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毎年春にライトアップ!ロマンチックな倉敷美観地区の魅力

記事投稿日:2018/03/17最終更新日:2018/08/22

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サムネイル・トップ写真:写真AC

倉敷市は瀬戸内海に接し、岡山県の県庁所在地である岡山市の西隣に位置する市です。山陽本線と伯備線が乗り入れるJR倉敷駅で降車して、そこからてくてくと歩いて行けるアクセスの良い場所に、白壁の町並みで知られる「倉敷美観地区」があります。

岡山県が誇るこの美観地区は、歴史ロマンが薫る「天領」の地。お花見シーズンに訪ねれば桜と美しい町並みのコラボが、日没後にはさらにライトアップされた幻想的な光景までもが堪能できます。

※以下、写真は全てイメージです。一部写真はクリエイティブコモンズライセンスに基づいて掲載しています。

参考:クリエイティブコモンズ公式サイト(外部サイトに遷移します)

倉敷美観地区の観光は、どんな人におすすめ?

JR倉敷駅から南へ徒歩約10分、倉敷市の中心部にある倉敷美観地区。ここは倉敷市の美観地区景観条例に基づいて定められた町並み保存地区です。

その特徴は伝統的な日本建築が残されていること。白壁の土蔵、塗り造りの町家、倉敷格子の窓を持つ宿、そしてレトロモダンを感じさせる大原美術館などの施設が、江戸後期~大正時代の雰囲気を今に伝えています。

路地にはギャラリーや雑貨店、カフェなどが並び、白壁と格子窓のある家々と共存。現在も約200世帯の人々が暮らしています。美観地区の中心を流れる倉敷川の川畔(がわはん)も、この町の象徴です。

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出典:写真AC

江戸時代の終わり頃から明治、大正、昭和初期へと至る、古いのにどこか新しさを感じさせる雰囲気......そんなロマンティシズムが好きな人なら、足を踏み入れた途端にしっとりと心地良い気分に浸れること間違いなし。日本の風情を味わいたい人、レトロモダンな町並みの中を散策したい人、そして歴史好きな人にとってもたまらない場所のはず。ぜひ一度は足を運んでみてほしい町です。

散策するときは、レトロモダンな装いにするのはいかが?

倉敷美観地区の雰囲気にどっぷりと浸るのであれば、近隣のお店で着物をレンタルしたり、お気に入りの和服でおめかししたりするのはいかがでしょうか?着物だけでなく、矢絣袴やモガ(モダンガール)ファッションをまとうのも素敵ですね。

江戸後期~昭和初期それぞれの時代をイメージした装いでカフェやアンティークショップを巡れば、タイムスリップしたような気分になれること間違いなしです。

お花見の時期に、倉敷美観地区へ行ってみよう!

倉敷美観地区を訪れるなら、おすすめは春の桜が満開の季節。倉敷のお花見シーズンは3月下旬~4月上旬で、この時期に訪ねれば、町家の間に咲く桜を眺めながらそぞろ歩くことができます。この時期の倉敷は気候も穏やかで、4月に入れば20℃近くまで気温が上がる日もめずらしくありません。

川舟や人力車で優雅なお花見も......ただし、大人気なので注意!

倉敷川の川沿いにも、有名な柳並木の他に桜がちらほらと咲いています。そこでおすすめしたいのが、船頭さんが舟をこいでくれる「くらしき川舟流し」や、町の中を走る人力車。これらに乗って、優雅に桜と町並みを眺めるのも贅沢な楽しみ方です。

ただし、どちらも人気な上に川舟流しは当日券しか購入できません。川舟流しを希望される方は倉敷美観地区に着いたら真っ先にチケット売り場へ行かれることを、人力車を希望される方はインターネット予約が可能なお店を探しておくと安心です。

参考:倉敷市公式観光サイト|くらしき川舟流し(外部サイトに遷移します)

また、倉敷美観地区の南端である入船橋から粒栄橋までの倉敷川沿いには、約3kmに渡って1,000本前後のカワズサクラが植えられています。まだそれほど大きくは成長してはいないものの、3月上旬~下旬に可愛いピンクの千本桜が花咲きます。

夜のライトアップは絶好の撮影スポット!

日中に散策するイメージが強い倉敷美観地区ですが、実は通年で日没~夜間まで、さまざまな建物がライトアップされています。夕日が沈む頃には、あちらこちらが景観照明の光に包まれ始め、白壁や格子窓を浮かび上がらせます。倉敷川の川面にその光が映るのも幻想的。

このライトアップは、世界的照明デザイナーの石井幹子さん(※)がプロデュースしたものです。ライトアップの時間帯は、4月~9月は日没~22:00、10月~3月は日没~21:00です。ただし、2017年開催時は毎週土曜日のみ18:00~21:00と、通常と異なる時間帯になっていたため、おでかけ前に確認しておきましょう。

※註:石井幹子(いしい もとこ)さんは関西では大阪城や姫路城、関東では東京タワーや歌舞伎座など、さまざまな有名スポットのライトアップも手がけられています。

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出典:写真AC

3月頃に行けば、より一層ロマンチックな「春宵あかり」を楽しめる

3月初旬(または2月下旬)から中旬まで、倉敷美観地区では特別な催しが開かれます。

「倉敷春宵あかり」という特殊なライトアップ演出がそれで、和傘やキャンドルのあかりが倉敷川畔に並び、町家などには影絵あかりが投影されます。いつも以上に美しく幻想的な光景が出現するとともに、初日や最終日にはコンサートや花とうろう、川舟流しなどのイベントも催されます。

2018年は、3月3日、10日、17日、18日の18:00~21:00に開催予定。詳しくはその年の「倉敷春宵あかり」オフィシャルサイトをご覧ください。

Photo-by-puffyjet-倉敷美観地区 Kurashiki Bikan historical quarter-CC-BY-2.0.jpg
Photo by puffyjet[倉敷美観地区 Kurashiki Bikan historical quarter](CC-BY-2.0)

こちらの写真は日中のイメージです。夜間になると和傘がほんのりとライトアップされ、幻想的な風景を楽しめます。

倉敷美観地区のライトアップでは、どこを見るべき?

ライトアップの時間帯に見てほしいのはまず、建物の美しさでは「倉敷館」。1917(大正6)年に倉敷町役場として建てられた、国登録有形文化財にも指定されている木造の洋風建築です。

倉敷川が「くの字」に曲がる場所にあり、橋を渡って反対岸から照明に包まれた様子を望んだり、街灯とともに川面に映り込んでいる様子を眺めたりすれば、その美しさに時間を忘れるひとときを過ごせます。

町並みの様子を楽しむなら、その倉敷館からも近い「旅館くらしき」周辺も素敵です。町家の格子窓から漏れるオレンジ色のあかりも照明の一部になって、映画やドラマのセットのような雰囲気に。古い町並みの情緒を十分に堪能できます。

もう一つ、「中国銀行倉敷本町出張所」も見逃せません。1922年(大正11年)に第一合同銀行の倉敷支店として建造されたルネサンス風の建物で、夜の見どころはステンドグラスを使用した8つのドーム型の窓。こちらも思わずカメラを構えたくなる美しさです。

倉敷美観地区の公式サイトでも、推奨撮影スポット情報が紹介されていますので、参考にしてみると良いでしょう。

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出典:写真AC

倉敷美観地区へ行く前に知っておきたいこと

倉敷美観地区は観光地として名高く、人気のエリアです。この項目ではお出掛け前に知っておきたいことをご紹介しましょう。

混雑を避けるなら、平日に行くのがおすすめ

過ごしやすい気候で桜も咲く時期は特に人出が多いため、できれば平日に出かけたり、ランチの時間をずらしたりするのがおすすめです。

車で行く方は、予算に余裕を持って

車で行かれる場合、駐車場はコインパーキングが中心。いわゆる観光地価格なので、長時間過ごす場合は、パーキング代を多めに見積もっておきましょう。

歴史好きの方、ライトアップを楽しみにされる方はココに注意

倉敷民藝館、日本郷土玩具館、倉敷貯金箱博物館、倉敷刀剣美術館と、倉敷美観地区は興味深い博物館も豊富。これらを訪ねるなら、半日以上の余裕を持ってスケジュールを立てておきましょう。

一方、ライトアップが始まる日没後は、多くのお店が閉まります。その分、ゆっくりと倉敷らしさを味わいながら見て回ることができるでしょう。ただし、ライトアップが終わるとあたりが真っ暗になってしまうので足元には十分注意してください。

日中は多くの観光客で賑わい、夜はライトアップが行われ、1日の終わりまでロマンチックな気分に浸れる倉敷美観地区。より一層雰囲気が高まる、桜舞う春の時期に訪れてみてはいかがでしょうか?

倉敷美観地区公式サイト

https://www.kurashiki-tabi.jp/

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