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旅行で心から癒されたい......動物たちと触れ合える観光スポット10選
旅先で初めて見る風景や味わう食べ物に五感を刺激されることがあります。名所見物の観光にとどまらず、もっと脳を刺激するイベントを求めたいと考える人におすすめしたいのが動物との交流や観察です。
実際にその毛並みをなでたり、間近で見る動作に癒やされたり、そんな体験を目的に旅行先を選んでみるのはいかがでしょうか?
この記事では日本国内で動物とふれあえる人気スポットを10か所紹介していきます。
目次
- 1. 大久野島(広島県)
- 2. 田代島(宮城県)
- 3. 青島(愛媛県)
- 4. 旧野首教会(長崎県)
- 5. 黒島(沖縄県)
- 6. 御蔵島(東京都)
- 7. 地獄谷野猿公苑(長野県)
- 8. 奈良公園(奈良県)
- 9. 嵐山モンキーパーク(京都府)
- 10. 那須アルパカ牧場(栃木県)
1. 大久野島(広島県)
ウサギをもふもふしたくなったら瀬戸内海に浮かぶ大久野島(おおくのしま)に出かけてみてはどうでしょう?
瀬戸内海国立公園に指定されたこの島では、約700羽の野ウサギが出迎えてくれます。自然あふれるこの小さな島はぐるっとひと回りしても徒歩で1時間程度。展望台からは大三島や大崎上島などのしまなみを臨むことができます。他にも、テニスコートやサイクリングコースがあり、夏には海水浴やプールを楽しむことも。この島のウサギはとても人懐っこく、こちらから近寄ると物怖じせずに寄ってきてくれます。大久野島でウサギのかわいい姿に癒やされてみてはどうでしょう?
■〒729-2311 広島県竹原市忠海町
2. 田代島(宮城県)
石巻湾にある田代島(たしろじま)には大漁を祈る漁師が大切にしてきた猫神様が祀られています。島の中心に位置する猫神社周辺はもちろんのこと、島のいたるところに猫出没スポットが点在しています。そして、島内には漫画家のちばてつや氏と里中満智子氏が猫をモチーフにデザインを手掛けたキャンプ施設のマンガロッジ(定員は4-5名)があります。島に滞在するのであればぜひ宿泊してみたいところ! 猫だらけの漁師町にぜひ一度足を運んでみては?
■〒986-0023 宮城県石巻市田代浜
3. 青島(愛媛県)
<photo by Hisakuni Fujimoto>
青島(あおしま)は愛媛県側の瀬戸内海、いわゆる伊予灘に浮かぶ人口15人の島です。この島の主役は人間の数より多い百数十匹の猫。まず、大洲市の長浜港からフェリーで向かうと、船着き場に群がる猫達に圧倒されます。百数十匹いるだけに、島中いたるところに、猫、猫、猫! 猫好きにはたまらない風景が広がっています。ここはホテルはおろか自販機すらない小さな島なので、観光地化された商業施設とはかけ離れたのどかさに思わずほっとする人も多いはずです。
■〒799-3470 愛媛県大洲市長浜町青島
4. 旧野首教会(長崎県)
旧野首教会(きゅうのくびきょうかい)は五島列島の一つである野崎島の中心的存在でした。隠れキリシタンの島として、歴史あるこの地は現在ほぼ無人島となり、かつて学校だった木造校舎を利用した簡易宿泊所があるのみです。
海を見下ろす丘に建てられた教会からは、シカの群れを見ることができます。実は、野崎島には野生のニホンジカが400頭以上生息しているのです。人間に慣れていないため、近寄ると逃げていきますが、雄大な大地に佇むシカの姿は圧巻です。
■〒857-4709 長崎県北松浦郡小値賀町野崎郷
5. 黒島(沖縄県)
ハートアイランドとも呼ばれる黒島(くろしま)はサンゴ礁が美しいハート型の小さな島。ウミガメと触れ合うことができる黒島研究所があることでも有名です。施設内ではウミガメはもちろんのこと、ウミガメの赤ちゃん、サメ、マンタなどが飼育されており、沖縄ならではの生物と間近に触れ合うことができます。他にも有料でナイトガイドが実施されており、運が良ければウミガメの産卵に出会えるかも!?
■〒907-1311 沖縄県八重山郡竹富町黒島
6. 御蔵島(東京都)
<photo by Shinji>
御蔵島(みくらしま)は黒潮のおかげで温暖な気候風土に恵まれた南の楽園です。野生のミナミハンドウイルカと一緒に泳ぐことができるので、シュノーケリング好きにはまたとない良い思い出となるでしょう。島周辺に生息するイルカは約140頭。識別しやすい特徴を持つ個体には「三日月」や「右てんてん」などの名前がつけられています。
これだけのイルカを目にすることはなかなかできないため、イルカとシュノーケルを楽しむのもよし、船上からイルカをウォッチングするのもよし! 自分に合った楽しみ方を探してみてください♪
■〒100-1301 東京都御蔵島村
7. 地獄谷野猿公苑(長野県)
寒さをしのぐために世界で唯一温泉に入るニホンザルとして有名な猿山。檻も柵も設けず、ニホンザルの群れが自然のままに暮らしています。例え海外の森やサファリの中だとしてもなかなか見ることのできない光景です。
年中無休で営業している屋外施設ですが、サルが渓谷に湧き出た露天風呂に浸かるのは厳冬期に限られています。どうせ訪れるなら雪見温泉を楽しんでいるサルに出会える日を狙ってみてはいかがでしょう?
地獄谷野猿公苑について詳しくは「【長野】世界でここだけ!ニホンザルが温泉に入る地獄谷野猿公苑」をご覧ください。
■〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏6845
8. 奈良公園(奈良県)
奈良の大仏があることで有名な東大寺、春日大社、正倉院などを擁す総面積660ヘクタールの広大な公園です。修学旅行で訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。奈良に平城京が遷都された時代からこの地にシカが住んでいたとされています。1,000頭以上いる奈良公園のニホンジカと直接ふれあう手段はシカせんべい。ひとたびシカせんべいを手に持つと、たちまちたくさんのシカが群がってきます。その多さに最初はびっくりしますが可愛らしいシカたちの表情にすぐに癒されるはずです♪
■奈良県奈良市
9. 嵐山モンキーパーク(京都府)
京都の街を見下ろす嵐山にあるサル園です。標高160mの頂上からは、京都タワーなど京都市内を一望できる絶景が広がっています。施設の中で1番の人気スポットとも言えるのが、頂上にある小屋でのサルの餌やり。なんと人間のほうが檻に入って、金網越しにサルに餌をやるというスタイル。こんな至近距離でサルと戯れられることは滅多にないので、ぜひ一度体験してみては?
■〒616-0004 京都府京都市西京区嵐山中尾下町61
10. 那須アルパカ牧場(栃木県)
<photo by Tsuyoshi Kikuchi>
おっとりとした顔立ちに長い首、癒し系の動物として日本でも人気が高いアルパカを約400頭飼育しています。南米アンデスの高地が故郷のアルパカは高温が苦手で、避暑地としても有名な那須高原で大切に育てられています。白い柵の中でさまざまな毛色のアルパカが草を食べる様子は牧歌的で、見ているこちらの気持ちもほっこり。5月末から6月にかけて行われる毛刈りは一大イベントになっています。
■〒329-3223 栃木県那須郡那須町大島1083
いかがでしたか? 生き物との交わりを通して、自然と繋がる旅行やツアーも悪くありません。気になるスポットがあったら、ぜひ自身でも検索をして問い合わせを。上記の内容を参考にして、限りなく自然に近い環境に置かれているかわいい野生動物にぜひ会いに行ってみてください。きっと心癒される休暇になるはずです。
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