(c)tourismcambodia.com

小ぢんまりとした、カンボジアの下町の名に相応しい年「コンポン・チャム」。プノンペンからタクシーで約2時間、カンボジアの中で3番目に大きくカンボジア一番の人口を擁する。一方、緑が美しい町として知られ、のんびりとカンボジアの観光が楽しめるのも魅力だ。

街の中心は、コンポンチャムマーケット。マーケット内には、衣料品や雑貨、生鮮食料品の店がぎっしりと並び市民の生活に欠かせないスポットとなっている。

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夜はナイトマーケットとなり、数十軒の屋台も登場する。東南アジアらしいマーケットで、衣料品などの店が軒を連ね夕涼みがてらブラブラと訪れる地元の人で賑わう。見どころは町中から離れた場所に点在するためバイクタクシーを1日チャーターして回るのがおすすめ。バイクタクシーは、コンポンチャムマーケット周辺で拾える。

町一番の観光スポットは、「ワット・ノコール」。12世紀に建てられた寺院遺跡で、4つの楼門をもつ周壁に囲まれた造り。内部のクメール寺院建築の主祠堂は、見応えがある。天井や壁面にはブッダの一生を表現した、とても美しい壁画がかかれていて、見るモノを魅了する。

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コンポンチャムとトンレバットを結ぶ「スピアン・キズ（絆橋）」にも立ち寄ってみよう。日本による無償援助で建設された橋で、橋の前には記念碑も建てられている。この橋のおかげで周辺を往来する交通も便利になった。

夕食は、メコン川沿いにあるレストランがおすすめ。カンボジア料理のほか、中国、ベトナム料理、バーガーやサンドイッチなど多種多彩な店が並ぶ。欧米からのバックパッカーが多いせいもあり、格安で泊まれるホテルやゲストハウスも多い。ホテルではレンタサイクルの貸し出しもしているので体力に自信があれば、1日サイクリングでスポット巡りもいいでしょう。