ベトナムのトイレ事情! 公衆トイレは普通に使えるの?

海外、特にアジア圏を旅行する際に心配なのが、現地のトイレ事情ではないでしょうか。日本の公衆トイレは世界でも有数の清潔さを誇りますが、そうした環境に慣れている私たち日本人が、思わず戸惑ってしまうような海外でのトイレ事情は珍しくありません。

では、近年旅行先として人気の高いベトナムはどうなのでしょう? 今回は、特に女性の方が快適に楽しむためにもぜひ押さえておくべき、ベトナムのトイレ事情について、その情報を詳しく解説していきます!

目次

トイレを借りられる場所

土地勘がない街を観光するときには、トイレがどこにあるのか気になりますよね。特に気温の高いベトナムでは熱中症対策のために水分補給が欠かせません。でも、水分のとりすぎでトイレに行きたくなっちゃったらどうしよう......

トイレのことが心配でついつい水分を控えてしまう、なんてことにならないためにも、観光中に利用できるトイレの場所を事前にチェックしておくことをおすすめします。

実際にベトナムでトイレが借りられる場所は主に以下の4箇所があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1. ホテル

清潔なトイレを希望するならホテルのトイレがおすすめです。滞在先のホテルはもちろんですが、それ以外のホテルでも1階にあるトイレなら借りることができます。ただし、ホテルによっては稀に滞在者以外の使用を断っているところもあるので、事前にフロントで確認してから利用しましょう。

2. スーパーマーケット

ひと口にスーパーマーケットと言っても、ローカルなお店の場合には古いトイレも多く、神経質な方にはあまりおすすめできません。比較的清潔で洋式が主流の大型ショッピングセンター新しいスーパーマーケットのトイレを利用するようにしましょう。ただし、清潔なトイレであってもトイレットペーパーが備え付けられていないところもあるので、入る前には要チェックです。

3. 公園

公園によっては簡易トイレを設置しているところもありますが、清潔面を考えると入るのを躊躇してしまうのが実際のところ。特に女性の場合は治安の面でも心配なので、やむを得ない場合を除いては避けた方が良いでしょう。特に夜間の使用は厳禁です。

4. 有料トイレ

公衆トイレのそばに従業員がいる場合、それは「有料」という意味です。利用する際には1,000~2,000ドン(約4.7~9.4円/2018年4月現在換算レート)をその従業員へ支払い利用します。定期的に清掃がされているため比較的清潔ですが、有料トイレであってもトイレットペーパーがないところも。その場合には、従業員にお金を支払ってペーパーを購入しましょう。

店舗のトイレを借りる時のマナー

日本ではコンビニのトイレは比較的自由に使うことができますが、ベトナムのスーパーやコンビニ、カフェなどの店舗でトイレのみを借りる場合には、その店の商品を購入するのがマナーです。

もし購入するものがない場合は、定員さんにトイレを利用させてもらいたいということを伝えて、チップとして2,000ドン(約9.4円)程度を支払うようにしましょう。

男性トイレ、女性トイレの見分け方

ベトナムではトイレの表示もさまざまです。日本と同じように「WC」、「TOILET」と表示されている場合は分かりやすいのですが、場所によっては「NHA VE SINH (ニャー・ヴェ・シン)」とベトナム語で表示されているところも。

ちなみに「NHA VE SINH CONG CONG(ニャー・ヴェ・シン・コン・コン)」は「公共トイレ」という意味です。また、男性用と女性用のトイレも、場所によっては「NU(女性)」、「NAM(男性)」と表示されていますので間違えないように注意しましょう。

トイレは洋式?和式?

ベトナムの観光都市ではほとんどのトイレが洋式です。ただし、便座の上に足を乗せて和式トイレの様に使ってしまう人も多いため、衛生面での不安も残ります。

公衆トイレなどのように不特定多数の人が使うトイレを利用する場合には、除菌シートなどで便座を拭いてから使用するか、トイレットペーパーなどを便座部分に敷いて使用するなど、直接便器に肌が触れないようにしましょう。

温水洗浄便座の有無

日本では温水洗浄便座付きのトイレが一般的に普及していますが、ベトナムでは日本のような温水洗浄便座が付いたトイレはごく少数です。

その代わり、トイレの横にハンドシャワーが設置されているところも。ベトナム人は用を足した後にこのシャワーを使って洗い流します。

ただ、日本では使用することがないため使い方にはコツが必要です。上に向かって流してしまうと身体に水がかかってしまうので、斜め下に向かって流すようにしましょう。

トイレットペーパーの有無

ベトナムのトイレには、ペーパーが備え付けられていないところも多いため、常に水に流せるタイプのポケットティッシュを携帯しておくことをおすすめします。

ベトナムは水の流れが弱いトイレも多く、ペーパーが詰まってしまうこともあるので、ゴミ箱が設置されているトイレもあります。ゴミ箱が設置されているトイレであれば、ペーパーは流さずに備え付けのゴミ箱へ捨てるようにしましょう。

日本に比べて快適とは言えませんが、事前にトイレの基本情報を知っておけば安心です。気になる人は自前でウェットティッシュやティッシュなどを用意して対策しておきましょう。

>>>ベトナムに行くツアーはこちらから(阪急交通社)
>>>ベトナムに行くツアーはこちらから(HIS)

▼関連記事:

ベトナム」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『ベトナム』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

【ベトナム】ホーチミンの中心ドンコイエリアからベンタイン市場までを散策!

Rankingベトナム記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

旅の基本情報お届け部

旅が「楽しく」「お得に」「快適に」なる情報をお伝えします!

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!