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建築家・安藤忠雄氏設計の書店@上海で安藤ワールドを感じよう

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記事投稿日:2018/05/20
最終更新日:2018/05/20

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日本を代表する有名建築家・安藤忠雄(あんどう ただお)氏。その安藤氏の設計による書店が上海市内に2017年末にオープン。中国でも活躍する著名建築家が設計を手掛けたとあり、オープン時のニュースは地元メディアでも大きく取り上げられ、話題になりました。

展示会、写真集などで安藤氏の建築を目にすることはあっても、設計された建築物を実際に見て感じられる機会は日本国内でもなかなかありません。それがここ、中国上海でできるということで筆者も行ってみました。

地下鉄降りてすぐ!ショッピングモール「上海愛琴海購物公園」

安藤氏が設計を手掛けた書店は、大規模ショッピングモール「上海愛琴海購物公園」の中にあります。地下鉄最寄り駅は地下鉄10号線の「龍柏新村駅」。虹橋空港に近いエリアに位置し、上海市内中心部にある地下鉄「人民広場駅」からの場合、30分強の時間がかかります。

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駅名にある「新村」は日本語で言えば「ニュータウン」の意味。地下鉄龍柏新村駅を出れば街の風景が広がっています。上海愛琴海購物公園は駅の3番出口を降りてすぐです。

モールメイン棟内は吹き抜けがあり、明るい設計になっています。
モール内吹き抜け

建築家・安藤忠雄が手掛けた書店「新華書店」

安藤氏設計の書店はこのショッピングモールの7階にある「新華書店」。新華書店は中国各地に書店を展開している、中国では有名な老舗書店チェーンです。安藤氏設計の書店の別名は「光的空間(光の空間)」と呼ばれています。「光的空間」の面積は延べ1700㎡あります。

書店に一歩足を踏み入れると、通常イメージする書店とは一線を画す空間が広がっています。
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書店と言うよりも図書館のような、木のぬくもりが感じられる空間。店内全体は暗めのトーンで落ち着いた雰囲気なのですが、書籍はよく見えるように計算されています。

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中国らしく、孫氏の兵法の指南書があります。

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今年は戌年ということで、犬に関する書籍のコーナーも設けられていました。

店内の本を眺めながら歩みを進めていくと、「心庁(心のホール)」と名付けられたスペースがあります。微信图片_20180413142249.jpg

こちらももちろん書店のワンコーナー。書棚には建築や芸術関連の本を中心にそろえられています。スクリーンには安藤氏の建築を紹介する映像が上映されていました。

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上階部にも書籍があり、本にぐるっと囲まれているかのような感覚を味わえます。足を踏み入れた多くの人が感嘆の面持ちで内部を見渡していました。

心庁を出て、更に書店内を散策。
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店内の通路は広々としており、ところどころにソファも配置されています。

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本を読んだり、書き物をしたりするスペースです。私が行ったときにはPCを持ち込んで作業をしている人もいました。他にカフェも併設されており、店内でゆったりと長時間過ごすことができます。

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書棚の真ん中がくりぬかれて外の光が見える構造になっています。こんな設計は他ではなかなか見られません。

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日本に関する書籍も多数目にしました。こちらは中国でも大人気の熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」。中国語でくまモンは「酷MA萌」。日本語の「くまモン」の音の当て字とローマ字の組み合わせで書かれています。

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和食に関する本や、日本の旅行ガイドブックも販売されていました。中国の書店では日本人作家が書いた子供向けの絵本もよく見ます。書店の上階は美術館になっています。この「明珠美術館」も安藤忠雄氏による設計。

世界初開催!「安藤忠雄展―引領」

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同美術館では安藤氏の展示会「安藤忠雄展―引領」が開催されています。安藤氏の展示会が自身が設計する美術館で開催されるのはこれが世界初なんだとか。この機会にそちらも見学することにしました。

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安藤氏のこれまでの生い立ち、代表的な作品、新華書店「光的空間」の設計図や模型も展示されていました。この展示会を訪れていた中国人見学者の多くが20代位の若者で、誰もが熱心にパネルの一つ一つをじっくりと時間をかけて見ていたことが印象的でした。

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こちらは日本の香川県直島での安藤氏の設計の紹介。産業廃棄物の島から芸術の島へ生まれ変わった軌跡が上映されています。

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こちらは安藤忠雄氏の中国の建築設計実績のパネルです。北京、上海、浙江省、広東省、海南省、四川省といった中国各地に安藤氏の設計による建物があります。

普段の上海生活では触れることがない空気に触れ、展示を後にしました。

書店だけじゃない!ショッピングセンター内のユニークなスポットをご紹介!

その他にもこのショッピングセンターには楽しいスポットがあります。

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人工雪を降らせて1年中スキー、そり、ボブスレー等の雪遊びが楽しめる施設や

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モール屋上には乗馬クラブもあります。

どちらも上海の生活ではなかなか体験できないものです。週末には多くの人出がありそうですね。

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また、4フロア分、3フロア分一気に乗降するエレベーターも面白いです。エレベーター2回の乗り継ぎで7階に到着できます。

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モール内にはお店がたくさん。歩き疲れたらカフェでほっとひと息もいいですね。

モール敷地内別棟では「国民美食博物館」なるものが建設中でした。一体どんな施設なのでしょうか?完成が楽しみです。909195505941891997.jpg

また、今回は昼間の訪問の為に写真には納められませんでしたが、こちらの「上海愛琴海購物公園の広場」では毎晩20時半から20分間、音楽に合わせた噴水イルミネーションが開催されており、大規模で華麗な噴水ショーを楽しめるということです。

建築に興味がある方、一味違った書店の雰囲気を愉しみたい方、ぜひ上海愛琴海購物公園へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

■施設名:上海愛琴海購物公園(中国語表記:上海爱琴购物公园)

・住所:上海市闵行区吴中路1588号
※安藤忠雄氏設計・新華書店「光之空間」上海愛琴海購物公園7階
※書店内の見学・書籍の閲覧は全て無料
・アクセス:地下鉄10号線龍柏新村駅(中国語表記「龙柏新村」)3号出口すぐ

■上海明珠美術館イベント「安藤忠雄展―引領」

・開催期間:2017年12月30日~2018年5月20日
・当日券100元
・公式サイト:http://pearlartmuseum.org/cn

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阿信&しゃんはいさくら
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