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メキシコ吹きガラスを卸売り価格で購入できるカリブ海の店
日本のガラス工芸、吹きガラスでできる様々な製品はとても素敵ですね。実はメキシコにも吹きガラスの伝統があるんです。今回はメキシコ吹きガラス作品を卸売り価格で購入でき、ガラス職人が作品を作っている作業場も見学できる場所をご紹介します。
メキシコの吹きガラスのルーツ
メキシコ、吹きガラスの歴史は1535年から1542年の間にスペイン人がプエブラ州で作ったことから始まります。スペイン人が伝授した方法で作られたガラス工芸は実はあまり長続きはしなかったそうですが、その後今から何百年も前に再度吹きガラスが外国から伝えられ広まり、その後メキシコ吹きガラスはメキシコの重要な芸術と伝統の1つになりました。
吹きガラス店 "vidrio soplado mexicano"
プラヤ・デル・カルメンにご旅行にいらして、普段の観光に飽きたなと思った時、またはガラス工芸に興味があるという場合は、卸売店でもある吹きガラス店 "vidrio soplado mexicano"(ビドゥリオ ソプラノ メヒカノ)に是非立ち寄ってみてください。場所は町の中心部からはタクシーで約15分程です。
お店は住宅街とも言える静かな場所に位置しているので、ちょっと違ったプラヤも見ることができますよ。店の経営は32年と長く、お店から見学できる工場では、メキシコ人のガラス職人さん達が熱心に1つ1つ愛情をこめて、素晴らしい作品を作っているのを見ることもできます。
お店で見ることのできる作品はおしゃれなものばかり
店内には数えきれないほどのコップがまず目に入ります。そのデザインも豊富でどの色を見ても素敵なので、どれを買ったらいいか迷ってしまうくらいです。ですが、並んでいるのはコップだけではありません。イグアナやドルフィンなど海関係のガラスの置物や、ガラスでできたフルーツボウル、ピッチャーまたはとてもお洒落なランプまであります。
また、このお店の1番のヒット商品とも言えるのが、ガラスでできたハートの飾り物。こちらとても可愛らしく紐で吊るせるように上の部分に小さい穴が開いています。どこに吊るすかはアイデア次第です。私はお庭の木に可愛らしく飾っているのも見たこともあるし、カーテンレールに吊るしても、キッチンに飾ってもいいでしょう。色々な色があるのも嬉しいです。
メキシコ吹きガラスの値段って安くはないのですが、この店は卸売り店なのでとてもリーズナブルなお値段で購入することもできます。ちなみに私は以前ドルフィンの置物を贈り物として購入しましたが、お値段は約300ペソ(日本円で約2,100円)でした。ガラス工芸にご興味ある方は是非、訪れてみてくださいね。
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Yu Larraz
- 2009年よりメキシコ在住。カリブ海のキレイな町で英語教師、日本語教師の傍らWebライターとしても活動中。