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バリ島で憧れのオーダーメイドにチャレンジ!
こんにちは。
最近テンペがブームで、バナナの葉に包まれた1個35円のテンペを買い込んでは、素揚げや照り焼きにして毎日楽しんでいるこの頃です。
今日は女性なら一度は作ってみたい、サイズにこだわる男性にもおすすめの、洋服のオーダーメイドについてご紹介します。
元々バティックやイカットなど織布の生産地として有名なインドネシア。
女性用民族衣装のクバヤはひとり一人のサイズに合わせて仕立てる事も多く、バリ島にはそこら中に「Tailor」と書かれた小さな縫製屋さんがあります。
多くのTailorは100%ローカルのお店で英語はまず通じません。
また約束事に非常にルーズな島なので、期日に仕上がるかはかなり微妙です。
(滞在中に出来上がらない可能性大)
そんな中、インドネシア人の友人が教えてくれたのがクタにある「アルタ・モーダ」。
外国人経営のお店で、1.英語が通じる、2.生地が種類が豊富、3.(だいたい)期日通りに仕上がる、4.(だいたい)希望通りに仕上がる(※サンプル必須)、5.EMSによる国外発送も対応!という素敵なお店。
まず店構えがすごい。外観から想像出来る通り、バリ島の紳士淑女御用達のお店のようです。
中に入るのにまず勇気が入りますが、えいっと大きなドアを押すといきなり生地の洪水!
店内があらゆる色・柄の生地で埋め尽くされています。
布好きな方なら布チェックだけで2時間は楽しめますね。
アルタ・モーダは1階が布+会計、2階が布+サロンになっていて、近くにいる店員さんに「こんな生地を探してる」と言うとそのエリアまで連れて行ってくれます。
今回は、お気に入りのシャツをサンプルに白いコットンシャツを作るつもりだったので2階のコットンエリアに移動。
30種類以上の中から布を選んでいる瞬間、贅沢な気分が味わえてかなり楽しいんです!
生地が決まったら仕立て担当のおじさまが登場。
仕立ての相談ができるのは3〜4人しか居ないので、混んでいる時は相談待ちになります。
サロンでコーヒーなどを出してくれるので慌てずに待ちましょう。
おじさまにサンプルのシャツ(既製品)を見せて「これと全く同じものを」と伝え、「ただし丈を3センチ長く、襟のボタンをもう一つ増やしてね」と注文しました。
ここで重要なのは必ずサンプルを持っていくこと。
これがないとまず希望通りのものは出来上がらないと思ってください。
サンプルはそのまま預けて服が出来上がる時に返却されます。
希望を伝えた後でおじさまが料金を算出します。
今回は、シャツを作るのに必要な布が2m・約Rp.100,000と、仕立て代が約Rp.350,000で、合計 Rp.450,000(約4,500円)という算出になりました。
仕立て代の明確な料金表などはなく、計算式はおじさまの頭の中にあるようです。
既製品シャツはRp.300,000で購入したものだったので(作った方が安いと思ったのに高いじゃん!)とやや落胆しつつ、(いや、ここまで来て止める訳にいかないっ)と笑顔で合意。値引きは2枚、3枚とまとめてオーダーすれば可能です。
1階に戻って料金を支払い注文書を受け取ります。
仕上がるのは7日後の夕方5時、何はともあれ楽しみ!
・・・結局取りに行ったのは10日後。
約束の日に取りに行ったら出来上がっていなかった友人の話を聞いていたので余裕を持ってみました。
注文書を見せると透明なビニール袋に入ったマイシャツが出て来ました〜!
ここでのポイントは、見て確認するだけでなく必ず試着してチェックすること。
今回は期待以上のパーフェクトな仕上がりで満足でした!ただ、コットンを選んだので思ったより暑い〜。
サンプルだけでなく生地選びも重要だなと一つ勉強になりました。
アルタ・モーダの店員さんは英語がとても流暢で、欧米のお客さんは自分たちだけで注文に来ています。
英語に自信があるなら自分で、もし細かいニュアンスを伝えたければ日本語ガイドさんと行くのがおすすめです。
仕上がりの日だけは余裕を持って、間違っても帰国日当日に仕上がるようなスケジュールにはしないで下さいね!
仕上がりチェックは出来ませんが日本へのEMS発送も対応してくれます。
今回のシャツ作りは一応成功したので、次回はワンピースに挑戦したいと思います。
それでは次回まで、サンパイジュンパ!
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コニちゃん
- 寒いのが苦手で25歳で長野からバリ島へ。リゾートと伝統が混在するこの島でフリーランス暮らし。ウェブデザイン&マーケティングが本業で時々ライターにも。