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【オーストリア】宮殿で開催!優雅なイースターマーケットで春を感じよう♪
ウィーンではイースターの2週間前から、広場などでイースターマーケットが開催されます。クリスマスマーケット程規模は大きくありませんが、屋台が立ち並び、春らしいパステルカラーのデコレーションや、イースターのシンボルが並びます。ウィーン郊外の古城や宮殿の敷地でもマーケットが開かれ、週末のお出かけ先として人気です。今回は、そんな宮殿マーケットの中から、以前こちらの記事でご紹介した、「シュロス・ホーフ宮殿」でのイースターマーケットを紹介します。
<シュロス・ホーフ宮殿入り口>
ハプスブルク家の「女帝」マリア・テレジアと、国の英雄オイゲン公が愛した、離宮と広大な庭園を舞台に、春を感じさせるカラフルな屋台が立ち並びます。
開催時期とアクセス
■時期
シュロス・ホーフ宮殿のイースターマーケットは期間は通常、イースターの週末と、その1,2週間の週末です。2018年の場合、3月17,18,24,25,31日,4月1,2日の3つの週末になります。(イースターは毎年時期が異なりますので、事前に調べていくことをお勧めします)
■アクセス
ウィーンからのアクセスは、車でや電車でスロバキアの国境方面へ西へ1時間。マーケットの開催時期は、ウィーンや宮殿最寄りの鉄道駅からバスも出ています。
イースターマーケット
敷地に入ると、屋台が立ち並び、イースターのデコレーションとなるタマゴやウサギ、ネコヤナギなどの他、屋台グルメも豊富です。まだ肌寒いこの時期、暖かい食べ物で温まるものいいですね。
<イースターエッグもよりどりみどり>
<宮殿入り口付近の中庭の様子>
屋台は広い敷地のいたる所にあります。入り口の中庭の他、ありとあらゆる庭や、オランジェリーと呼ばれる温室内などに、主にイースターデコレーションや季節の食べ物を売るハンドメイドの屋台が並びます。
<屋内のハンドメイドのお店>
イースターならではのイベント
この時期には、子供向けには、タマゴやネコヤナギのデコレーション、クッキー作りなどのイースターの工作ワークショップの他、冒険コース、動物ふれあいエリアでエサやりなどの楽しいイベントもあります。
特にイースターのシンボルでもあるウサギに加え、ヤギやポニーやアルパカなどが放し飼いされているエリアは、家族連れに大人気。大人はゆっくり屋台でお買い物しながら、子供も自然に触れ合って楽しむことができます。
<動物ふれあいエリアで遊ぶ子供たち>
大人向けのイベントも盛りだくさん。季節の料理ショーや、タマゴのデコレーションワークショップ、ビオ食品の味見など、グルメ好きやハンドメイド好きの方にオススメです。
春の近づく庭園を楽しむ♪
また、イースターの週末には、子供向けに恒例のイースターエッグ探しがあります。バロック庭園に散りばめられたイースターエッグ探しは、ドイツ語だけでなく、すぐそばに国境のあるスロバキア語でも行われます。
<美しいバロック庭園。庭園の向こうはもうお隣の国スロバキア>
また、馬車に乗って、美しいバロックの庭園を一周するのもステキですね。
<庭園を一巡りする馬車>
まとめ
この広いシュロス・ホーフ敷地内には、レストランもいくつかあり、一日ゆっくりできる日帰り旅行先となっています。ちょっと遠出をして、マーケットでお買い物を楽しみ、宮殿や庭園を散策して、地元でとれた美味しいものを食べて、リフレッシュできますよ。
マリア・テレジアとオイゲン公が愛した離宮、シュロス・ホーフ。ウィーンの週末のお出かけ先として人気ですが、こういう特別なイベントの時に足を運んでみるのも普段とは違う楽しみ方ができていいかもしれませんね。
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ひょろ
- オーストリア、ウィーン在住。10年以上暮らしてもまだ新しい発見の連続のウィーンの魅力を、記事執筆、現地調査、ネットショップなどを通じてお届けしています。国際機関勤務を経て、バイリンガル育児の傍ら、ミュージカル観劇が趣味。