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中国のお菓子いろいろ♪
スイーツ大国、日本。スイーツのお店の数、専門性、お菓子の種類は世界一とも言われます。そんな日本で過ごしているとおいしいお菓子を探すのに苦労することはありません。海外へ行くとそれぞれの国にそれぞれのお菓子があることがわかります。また、お菓子を好む国とそうでない国があるのもわかるかもしれません。中国はどうでしょうか。
例えば、みんな大好きなチョコレートですが、中国ではあまり食べる習慣がありません。なぜでしょうか。最近は西欧文化の影響により中国のお菓子にも変化があるのは確かですが、それでもチョコレートを日常的に食べる人はそこまで多くはありません。なぜなら、中国では甘いものは子供が食べるものだという考えが古くからあるからなのです。飴玉をなめるのも子供という感覚があるのです。しかし、この感覚も最近の若者にはあまりないようです。
ではここで、中国の定番お菓子を紹介していくことにしましょう。
最初に紹介するのは、中国人なら誰でも知っているこのお菓子です。
手前に写っているのは、麻花(マーファー)というお菓子で、ねじってある形が特徴的です。甘い味としょっぱい味の二種類が定番です。他にも生姜や胡麻などを使って作ってあるものもあります。これはとても有名なお菓子なのでお土産などにも人気です。スーパーなどで個包装になっているものはお土産に便利ですね。
奥に写っているお菓子もよく道端で売られているお菓子です。目の前を通るとおいしそうな甘い匂いについつい買ってしまいます。
このお菓子はシャチマというお菓子です。スポンジを少し固くしたくらいの型さで、とてもおいしいです。少し油が気になりますが、その油がおいしさの秘密でもあります。私はこれを食べたときはいつもお酒のおつまみのソフトいか天ぷらの味を思い出すのですが、他の日本人に言わせると私の舌はおかしいようです。でも、天ぷらの衣だけを集めて凝縮し甘く味付けした感じの味がします。とてもおいしいので中国へ行った際はチャレンジしてみてください。
これは酸っぱい果物のシャンジャーという実を使ったお菓子です。中国ではこの実を使ったお菓子がたくさんあります。これは、その実をペースト状にして固めたものです。独特の酸っぱさと甘みが癖になる味です。
最後に紹介するのは、中国版ベビースターラーメンです。中国へ行くとこれを食べている子どもたちをよくみかけます。日本のベビースターラーメンはばらばらになっていますが、中国のものはミニ味付きインスタントラーメンといったところでしょうか。自分で好きな大きさに割りながら食べます。
中国にはまだまだ日本にないおいしくて、面白い(?!)お菓子があるのでこれからも紹介していきたいと思います。中国へ遊びに行かれる際はスーパーのお菓子コーナーをのぞいてみてくださいね。
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波多野真琴
- 中国在住4年。 翻訳業の傍ら現地の人との交流から中国四千年の歴史と文化を勉強中。