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世界遺産地区の壮麗なカナルハウス「バッグとお財布の博物館」

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記事投稿日:2018/02/12
最終更新日:2018/02/13

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今と昔の可愛くて素敵なバッグが一杯!

世界有数の博物館密度を誇るアムステルダムには、大小様々色々な博物館がありますが、その中でもこの「バッグとお財布の博物館」はひときわ個性的で魅力のある博物館です。特に女性や、ファッションやデザイン好きの方は何度でも足を運んでみたくなる場所です。

この博物館は、世界遺産地区のヘーレン運河沿いにあり、歴史のあるカナルハウスをリノベートして作られたもので、中はまるで昔の貴族の優雅なお屋敷。17世紀に建設された当初はアムステルダム市長の住まいであり、以降も数多くの名士が住んだ家でした。「バッグとお財布の博物館」となったのは、2007年。所蔵コレクションは、中世から現在までのもの約5,000点から成り、この種の博物館では世界最大級だそうです。

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中世から現在までのバッグのデザインを通して歴史を学ぶ

館内では、1500年代から現在まで、年代ごとにバッグとお財布が説明のパネルと共に展示され、バッグが時代と共にどのように変化してきたのか、ということが分かります。16世紀にはバッグはポケットへと変わり、この頃から男性はバッグを使わなくなり、ほとんど女性専用の持ち物となったそう。

下の写真は、リモージュと言われる結婚式の結納金袋。エナメルや磁器に花嫁と花婿の肖像画が描かれ、ビーズや刺繍で装飾され、身分が高いほど豪華なものが贈られたそうです。現在の紙の封筒とは比べものにならないぐらいゴージャスですね。

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16世紀には、婦人の間ではベルトに装着する「シャテレーヌ」と呼ばれるチェーンが流行していたそうです。このチェーンには鍵、時計、ハサミ、指貫、裁縫道具、印章(ハンコウ)、小さな薬箱など、日常必需品が下げられ、その数が多ければ多いほど身分が高いことを表していたそうです。

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ビーズやパールをふんだんにあしらったバッグは、ジュエリーの域。キラキラ可愛くて溜息が思わず出てしまいます。

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プラダのビンテージも。

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こちらは、ヒラリー・クリントンが愛用していた猫のバッグ。クリントン家で飼われていたフェリックスキャットをモデルに作られたものだそう。デザイナーは、ジュディス・レイバーだそう。この他にも、エリザベス・テイラーやサッチャー英首相など各界の女流名士のバッグが並べられていました。

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インティメートな雰囲気のガーデン

コレクションだけでなく、設備も素敵な博物館。お天気が良ければ、花の咲く可愛らしいガーデンでのんびりと休憩することが出来ます。

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オランダ黄金時代の「period room(ビリオド・ルーム)」でハイ・ティーも!

当博物館にある「period room(ビリオド・ルーム)」に一歩足を踏み入れれば、まるで17世紀のオランダ黄金時代に遡ったかのような感覚を味わえます。この部屋は予約制のハイ・ティー専用の部屋です(ウェブサイトで予約可)。17世紀の格調高い見事なインテリアで飾られた部屋で、博物館オリジナルのハイ・ティーをゆっくりと満喫することが出来ます。アムステルダム観光のハイライトのひとつとなること間違いなしですね!

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Tassenmuseum Hendrikje(バッグとお財布の博物館)
ウェブサイト:https://tassenmuseum.nl/en
住所:Herengracht 573, Amsterdam
開館時間:10:00 - 17:00 (毎日)
休館日:展示替えなどのために臨時休館日があるためウェブサイトで要確認



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親松恵子
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最終更新日:2018/02/13

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