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軍艦島に行ってきました!
こんにちは!太平洋 渡(たいへいよう わたる)です。
2015年に世界文化遺産登録された軍艦島。正式名は「端島(はしま)」といいます。石炭産業において日本の近代化を成し遂げた炭坑で最盛期には5,000人以上の人が住んでいたそうです。その人口密度は東京の約9倍。島内には映画館やパチンコホール、ダンスフロアなども備えられていました。
今回は軍艦島クルーズさんで参加しました。船会社は主に5社ほどあります。それぞれに特徴があります。
受付にて承諾書にサインします。
こちらが今回の船【ブラックダイヤモンド】です。黒とオレンジの船体で目立ってます。
いざ出港!後ろには今年新築の長崎県庁の建物が望めます。
出港直後には明治日本の産業革命遺産のひとつ三菱長崎造船所を海側から見ることができます。
こちらのクルーズでは途中で手前の高島に立ち寄ります。上陸後、軍艦島の縮尺模型で説明がありました。
隣には石炭資料館があり、当時使われていた道具など見ることができます。
再び出港。遠くに軍艦島が見えてきました。
徐々に・・・
徐々に・・・
近づくほどに迫力があります。
このあたりで船がぐるっと旋回して両側のお客様が均等にみられるよう配慮があります。
この角度が一番軍艦らしく見えるスポット♪
さあ、いよいよ上陸です。
この日は韓国からの修学旅行客も含めて満席でした!
この日のガイドさんのお話は大変わかりやすく引き込まれました~。
島内にはプールまであったそうです。
大正5年に建てられた日本最古の鉄筋コンクリート造りのアパートです。東京や大阪よりも昔にこの場所に建てられたなんでおどろきです・・・。
炭坑の掘削に使われていたのでしょうか?過酷な労働条件でこの地で命を落とされた方は発表人数で200人以上。実際はもっと多かったそうです。
最後にガイドさんの言葉が印象にのこりました。「この風景は人口的につくられたものではなく、自然現象でこの様になったそうです。したがってこのままの姿での保存が非常に困難で、次に来られた時にこのような状態で見られるかどうかはわかりません・・・。今の姿をしっかり目に焼き付けてください。」
軍艦島、見る価値ありです。まだの方はぜひ訪れてみてください。
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太平洋 渡(たいへいよう わたる)
- 1967年ニューヨーク生まれ。太平洋を渡ってきましたのでこの名前になりました。これからもいろいろレポートしていきますのでよろしくお願いいたします!