【ポルトガル】リスボンでの地下鉄・メトロの乗り方をご紹介。おすすめは乗り放題の「1日券」購入です!

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<リスボン市内、期待を裏切らない天気>

イースターも過ぎ、連日ぽかぽか陽気が続くリスボン。日なたと日かげの温度差の違いが著しく感じられるのは、夏の到来を知らせる証です。

そんなリスボンを、限られた時間の中で効率良く楽しんで満喫するためには、移動手段の選択はかなり大きなポイントとなってきます。そこで今回は、リスボンでの地下鉄(メトロ)の乗り方についてご紹介させていただきます。

目次

リスボン市民の通勤の足を支える「地下鉄」

リスボン市内では、「地下鉄」、「路面電車」、「ケーブルカー」、「バス」、そして「タクシー」を利用することができます。その中でも、リスボン市民の通勤の足を支える存在であるのが「地下鉄」です。

車社会であるリスボンの交通事情の影響を直に受ける路面電車やバスなどよりも、地下鉄は時間の計算などが容易で、プランニングが簡単な乗り物だと言えます(特に路面電車の線路は、車道の上に設置されており、路上駐車などで車両が通れなくなり、詰まってしまうことなどが多いのです)。

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<途中で「詰まってしまい」、後方の路面電車に追いつかれてしまう路面電車>

リスボン空港へも直結

乗り方さえマスターすれば非常に便利な地下鉄(ポルトガル語ではMetro(メトロ))。ポルトガルおよびリスボンの玄関口であるウンベルト・デルガード空港(一般的にはリスボン空港と呼ばれることが多いです)へも直結しており、また、5分から8分おきに1本は運航しているため便利です。

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<空港の地下鉄の駅。全地下鉄の駅のシンボルは「M」の文字>

リスボンの地下鉄料金は時間制

地下鉄およびリスボン市内の交通機関を使うには、課金可能なプリペイドカードを購入し(地下鉄の発券機や街角のキオスクなどで購入可)、必要な移動料金を課金する必要があります。

リスボン市の地下鉄の路線は全部で「赤」、「青」、「黄」の3路線。そして利用料金は「時間制」になっており、基本利用料金は1.45ユーロ(約188円/2018年10月現在)です。

この料金体系は1時間のうちに地下鉄とバス、またはその他のリスボンの交通網(路面電車やケーブルカー)を組み合わせて利用できるものになっていることを意味します(1.45ユーロで同じ交通網を2度利用することはできないため、地下鉄であれば、1度改札を通って利用が終われば、再度課金する必要があります)。

おすすめは、乗り放題の「1日券」プラン

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<地下鉄の駅構内にある発券機。タッチスクリーンなので、まずはタッチしてスタート>

様々な交通券の種類がある中で、私のお勧めの料金プランは「1日券」プランです。カードの発券料金と合わせて6.65ユーロ(約861円/2018年10月現在)で、リスボン市内の主な交通網が乗り放題のプランです(発券料金が50セント、1日券の料金が6.15ユーロです)。

※注意:国鉄や船などを含める料金もありますが、一般的には利用しないため、ここでは地下鉄、路面電車、バス、ケーブルカーの利用料金が含まれたプランをご紹介させていただいています。

上記カードが買える場所は主に2か所。地下鉄構内の窓口または発券機か、市内の「Payshop」との看板がある「キオスク」です。主な購入方法は、キオスクや窓口であれば「ワンデイチケット、プリーズ」と伝えれば、「OK」との返事が返ってくるのがほとんどであります。発券機での購入に関しては、発券機のタッチスクリーンの左下に表示されているイギリスの国旗のマークをタッチすると、英語に表記が変わるようになっているため、ポルトガル語よりも購入が容易くなります(1日券であれば、Carris/Metro 24hを選択)。

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<地下鉄の改札にて。改札の通り方は、SuicaやPASMOと同じです>

駅構内のエスカレーターが壊れて止まっていたりと、「ポルトガルらしい」一面に遭遇する場面もあるかと思いますが、「しょうがない、海外だから」とポジティブにお考え頂ければ幸いです。

日本×ポルトガル合作映画の舞台を旅しよう!

日本とポルトガルの合作映画「ポルトの恋人たち 時の記憶」が、2018年11月10日(土)から公開されます。この映画の舞台となったポルトガルの地を巡るツアーもありますので、是非チェックしてみてください。

映画の舞台を巡るポルトガルのツアーはこちらから
※上記ツアーは終了しています。

本記事は2017年5月に公開していますが、2021年3月に一部リンク修正しています。

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安藤助徳

ポルトガル在住13年目の安藤です。日本とポルトガルの架け橋になるべく、日々奮闘中です!

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