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アーユルヴェーダに興味がある人必見!シンガポールで本場南インドの施術が受けられる
アーユルヴェーダと聞くと「額にオイルを垂らす、あのスパのいちメニュー?」と思われる方もいるかもしれませんが、実はれっきとしたインドの伝統医療で今や世界中で注目を浴びている健康管理法の一つ。アーユルヴェーダの本場は南インドといわれていますが「インドへいきなり行く勇気がない・・・」「スパのメニューではない本物の施術を試してみたい」という方にお勧めなのがシンガポールにあるアーユルヴェーダセンター。ここAyushには南インドのアーユルヴェーダ医師やセラピストが在中しており、本物の施術を体験することができます。今回はその様子をご紹介します。
事前の予約がお勧め
飛び込みでも空いていれば施術を受けられるかもしれませんが、混雑していることもありますので事前にメールか電話で予約をしておくと安心です。アーユルヴェーダの予備知識がある場合、希望する施術だけを受けて問診をスキップすることもできますが、初めての場合はアーユルヴェーダ医師の問診を受け、自分の体調にあった施術を決めてもらうことをお勧めします。予約の際に、医師のコンサルテーションを受けて施術を決めたいと伝えてください。Ayushに入ったらまずは受付で名前と予約時間を告げ、しばし医師の問診を待ちます。
アーユルヴェーダ医師による問診
問診ではまずは自分が抱えている健康上の問題を伝え、脈診を受けます。場合によっては、舌診や様々な質問を受けることもあります。それらを元に医師が患者の体質診断をします。アーユルヴェーダでは自分が本来持っている体質のバランスが崩れた時に不調が出るとされており、そのバランスを整えるための施術が決められます。
アーユルヴェーダの細かな理論を知らなくとも、Ayushでは施術一覧とそれぞれの効用、価格リストがあり、丁寧に説明してもらえますので心配ありません。少々不眠気味の筆者は、アビヤンガ(ABHYANGAM)というオイルを使った全身マッサージとシロダーラ(SHIRODHARA)というオイルを額に足らす施術を受けることになりました。
施術メニューの一部
気になる施術室
施術室は完全個室で清潔。ここで紙パンツ一丁に着替えます。少し戸惑うのはセラピストが施術室で着替えを温かく見守っていること・・・。実は南インドでもこれは同じだったので、インドはそういう文化なのかもしれません。気になる場合は着替え中は外に出てもらうようお願いすれば問題ありません。アビヤンガはオイルを頭にすりこむヘッドマッサージから始まり、木でできたベッドに横たわり全身をオイルでくまなくマッサージしていきます。その後、シロダーラという額に生温かいオイルを垂らし続ける施術に移ります。約一時間の施術でした。
良い思い出にするための留意点
どの伝統医療でも同じですが、施術の効果には個人差がありますのでご了承を。また施術は基本的にオイルを使用しますので、肌がセンシティブな方は特にご注意ください。施術後は体や髪についたオイルをタオルで拭いてはもらえますがここでシャワーを浴びることができませんので、一日の終わりに行くか一旦ホテルへ戻ってシャワーを浴びた方がいいかもしれません。
ちなみにAyushでは今後、アーユルヴェーダの理論や実技のワークショップの開催も計画しているそうです。中医学と並ぶ世界三大伝統医療の一つであり、奥が深いアーユルヴェーダ。本場インドに挑戦する第一ステップとして、安全で快適なシンガポールでまず本物に触れてみるのもいい経験ですよ。
ショップ情報
店名:AYUSH AYURVEDIC PTE.LTD.
住所:146 Race Course Road Singapore 218595
営業時間:月~日 9:00-21:00
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にっしー
- 国内外と転々としながら、好きなことをしている関西人。お茶の産地を旅するのがライフワーク。