代には後ウマイヤ王朝の文化の都として栄えたスペインの「コルドバ」は、異文化が混じりあったエキゾチックな雰囲気が漂う町。コルドバ歴史地区として1984年にユネスコの世界遺産に登録されています。そんなコルドバにある、じっくり滞在を楽しみたいラグジュアリーなホテルをご紹介します。

保存状態のよいローマ遺跡は必見

スペインには国営ホテルの「パラドール」をはじめ、昔のお城やお屋敷、修道院などの歴史的建造物を利用したホテルが多々あります。「オスペス・パラシオ・デ・バイリオ」もそのひとつ。16~18世紀に建てられたバイリオ宮を改築した、コルドバ初の5つ星ホテルです。

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<エントランスの奥にあるパティオ>

コルドバの高台に位置しローマ神殿にも近いこの場所には、ローマ時代からお屋敷がありました。20世紀半ばに地下から遺跡が見つかり、現在はその真上がレストランのテラス席になっており、床がガラス張りで遺跡を見ることができます。もちろん地下におりて見ることも可能です。細かなモザイクがきれいな状態で残っていることや、赤っぽい色はオリジナルであることに驚かされます。なんとそれだけではなく、ホテルのスパはローマ風呂を利用しているそうです。

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<ホテル近くのローマ神殿跡に並ぶレプリカの支柱>

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<床の下にはローマ遺跡が見え、壁には18世紀のフレスコ画>

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<地下にあるローマ遺跡のモザイク>

歴史的建造物+モダンなインテリアのセンスがすばらしい

イスラム時代も引き続きお屋敷として使われていましたが、1236年にコルドバをイスラム勢力から奪回したフェルナンド3世王は、臣下にこれを与えました。その後何回も所有者は変わり、今に至ります。まさに歴史的建造物ですね。もともとはワンブロック一帯が敷地だったものの、18世紀にその約半分がロス・ドロレス修道院とカプチノス教会建築のために寄贈されています。ちなみに前所有者はコルドバ大学の獣医学の教授、その前は闘牛士だったのだとか。

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<シンプルながらラグジュアリー感がある廊下>

ところどころにムデハル様式が採り入れられた歴史ある重厚な建物ながら、インテリアはモダンにまとめています。エレガントでシンプル。さすがは5つ星のラグジュアリー感です。コルドバ名物のパティオ(中庭)がホテルの敷地内にもいくつか点在しているほか、小さなプールのある緑あふれる庭園も。気を付けないと迷ってしまいそうな複雑なつくりなので、徹底的にホテルの中を探検するのが楽しそうです。

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<小鳥のさえずりが聞こえる緑あふれる庭園には小さなプールも>

全53室すべて内装が異なるこだわりよう

客室はスタンダード34室、デラックスルーム11室、ジュニアスイート4室、スイート3室、そしてグランドロフトスイート1室の計53室あり、どれも内装が異なります。一体どんな部屋に当たるのかわくわくしますね。

また、館内にはレストランとタパスバーがあり、コルドバの郷土料理をアレンジしたおいしい食事を頂くことができます。シェフは日本にも何度か行ったことがある日本好きの方で、日本料理とのフュージョンでイベントを開くこともあるそうです。支配人のアルベルト・ペレス氏も日本在住経験があり、日本語も操る日本びいき。なんだか嬉しいですね。

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<アペリティブ時にさっと用意してくれたアートなおつまみ>

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<落ち着いて食事が楽しめるレストラン>

徹底的に滞在を楽しみたいホテル

遺跡を見て、スパでのんびりリラックスし、夏ならプールにも浸かり、庭やテラスでお茶やカクテルを飲み、レストランでゆっくり食事をし・・・なんだかホテルの外に出ないまま1日が過ごせそうですね。ゆったりした部屋の中でタブレットを使って映画を観るのもよし、本を読むのもよし、こうなったら徹底的にホテルライフを楽しみたいもの。観光スポットの多いスペインをあちこちと見てまわる旅の中に、そんな1日を織り込んで見るのはいかがでしょうか?

オスペス・パラシオ・デ・バイリオ
・住所: C/ Ramírez de las Casas Deza, 10-12 14001 Córdoba
・電話: +34-957-498-993
・FAX: +34-957-498-994
・メール: palaciodelbailio@hospes.com
・WEBサイト: http://www.hospes.com/es/cordoba-palacio_bailio/

知れば知るほど惹かれるコルドバの町

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<花で飾られたパティオはコルドバの伝統>

イスラム寺院をそのままカトリックの大聖堂に使用している世界でも類を見ないメスキータや、白塗りで低層の建物の間を迷路のような細い道が縫うユダヤ人街、カトリック両王にコロンブスが謁見したアルカサル、鮮やかな花や観葉植物で美しく飾られたパティオなどなど、魅力いっぱいのコルドバ。バル巡りも楽しく、歩くだけでわくわくする町です。見どころが多いアンダルシアに位置するからか、日帰り~1泊程度で訪れる日本人観光客が多い印象があります。かつては私もそうだったのですが、訪れるたびに魅力のベールが1枚ずつはがれ、数日間じっくり滞在してみたい町になりました。その機会が訪れたら、このホテルに泊まってみたいものです。

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この記事を書いた人
田川敬子
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記事投稿日:2018/05/09
最終更新日:2018/05/09

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